ワーキングホリデービザを手に海外生活を実現する日本人の数は、年々増加しています。日本ワーキングホリデー協会の発表によると、2003年のビザ発給数は合計2万917人で、10年前と比較すると2倍以上! 「ワーホリで海外仕事体験」は、身近な選択肢のひとつとなりました。

ワーホリの是非については、個人の経験や見聞に基づいたたさまざまな意見がありますが、その全体像について語られる機会は滅多にありません。今回は、昨年末に厚生労働省から発表された「海外就業体験と若年者のキャリア形成に関する調査」の結果から、ワーホリやインターンシップで実際に海外で仕事体験をした人たちの実態にせまってみたいと思います。

【海外就業体験と若年者のキャリア形成に関する調査概要】
  調査対象: 2003年12月までに帰国した海外就業体験の参加者(出国時年齢は35歳未満)
  実施時期: 2004年8月
  有効回答数: 1538人(うちワーキングホリデーの経験者は約73%)
  男女比率: 男性19% 女性81%
  平均年齢: 27歳10ヵ月
  平均期間: 約5ヵ月

「海外で仕事体験」を選択した動機

厚生労働省のまとめでは、「キャリア志向的な回答がある一方、 モラトリアム的な傾向を含む回答をする人も多い」と指摘されていたのが、海外就業体験の動機。「現実逃避の傾向も」と報道した新聞もありましたが、みなさんはどう思われますか?

そもそも、ワーホリというのは、「休暇を楽しみながら、異なる文化、生活、習慣などを体験することを通して、国際理解を深める」ことを目的とした制度。まさに、海外で生活したいという思いや憧れを抱いたり、将来を考えるための時間が必要と感じたりしている多感な10代後半~20代の若者を対象にしているわけです。「遊学も大いに結構!」というのが、旅も仕事も学校もOKという自由度の高いワーホリの趣旨にのっとった姿勢なのではないでしょうか?

ワーホリ&インターンシップの平均費用>>