マネーtips!お金持ちになるための365日

67歳・預金300万円「生活が精一杯で貯金する余裕がなかったが、老後は500万円必要だった」理由

どんなに貯めても不安が尽きない老後資金。実際、年金生活でどれくらいお金が必要なのか。いくら貯蓄があれば安心して老後を迎えられるのか。All Aboutが実施したアンケート調査から、愛知県在住67歳女性のケースを紹介します。

あるじゃん 編集部

あるじゃん 編集部

1995年に創刊し、2012年に休刊した月刊の投資情報誌『あるじゃん』をルーツに持ち、ファイナンシャルプランナー、税理士、社会保険労務士などマネーの専門家とともに、お金の貯め方・備え方・増やし方をわかりやすく解説するほか、マネー最新トピックス、おトク・節約コラムなど、役立つ情報を発信しています。

...続きを読む
相次ぐ物価上昇で「もはや老後資金は2000万円では済まないのでは」と、不安が増す昨今。ただ、「現役時代にもっと貯蓄すべきだった」と嘆く人がいる一方で、「元気なうちにお金を使うべきだった」と悔やむ人がいるのも事実です。

実際、年金生活でどれくらいお金が必要なのか。いくら貯蓄があれば安心して老後を迎えられるのか。All Aboutが実施したアンケート調査から、愛知県在住67歳女性のケースをご紹介します。

回答者プロフィール

60代女性老後資金
回答者本人:67歳女性
同居家族構成:本人、夫(71歳)
居住地:愛知県
現役時の職業:専業主婦
現役時の年収:0円
現在の金融資産:預貯金300万円、リスク資産0円
これまでの年金加入期間:国民年金38年

現在の収支(月額)

老齢基礎年金(国民年金):なし
老齢厚生年金(厚生年金):なし
障害基礎年金や障害厚生年金(障害年金):6万5000円
遺族基礎年金や遺族厚生年金(遺族年金):なし
その他(企業年金や個人年金保険など):なし

年金以外の収入:なし

配偶者の年金や収入:不明

支出:7万円

「若い頃に将来の事をあまり考えずにすごしてきた」

現在、およそ預貯金300万円を保有しているという投稿者。

自身の老後資金について貯めすぎと感じているか、それとも足りないと感じているか、との質問には「足りない。(夫の)現役時代にもっと貯めておけばよかった」と回答。

その理由として、「若い頃に将来の事をあまり考えずにすごしてきた。毎日の生活で精一杯で、貯金する余裕がなかった」と語っています。

「老後資金は100万円必要だと思っていたが、実際は500万円程度必要だった」

夫の現役時代に、老後資金として「100万円」貯めることを目標にしていたそう。

「お金を貯めなければいけないと思っていたが、現実はなかなか貯金することができなかった。たまに入ってくる臨時収入でなんとかやりくりしてきた」と言います。

しかし実際に年金生活を迎えた今、老後資金は「500万円」程度必要だったのでは、と感じているとのこと。

その理由として「途中で病気になってしまい、とても苦しくて辛かったから」とあり、お金の面でかなりの苦労を重ねてきたことが伺えます。

「定期的に年金が支給されるので、とてもありがたい」

それでも、今の生活の満足度については「満足している」という投稿者。

「何もしなくても定期的に年金が支給されるので、とてもありがたいと思っている」と謙虚に語ります。

老後資金に不安を抱えている現役世代には、「辛くても諦めなければ、なんとかなる」と前向きにアドバイスされていました。

※皆さんの老後資金についてのエピソードをお寄せください。エピソードの採用で3000円分のAmazonギフト券をもれなくプレゼント。応募はこちらから

ーーーーーーーーーーーーーーーー
※本文カッコ内の回答者コメントは原文に準拠しています
※エピソードは投稿者の当時のものです。現在とはサービスや金額などの情報が異なることがございます
※投稿エピソードのため、内容の正確性を保証するものではございません
【編集部からのお知らせ】
・「家計」について、アンケート(2025/7/31まで)を実施中です!

※抽選で20名にAmazonギフト券1000円分プレゼント
※謝礼付きの限定アンケートやモニター企画に参加が可能になります
※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。

あわせて読みたい

カテゴリー一覧

All Aboutサービス・メディア

All About公式SNS
日々の生活や仕事を楽しむための情報を毎日お届けします。
公式SNS一覧
© All About, Inc. All rights reserved. 掲載の記事・写真・イラストなど、すべてのコンテンツの無断複写・転載・公衆送信等を禁じます