今回は、先日発表されたXMLの新しい資格「XMLマスター:プロフェショナル(データベース)」についてご紹介します。

XMLマスターの詳細については、XMLマスターを目指す!をご覧ください。

XMLマスター試験とは

XMLマスターは、XML技術者の育成を目的として2001年10月にスタートし、現在資格取得者が1万4000人を超え、今後さらに増えると予想されます。
このXMLマスターには現在、(1)XMLマスター:ベーシックと(2)XMLマスター:プロフェッショナルの2種類があります。ベーシックは、XML標準仕様における用語や概念、及びXMLデータの作成能力等の基礎技術力が試されます。プロフェッショナルは、ベーシックの上位資格であり、XMLを活用したアプリケーション開発やシステム構築能力を試されます。いずれの試験も、個人のXML技術を向上させるものであり、XML技術を客観的に評価できるものです。

このようなXMLマスターに、新たに「XMLマスター:プロフェショナル(データベース)」が追加されました。従来の「XMLマスター:プロフェショナル」は、「XMLマスター:プロフェショナル(アプリケーション)」となり、プロフェショナル資格が2つになります。両資格とも「XMLマスター:ベーシック」に合格していることが前提になります。

尚、新試験は2007年12月に全国のアール・プロメトリック試験センターで受験可能となる予定です。
XMLマスター新資格を発表!
XMLDBの技術力を認定する新資格!

新資格の狙い

XML技術者育成推進委員会運営事務局の穴沢悦子氏によると、この「XMLマスター:プロフェショナル(データベース)」資格創設の背景には、XMLデータベースエンジニアの不足が挙げられるということです。従来のデータベースは、リレーショナル・データベース(以下RDB)が中心でしたが、RDBはデータ構造が変更になると、データベース構造を変更するのが大変でした。例えば、従来メーカーが直にユーザーに製品を販売している形態に、新たに代理店経由の販売が加わると、注文情報には代理店コードや代理店価格などの項目が必要になります。RDBの場合はこのような時に、項目を追加するか、あるいは新規テーブルを追加し、外部キーを設定するなどの処理が必要になります。しかし、XMLデータベース(以下、XMLDB)の場合は、このような変更に簡単に対応することができます。
itkeiei
XMLデータベース技術を身に付けよう!

このようにXMLDBは変化するビジネス環境に素早く対応できるものなのです。これまでDBエンジニアの方はリレーショナルフォーマットだけに精通していればよかったですが、オラクル、DB2、SQL Serverなどの主要なDBもXMLフォーマットのサポートを開始しており、これからのDBエンジニアには、XMLデータベースを扱える必要がでてきているのです。

徹底比較!RDB対XMLDB
XMLマスター新資格の狙い