最近、私自身も、新卒者・経験者の採用活動に関わるようになって来ました。採用活動を通じて感じたのですが、候補者と面談する際に、注目する資格というのは確かにあります。ただし、先に申し上げておきますが、どの資格を持っていれば就職できるという資格はありません。資格というのは、あくまで自分の能力を証明する上で補完的な意味を持つに過ぎないのです。人事担当者の目は節穴ではありません。彼らは、第1回目の面接の時から、候補者の持つ能力・経験を必死に見極めようとします。多くの企業で、表向きには資格は参考程度と宣言しているのではないでしょうか?
 しかし、悲観することはありません。資格を持っていれば、少なくともその資格が認定する能力を持っていることが証明されるのです。特に、業務経験の無い新卒者にとっては、資格は無いより有った方が有利なことは確かです。
 ではどのような資格のどのレベルを目指せばよいのでしょうか?以下に、知り合いの人事担当者の話や、私自身の経験をもとに、採用の際に参考にする資格をご紹介しましょう。

業務の内容 資格名称 必要となるレベル 関連カテゴリ
英語能力 実用英語検定 いわゆる英検は、何級なら評価されるかというと、2級以下ではほとんど意味をなさないと考えてよいでしょう。新卒、中途を問わず準1級以上は必要だと思います。 英語に関する資格
国連英検 一番上から特A、A、B、C、D級と続く。新卒・中途と問わずB級以上
TOEIC 最近の新卒者は高得点を持っている場合が多い。新卒でも600点以上あった方がインパクトは強い。900点以上あれば面接官は驚き、興味を持つはず。
TOEFL もともとは米国に留学する際の英語力を測るテストだが、学術的な英語能力を測る目安にもなる。500点以上。
IT能力 情報処理技術者試験 初級シスアドと、基本情報処理技術者は合格ライン。もちろん、より上位の資格であるに越した事はない。情報処理部門でなくとも評価される場合が多いので、事務系志望者も取得しておいた方が良いでしょう。 情報処理関連資格
MOUS いまやWord,Excellはビジネスマンの常識。MOUSは、資格試験の中でも特に実践的と言われており、取得の意義は大きいと思います。
経理能力 日商簿記 会社の仕組みを理解する上でも有意義な資格。2級以上が望ましい。 経営・金融・税務に関する資格
秘書能力 秘書検定 女性が所有している場合が多い資格。秘書以外の職種に就く場合も評価される資格。秘書の希望者は2級以上を持っていた方が良い。 ビジネス実務全般


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