パソコンの売り上げ自体が減っているわけではないようだが、Windows Vistaは思ったように売れていないようだ。
Windows Vista SP1がリリースされたこともあり、Vista自体の値下げなどを含め、マイクロソフトはこの夏に様々なキャンペーンも開始するようだ。その中には本数限定のアップグレード版ながら、Windows Vista Home Basicを9,980円(税抜き)で販売するようなものもあり、販売面でのやる気は感じられる。

Windows Vista 9980

ノートパソコンだけで考えれば、電源管理やハードウェアも含めたセキュリティ機能は、Mac OS XやUbuntuなどには当面追いつきそうにないほどWindows Vistaの機能は豊富だし高度だ。
Windows XPなどで統一しているような企業ならともかく、最近の周辺機器やソフトを使う限り、個人ユーザーがVistaを選んで困ることはないだろう。使い勝手は変わるだろうが、Vistaにしたことによる生産性の低下はないのではないかと思う。

個人的に、Windows Vistaは日常に使用するOSの一つではあり、基本的に悪くはないとは思うが、一つだけどうしても我慢できないことがある。

それがフォントが不細工なこと。

Windows Vista以降のフォントが不細工

正確に書けば、Windows Vista以降で採用されたJIS 2004対応の「MS Pゴシック」や「MS UI Gothic」の一部のビットマップフォントが若干修正された。この中に含まれる一部のフォントが、筆者の個人的な感覚ながら不細工だと感じるのだ。
より正確に書けば「MS Pゴシック」、「MS UI Gothic」のバージョン2.5以降のビットマップフォントでデザインが変更された、一部の文字デザインのことだ。

JIS 2004以前の、Windows XPまでに使われていたフォントは、JIS 90対応で、これらのフォントで変更された目玉は漢字の字体が変更されたこと。
たとえば葛飾区の「葛」、味噌の「噌」、辻雅之の「辻」などが該当するが、この字体の変更は今回の件とは直接関係ない。
この件に関する詳細はJIS X 0213:2004に関連する情報について 日本工業標準調査会などで。

今回、フォントが不細工としているのは、英数字のフォントである。百聞は一見にしかず、比べていただきたい。

Windows Vista Font
大きな画像

いかがだろうか、MS Pゴシック 10ポイントで英数字がかなり改良されているのがわかると思う。MS Pゴシック 9ポイントはあまり変わらないが、「2」のデザインが変わり、バランスがかなり悪くなっているというのが個人的な印象だ。

これはフォントを見やすくした改良