カタルーニャ州の聖地モンセラット

モンセラット

奇妙な岩山の麓には不思議なマリア様が

バルセロナから少し足をのばしての小トリップでおすすめしたい町、モンセラット。まるで鬼でも住んでいそうな、不気味な岩山モンセラットの麓にある大聖堂を中心とした小さな観光都市で、自然豊かなハイキングコースとしても知られます。

このモンセラットへのアクセスは、バルセロナで乗った電車からロープウェイか登山電車に乗り継いでいきます。道程ではどんどん近くなる奇妙なモンセラット山に圧倒され、そして到着したら辺りに漂う澄んだ空気にもびっくりするはず! この街の自然に囲まれた大聖堂にたたずむマリア様からは、素晴らしいパワーがもらえるかもしれません。この記事では、さらに最近ヒーリングに訪れる人が少なくないというマル秘スポットもご紹介。街歩きは、登山電車の駅前にある観光案内所を拠点にすれば簡単です。

モンセラットの見所1 聖歌隊

モンセラット聖歌隊

天使の歌声を是非聴いて欲しい

モンセラットに行くからには是非聞きたいのが、少年聖歌隊の歌声。通常ミサの最後に行われますが、ウィーン少年合唱団のスペイン版のように多忙な彼らのこと、国内外の教会に合唱の遠征に出かけることも多いので、日程と時間をチェックしてから行きましょう。聖堂内に響く澄みきった歌声は、まるで天から降り注ぐ声のよう。

この聖歌隊は10~14歳までの少年と、プレパラトリオと呼ばれるその1学年下の実習生の約50人から成ります。実習生は週末のみ自宅から通い、聖歌隊の本学科の生徒たちはみなこのモンセラットで寮生活をしているとか。本学科に入学するには、声や楽器の厳しいテストがあるそうです。

【参考サイト】
聖歌隊の日程はこちら>>>Escolania de Montserrat

 

モンセラットの見所2 黒いマリア様

黒いマリア像

聖堂全体を見下ろすように、上階前方に奉られるマリア様

880年、羊飼いの少年達がモンセラットの岩山にきらめく不思議な光を見つけ、たどって行った洞窟の中でマリア像を見つけた……という伝説の不思議な黒いマリア像が町の大聖堂の中にあります。ローマ時代に作られたと言われる木製のマリア像。当初は黒ではなく、白いマリア様だったそう。誰が、いつ、何のために黒く塗り替えたのか、ナポレオン戦争などで受けた火災のダメージのためか……詳細はなにもわかっていません。

礼拝にはいつも長い列ができていますが、願いを叶えてくれると言われているこの黒いマリア様、是非一度祈りを捧げてみて。

<DATA>
■Basilica(バシリカ)
住所:観光案内所横の階段を上り右
TEL:(34)93 877 7766
開園時間:7:00~20:00 (礼拝堂は、8:00~10:30、12:00~18:30ただしミサの時間は省く)
入館料:無料

 

モンセラットの見所3 モンセラット美術館

モンセラット美術館

数年前にリニューアルしたばかり

モンセラットと言えば、大聖堂と自然が有名なので、文化的なことをあまり期待しない人が多いのですが、このモンセラット美術館は密かなおすすめスポットです。

ピカソやダリ、ミロ、サグラダ・ファミリアの彫刻で有名なスビラックの作品をはじめ、地元カタルーニャ州の有名画家たちやフランスのシャガールやモネの作品まで、個人コレクションの寄付が元になっている美術館とは思えない量と質。おまけにエジプト文明のミイラ、化石や道具など考古学博物館のようなスペースもあります。

<DATA>
Museu de Montserrat (ムセウ・デ・モンセラット)
住所:観光案内所横の階段を上がってすぐ
TEL:(34)93 877 7745
開園時間:9:00~17:45(週末は~18:45)
入館料:7ユーロ