住みやすさランキングは、どう調べているの?

住みやすい街
近代的で便利ながら、緑も多い街並みを持つ都市がランクインされる傾向にあるようです
憧れの海外生活……。でも、“一人で行く!”となると不安な面もありますよね。
「治安は大丈夫なの?」「クルマがなくても生活できるの?」
など、家族や友達から心配されることもよくあること。
「でもパンレットには『住みやすい街』ナンバーワンと書いてあったよ」と答えることにしても、「でも、それって、イツ、誰が、どんな基準で調査したものなの?」と自分自身が疑問に思ってしまった経験はありませんか?
いわゆる“住みやすさ”のランキングは、世界の大都市の調査機関やメディアなどが独自に調査し発表しているものがいくつかあります。

その中でも、有名な調査の一つがイギリスの経済誌「エコノミスト」系の調査機関「エコノミスト・インテリジェンス・ユニット(EIU)」

このEIUの調査基準としては、人口に対しての「教育機関」や「病院・福祉施設」、「警察」などの数、公共の施設(例えば公民館や体育館など)の数と利用頻度、交通機関や商店街の整備、カルチャー施設の数、ライフラインの確保、物価、人口の増減などを、総合的に判断して結果をまとめています。

この調査の面白いところは住みやすさを“hardship”=「生活の困難度」で表している点です。EIUが「人口の安定性」「医療・保健」「文化と環境」「教育」「社会構造」の5分野をさらに細かく40項目にわけ、それぞれの困難度を0~100%で採点し、世界の130都市をランキングとして発表しています。この「生活の困難指数」の数がが少なければ少ないほど「住みやすい」とされています。
住みやすい街
交通の便も「住みやすさ」の評価の対象になります

困難度は0~100%で表されますがその数値は以下のように理解されます。
■0~19%:ほとんど困難はなく住みやすい
■20~29%:いくつかの困難が発生することもあるが、日常生活には問題なく過ごせる
■30~39%:いくつかの問題が日常生活に支障を及ぼしている
■40~49%:日常生活が実質的に抑制されている
■50%~:日常生活がさまざまな面で制限されている

そこで今回はイギリスの経済誌「エコノミスト」系の調査機関「エコノミスト・インテリジェンス・ユニット(EIU)」が2005年10月に発表した最新の“住みやすさランキング”結果を見てみましょう。

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