私は、脊髄損傷の車椅子常用者です。

我々車椅子でも気軽に宿泊できる 宿がないか探しておりましたら、なんと中野市のお隣り山ノ内町湯田中温泉 にあるではないですか! 現在、湯田中温泉には2軒のバリアフリ-の宿があります 今回はその内の1軒に宿泊しての体験レポ-トをいたします。

9月12日、私が宿泊しました宿 「旅館 はくら」と言います。普通、旅館と名前が付くと和風のイメ-ジが強いのですが、ここの宿は「和」も取り入れた旅館でした。 1997年新装オ-プン以来毎年2.500人~3.000人のお客様の利用が あるとの事です。

入り口には目のご不自由な方の為にフロントまで点字タイルがあり、また 廊下の壁には手すりも・・・各階には車椅子利用可能なトイレが完備され とても安心感が持てました。

客室は2階~3階にあり、和室と和洋の2種類がありました。私が案内されたお部屋は手前にベッドのツイン、奥に和室という設定になってました

私が泊めていただいたお部屋のベッドの一つは電動になっていまして ボタン一つで上下します。車椅子の方の介助の時はベッドを上下させて 行えます。

ただ難点が3つほど・・・
まずお部屋のドアの鍵の位置が高い・廊下の トイレのドアも同様 (これに関しては現在利用しやすい方法で検討中との事です)
二つ目に、お部屋のトイレの手すりが不安定なこと。
三つ目に、お部屋の中の洗面台・・・洗面台の下に車椅子が入らない
などが気になりました。

車椅子でも温泉に浸かりたいとの要望から、専用の車椅子に移って、浴室内の壁に取り付けてあるリフトを使用して車椅子の円座の部分を切り離しそのまま浴槽に入ることが出来ます。 (この器具についてはリハビリ温泉施設には見られるが一般の温泉では画期的だと私は思います)

また車椅子の方お一人の宿泊や家族が付き添っていても入浴の介助まではうまく出来ないと言われる方には宿の方が介助のお手伝いをして下さるそうです。 (温泉の入浴に際して貸切の時間指定もできます)

脱衣場と浴場の間には段差がありませんので、私も入り口で車椅子から降り浴室の洗い場までずって行き身体を流して浴槽までお風呂マットの上を移動し浴槽に入りました。いや~大きなお風呂は気持ちがいいな~~~一人でそんなことをつぶやきながら暫く浸かっていましたよ。
・制作:03/11/20・更新:03/12/01・04/08/09
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