「インターネットも結局のところ『社会』であり、社会性を高めていくことがすなわちインターネットをよくすることにつながる」
と、私はいつも思っています。

ただ、実社会と少し違った特性があるのは間違いないですけどね。
まったくそんなつもりもないのに、リンクをたどっているうちに昔の知り合いの消息にたどり着いてびっくり、とか。実際には遠く離れた場所にいるのに、「世間は狭いなあ」などと思ってしまいます。

「全人類が隣人である」というのがインターネット社会の特性のひとつです。
こういうといいイメージを持つかもしれませんが、もちろん隣に住んでいるのはやさしい善人ばかりではないわけで、インターネット社会でうまく生きるには「いろんなお隣さんとどうやってうまくやっていくか」ということを考えつづけることがとても重要なのです。

今回は、そんな『社会』のことを考えさせられるリンクを集めてみました。


◆ 国家は光ファイバの速度についていけるか?

まずは以下のHotwiredの記事をご覧ください。

Hotwired Japan: セキュリティー専門家が語る現代米国社会の「危険な妄想」


2つの溝を埋められる人材が必要です。オタクとそうでない人々の双方と対話ができるような。ハイテク畑の人々――つまりはオタクですが――を、今のような草の根運動を超える、何らかの有意義なかたちで政治に参加させたければ、人間と社会をよく理解していて、ときには妥協する術も知っている経験豊富なテクノロジー専門家の存在が欠かせません。

オタクの人々は――私自身もそうですが――ハイテク機器やネットワーク、あるいは『スラッシュドット』で誰が何を言ったというようなことにばかり気を取られる傾向があります……。議員になって遜色のないようなオタクにはあまりお目にかかったことがありません。でも、私はそんな人を探し続けていきますし、きっと現れると信じています。

この点、まったく同感です。日本でもそろそろ、ハイテク畑出身の国会議員の登場が必要です。さもなければ、ITに関する極端な政策や法案が連発される状況はいつまでたっても改善されません。

ただ、「マトリックス」は楽しい映画ですけれども、「これを見て衝撃を受けた」というのはちょっと今さら感がありますが。1948年に書かれたジョージ・オーウェルの「1984」の世界が“実現”してから、もう20年経ってますし。