節約

レインウエアの洗い方と「撥水力」の回復方法!間違ったやり方は“洗濯機が壊れる”原因に…

雨の日に活躍してくれるレインウエア。洗い方には少し工夫が必要です。レインウエアの洗い方と注意点、撥水力が弱ったときの復活方法をご紹介します。

矢野 きくの

執筆者:矢野 きくの

節約ガイド

レインウエアやウインドブレーカーなどは、どうやって洗濯したらいいか分からないという人も多く、その結果、洗わないまま使ってしまっているというケースもあるようです。

直接肌に触れるものではありませんが、それでも汗をかいたり、外からの汚れもつくため、きちんと洗って長く使いたいものですね。今回はレインウエアなど撥水加工が施されている衣類の洗濯方法をご紹介します。
 

目立つ汚れは中性洗剤で「部分洗い」

レインウェアの部分洗い

袖口など目立つ汚れは中性洗剤で部分洗いをする

他の衣類と同じですが、まず目立つ汚れは先に「部分洗い」をします。袖口や襟元、その他汚れてしまっている箇所は、おしゃれ着用の中性洗剤を直接つけてつまみ洗いをします。
 

全体の洗濯もできれば「手洗い」

洗濯ネット

洗濯機で洗う場合は必ず洗濯ネットを利用する

部分洗いが済んだら全体の洗濯です。これもできれば手洗いがおすすめです。バケツなどに40℃以下のお湯とおしゃれ着用の中性洗剤を入れて、全体を押し洗いします。ひと通り洗えたら、何度か水を替えてすすぎをします。

やってはいけないのは、洗濯機にそのままレインウエアやウインドブレーカーを入れること。水を通しづらい加工がされているレインウエアやウインドブレーカーは、洗濯槽の内側に張り付いてしまい、洗濯槽がガタガタと音をたてて止まることがあります。洗濯機の故障の原因になるので、そのまま入れるのは絶対に避けましょう。

手洗いではなく洗濯機を使いたい場合は、軽く畳んでから洗濯ネットに入れて、おしゃれ着コースで洗うようにしてください。

レインウエアは乾きやすいため脱水不要ですが、干すまでにぼたぼたと水を垂らしてしまいそうであれば、10秒から20秒ほど脱水します。
 

干すときは「日陰干し」

レインウエアに限りませんが、直射日光が当たると繊維を傷めてしまいます。日陰で風通しがいい場所で、形を整えて干すようにしましょう。
 

「撥水力」が落ちたと思う場合は 

レインウェアの撥水加工を復活させる

撥水力が落ちてきたら温風をかけることで復活する

撥水加工がされているレインウエアでも、長年着ていると撥水力が落ちてしまうこともあります。それまでは水に濡れても玉状になって流れていたところが、撥水力が落ちてくるとジワっと染みてくるようになります。

その場合は、弱く温風を当てることによって表面の撥水加工が蘇ります。ドライヤーの温風を30cmくらい離した位置からまんべんなく当てるようにしてください。至近距離から当てたり、同じ場所に長く温風を当てると、素材を傷める原因になってしまいます。
 
また市販のシリコン系の防水スプレー(撥水スプレー)を全体にかけるのも効果的です。レインウエアも正しくメンテナンスすることで、長くいい状態で利用できますのでぜひお試しください。
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