今月2月17、18日は、旧正月。中国はもちろん、お隣の韓国でも、亥はブタのことで、金運をもたらすとされ、今年はさらに60年ぶりの幸運が訪れる、「黄金のブタ年」ということで、今年生まれた子供は一生、金運に恵まれるということから、ベビーブームとなることも予想されているのだとか。


 GUDDI外観
GUDDI外観
そんなお話を伺った GUDDI(グディ)は、南麻布に昨年11月17日にオープンしたばかりの中国銘茶専門店。「グディ」とは、中国語で「皇帝」を意味し、その歴代の皇帝たちが愛したお茶「古帝茶」(グディでは、「帝」に草冠をつけた表記になります。)から、つけられた店名だそうで、

中国は福建省、広東省、上海などの各地を巡り歩き、1,000種類以上の膨大な数の茶葉から、厳選した希少価値の高い銘茶だけを取り揃えたという、お店自体が貴重な宝石箱のような空間。そこは、まさに大都会のオアシス。

GUDDI店内
希少な茶葉と美しい茶器の並ぶGUDDI店内

オーナーの伊藤悠美子さん、自ら運んだ中国家具や調度品に囲まれ、優雅に試飲を楽しみながら、お好きなお茶を購入することが出来ます。お茶は、その昔、薬でもあり、野菜の代わりに食べるものであった時期もあり、10kgのお茶は馬と交換されるほどの、人間に必要な貴重なものでした。

その薬効は今も変わりなく、いわゆるティーセラピー・薬茶として、現代はさらに精神面に働くリラクゼーション効果の高さに関心も集まり、その効能を学びつつ愛飲する方々も増えています。GUDDIは、単にお茶を買い求める場ではなく、味覚はもちろん、身体にも美味しいお茶を通して、日々の疲れを癒し、明日のしあわせを、訪れる方々の心に注ぐ場になればと願って誕生した、小さな再生の場。

GUDDIが1階にあるビルの3階には、ご主人の伊藤久敬さんが院長を務める『 広済鍼灸院』があり、取材に伺ったその日も馴染みの顧客の方が続いていらっしゃっていました。清潔感があり、ゆったりと配された家具もモダンで、心身共に心地良くほぐされていく用意が整っている気配が伝わって来ました。鍼灸院の帰りに、お茶をいただいて帰るというスタイル、とてもいいなと思いました。

海抜1,600mの高みに守られる100g=262万円の茶葉


GUDDIがメインに扱うお茶は、「岩茶」といい、いわゆる烏龍茶に代表される半発酵茶。中でも福建省北部の岩山・武夷山に根を張り、その最高級とされるお茶の木は、銃を構えた人に守られているという、大変貴重なもの。岩茶は全部で約100種類。GUDDIでは、その中から約20種を厳選してお届けしています。

パッケージは、ブックケースの形をしたものと、オーバルの缶(黒、ベージュ)のタイプがあり、真空パックされたアルミ袋入り茶葉が収められています。茶器は、ほとんど景徳鎮のもの。

茶縁という言葉もある通り、結婚の引出物に最適


店内、茶器、茶葉
上左/GUDDI店内 上右/景徳鎮茶壷(急須)¥8,600 下左/プアール茶¥1,500と急須¥5,800とカッティングナイフ¥2,000 下右/景徳鎮茶器セット¥8,000~

工芸茶と言って、お茶の葉に、糸で花などを括り付け、お湯を注いだ時にその優雅に広がる様を楽しむもので、糸でつながっていることから、長く続く恋人同士を言い表す「百年好日=夢中人」という名のお茶もあります。半年前に頼めば、オーダーの工芸も可能。

ヴィンテージ・ワインのように、年代物の熟成を楽しめるのは、唯一プアール茶のみ。湿気や匂いのない所での保管が重要。決して下がらない株のようで、投資目的で所持するものとしても面白いアイテム。


【GUDDI グディ麻布店】
・所在地:東京都港区元麻布2ー1ー21YSビル1F
・営業時間:11:00~20:00
・定休日:木曜日
・交通・アクセス:地下鉄日比谷線 広尾駅より 徒歩5分
・E-mail:info@guddi.jp
・TEL:03-3444-9285
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