義援金詐欺の新手口

義援金詐欺1
大きな災害がおきるたびに、続出する義援金詐欺。いったいなぜ?
ミャンマーのサイクロン、四川大地震、そして平成20年 岩手・宮城内陸地震と、大きな災害が続いています。被災された方には心よりお見舞い申し上げます。

連日、報道される被災地の様子は、本当に心が痛みます。「何かしたい」と募金に協力された方も多いことでしょう。

ところが、そういったときに必ず出没する、よからぬヤツら。それが、義援金詐欺です。人の善意を食い物にするなんて許せません!! が、大きな災害が起きるたびに、あの手、この手で詐欺をはたらく輩が出てきます。

ここのところ話題になっているのが、独自ドメインをとるというもの。2005年に起きたハリケーン・カトリーナの際には、赤十字と酷似したドメインで寄付金を募ったという例などがありましたが、同様の手口のドメイン詐欺も相次いでいます。ブロードバンド時代ならではの新手口ですね。またフィッシング詐欺の多発も報道されており、中国では四川大地震の義援金詐欺を行ったヤツらが多数検挙されているとのことです。

新聞の折り込みチラシで詐欺?

ガイドが、驚かされたのは、福島県で起きた「義援金募る不審な折り込みチラシ」事件。報道によると、中国・四川大地震とミャンマーサイクロン被害の義援金を募る不審な新聞折り込みチラシ約1万5000枚が配布されたそうです。幸い、「これはおかしい」と通報をされた方がいて、警察が調べたところ募った団体は架空だったことがわかり、被害はありませんでした。

「折り込みチラシ? なんで、また」というのがガイドの第一印象。だって、新聞の折り込みチラシには1枚あたり数円の料金がかかります。たとえば、1枚2円で1万5000枚なら3万円、3円なら、4万5000円の“初期投資”が必要という計算です。

それってどうよ? と思いませんか? そんな初期投資までして、“元が取れる”ものなのでしょうか。しかも印刷代や紙代もかかるだろうし。そもそも、チラシを販売店に持ち込むなどの手間もかかります。そこから面が割れるというリスクもあるし……。

そうつらつらと考えてみて、ガイドはふと思いました。

「義援金詐欺って、もしかしておいしく見えちゃう犯罪なのかも」と。もしそうなら、その理由を知っておけば、義援金詐欺や募金詐欺に遭うリスクも下がるではないのかと……。その詳細は、次ページでご紹介します!