(文/前ガイド:恩田ひさとし)
【 勉強会潜入ルポ ~ TEGの巻 】


「勉強会主宰者に訊く」と平行して、英語の勉強会がどのように行われているのか、実際の会場におじゃまして取材をすることにした。第1回目は、TEGの勉強会の模様をお伝えする。

小森克己さんと平林智幸さんが中心になっているTEGの勉強会会場は、中央区銀座一丁目の京橋プラザ2Fである。ここを本拠地にして、毎週水曜日19:00から2時間の勉強会が行われる。

6人一組のテーブルが7つ、レベル別に設定されており、古参のメンバーは自分の実力にあったテーブルに直行するが、新しい参加者は、受付で主宰者に英語レベルを告げ、その申告に基づいたテーブルへと案内される。

7時から勉強タイムがスタートするが、まずは自己紹介タイム。英語で自分のことを自己紹介するのだが、新参のメンバーはまだ表情が硬いようだ。だが、新しい人の多くいるテーブルには、主宰者、および、古くからのメンバーがスムーズな進行を行うために配置されるので、徐々に硬さは和らいでいくのが傍目からも分かる。自己紹介が終わりはじめたテーブルは、フリーカンバセーションに入り始め、室内で飛び交う声も大きくなり始める。

さてここで、ざっと会場を見渡すと、銀座という場所柄、スーツ姿が多いかと思いきや、ラフな感じの服装も目立つ。男女比はほぼイーブン。英会話サークルということで女性の比率が高いのかと思ったら、そうではないようだ。スタートから10分後には会場はメンバーで埋め尽くされ、熱を帯びてくる。

活発なグループセクションの後、ラスト30分マンツーマンの会話タイムになる。ここではレベルに関係なく、クジで話す相手が決定される。個人的に誤解をしていたのだが、男女数がイーブンなので、男女ペアでの会話と思いきや、性別には関係なく、ランダムに相手が選ばれる。

オッとここは合コン会場ではなかったのだと頭を切り換え、室内に目を向けると、グループセクションより、活発に会話がなされているのが分かる。先ほどよりも会場内の声が明らかに大きくなっている。

勉強会終了後に、この会のオープニングメンバーである河合さん(男性・公務員)に話を聞くと、「家ではNHKのニュースを英語で聞いたりしていますが、自由にアウトプットできるのが会の魅力ですね。自分と同じレベルの人を見つけて楽しく英会話を楽しむ。(勉強会は)最初敷居が高いと思うかもしれませんが、実際はそうではないので、楽しんで参加してほしいですね」と話す。

また、積極的に会に参加している三好さん(男性・コンサルティング関係)は、「まだできな1年経っていない新しいサークルなので、古株同士が固まることもないし、メンバー的にも若いので、楽しく勉強できます。いろいろな職種が集まっているので、新しい人間関係を作る楽しみもあります」と、勉強会の異業種交流会的な一面を話してくれた。

この会にはじめて参加した貿易事務の女性は、「ウエッブ見て参加を決めました。一人で参加することに不安はありませんでした。一人での人が多いって聞いていましたから。はじめてでしたが、いろいろな人に知り合えたのですごく楽しかったです。勉強会初心者の私が言うのも何なのですが、こういう会を探している人は是非参加してほしいですね」と、初回とは思えないとけ込みようだ。