節約

意外と知られていない、壁紙(クロス)にシミや汚れを付けないためにできること

きれいを保ちたい自宅の壁紙(クロス)。しかし気が付くとうっすらと汚れていたり、シミが付いてしまっていることも……。今回は、意外と知られていない、壁紙(クロス)に付いた汚れの落とし方と、汚れを付けない方法をご紹介します。

矢野 きくの

執筆者:矢野 きくの

節約ガイド

壁紙(クロス)

いつもきれいにしておきたい壁紙(クロス)

日々の掃除の中で、どうしても見落としがちになってしまう壁紙(クロス)の掃除。気が付くと全体的に黄ばんでしまっていたり、シミが付いてしまっていたという経験がある人もいるのではないでしょうか。

そこで今回は、壁紙(クロス)に付いた汚れの落とし方と、汚れを付けない方法をご紹介します。
 

壁紙(クロス)に付いたホコリはこまめに落とす

はたき

ホコリをこまめに落としておくと汚れが付きづらい

白い壁紙(クロス)の場合、ホコリが付いていても目立たないので、つい掃除が手薄になってしまいがち。気が付いた時には、ホコリが壁全面にこびり付いていることがあります。

しかし、壁紙(クロス)にホコリが付いていると、キッチンから出た油などの空気中に浮遊している“汚れの素”が付着しやすい状態になってしまいます。そのため、壁紙(クロス)をきれいに保ちたいのなら、ホコリをこまめに落とすことが非常に重要です。
 
伸縮するハンディモップ

使わない時はコンパクトにして収納できる伸縮するハンディモップ

ホコリ落としに便利なのは、昔ながらの「はたき」です。はたきが届かない高い場所は、2メートル以上に柄が伸びるハンディモップを利用するといいでしょう。ホームセンターやインターネット通販で手軽に買うことができます。
 

壁紙(クロス)に付いたシミや汚れを落とす方法

壁紙(クロス)にシミが付いているのを発見したら、とにかく早めに対処することが重要です。汚れの状態に応じて、以下の対処方法を試してみましょう。

1. 付いたばかりのシミは、ティッシュで落とす
シミとなるものが飛んでしまった瞬間であれば、ティッシュで軽く吸わせるようにして汚れを取ります。力を入れてしまうと、空気中に浮いている汚れが壁紙(クロス)に染み込んでしまうので、あくまで軽く触れる程度の力で吸わせるようにしましょう。

2. いつ付いたか分からないシミは、アルカリ電解水で落とす
「気が付いたらシミができていた」というように、いつ付いたシミか分からない、何のシミか分からない場合は、アルカリ電解水を使います。アルカリ電解水は水を電気分解してアルカリ性にしたものなので洗剤成分は入っていません。

ただし、壁紙(クロス)にもいろいろな素材があるので、まずは目立たない場所かつ狭い範囲で試す必要があります。問題がないことを確認してから、本格的に使うようにしてください。

アルカリ電解水を布にたっぷりスプレーし、湿った布で壁紙(クロス)をポンポンと軽く叩くようにして汚れを取ります。これで汚れが落ちれば、自然乾燥するのを待ちましょう。
 

意外と知られていない、壁紙(クロス)にシミを付けないための対策

冒頭でご紹介したように、壁紙(クロス)をきれいに保つには、壁にホコリを付着させたままにしないことが大前提です。
 
壁の汚れを防ぐコート剤

壁紙(クロス)の汚れを防ぐコート剤も有効

また、壁紙(クロス)の表面に膜を作ってくれる「壁紙・クロス用のコート剤」を吹き付けておくのも効果的です。コート剤を使用する場合も、まずは目立たない場所で試すようにしてください。

最近では、簡単に貼って剥がすことができるリメイクシートも売られています。どうしても汚れが飛んでしまう場所には、リメイクシートを張って、定期的に張り替えるようにするのもいいですね。

ただし、キッチンのコンロまわりなどは、消防法で使っていい素材が決められています。リメイクシートの用途や注意事項を守り、使っていい場所にのみ張るようにしましょう。

今回ご紹介した方法を参考に、ぜひきれいな壁紙(クロス)をキープしてくださいね。
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