テレワークの普及により、変化した住まいへのニーズ

三井ホーム

 

ITツールの進化やコロナ禍を機に普及したテレワークは、もはや日常となりました。自宅で仕事をする時間が増えたことで、住まいへのニーズは変化しているようです。

 
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三井ホーム 商品開発部 商品開発グループ チーフデザイナー  善生泰之さん。IZMの商品開発リーダー。「営業や設計担当として約20年間、多くのお客様と向き合った経験を商品開発に活かしています」

「テレワークが一気に普及した2020年前半は、家にワークスペースを設けることが強く求められました。当社のアンケートでも『テレワークのためのスペースが欲しい』『オンラインミーティング中の音や映り込みが気になるので個室が欲しい』といった声がとても多かったです。

しかし、テレワークが定着した2020年後半以降は『在宅ワークだと仕事と生活の切り替えが難しい』『仕事中に気分転換できる場所が家の中に欲しい』などの声が目立ち始め、住まいへのニーズが変化していることが分かりました。

在宅ワークの質を高めて業務効率をアップするには、単にワークスペースを設けるだけでなく、気分転換できるスペースを効果的につくることが重要と考えています」(三井ホーム 善生泰之さん)

 
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三井ホーム 商品開発部 商品開発グループ チーフデザイナー  神山藍子さん。入社後は一貫して住宅設計を担当。「IZMの商品開発では、住む人の暮らしが楽しくなり、心身とも健康になって欲しいという願いを込めました」

「戸建住宅の大きな価値は、庭やバルコニーなどの屋外空間を活用できる点です。この価値を活かして気分転換や趣味を楽しめるスペースを半戸外に設け、自然の光や風を感じ、開放感を味わうことで心身ともにリフレッシュしたいですね。

また、半戸外の空間は、趣味や気分転換だけでなくワークスペースとしても使えます。頭の中を整理したいときや柔らかくしたいときには、開放感のある半戸外で仕事をするのもよいと思います」(三井ホーム 神山藍子さん)

 

半戸外空間を日常的に使うための工夫

開放感が高く自然を感じられる半戸外空間は魅力的なスペースですが、家の中から出にくかったり、近隣から丸見えだったりすると、あまり使われなくなることがあります。

三井ホームの「IZM(イズム)」は、半戸外空間「ラナイ」と室内空間をつなげたボーダレス設計を採用。屋内外の境界を感じにくいため、気軽に半戸外へ出やすい間取りが特徴的です。さらに、敷地内での配置の工夫や、高い壁を設けることなどにより、近隣の視線を遮る配慮が施されています。
※ラナイ(Lanai)とは、ハワイ語で半戸外空間を意味します。
 
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「IZM」のリビング。建物の内外が緩やかにつながるボーダレス設計は、室内に居ながら自然の光や緑を近くに感じられる効果も。
 

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1階の間取り。半戸外にはオープンラナイ、ガレージラナイ、ダイニングラナイの3つのスペースがあります。


「IZMの1階にある3つのラナイは、いずれも屋根や深い軒があるため、天候を気にすることなく使えるスペースです。屋根や軒があると椅子やテーブルを置きっぱなしに出来るので、ちょっと仕事や食事をしたいときにすぐ使える点も魅力です」(神山さん)

「アンケートでは屋外に芝生や草花を植えたいけれど、虫や手入れが苦手という声が多くみられました。そこで、地植えと鉢植えの組み合わせでお手入れを軽減しながら自然が感じられるようにし、床はタイルなど掃除がしやすい素材を使うようにしています」(善生さん)
 
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オープンラナイは空を感じるスペース。リビングとの間には深い軒を設け、日本家屋の縁側のような半戸外空間を現代風にアレンジ。


ガレージラナイには屋根があり、雨が降った日でも濡れずに車の乗り降りや荷物の出し入れが可能。ガレージラナイは道路と繋がっているので、駐車スペースとしてだけでなく、たとえば近隣の方と交流する場としても活用できます。

「ガレージラナイとオープンラナイの間には、多目的に使えるガレージキャビンを設けています。ここは土足で入れる空間なので、車用品やキャンプ用品など、屋外で使う物の汚れを気にせずに収納できます。

ガレージキャビンは閉じれば個室になるため、ワークスペースや趣味室としても使えます。テーブルを置き、趣味のグッズに囲まれて仕事をすれば意外と集中できるでしょう」(善生さん)
 
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ガレージキャビンとガレージラナイは屋根の下でつながる空間。雨に濡れずに荷物を積み下ろしができるのは戸建住宅ならではのメリット。

 

キッチンは複数人で使うことが前提のプラン

ダイニングラナイは、キッチンと隣接した空間です。

「戸建住宅の場合、日当たりのよい南側にはリビングを配置するのが一般的です。しかしIZMでは、半戸外での食事を気持ちよく楽しめるように、ダイニングラナイとキッチンを南側に配しました。

屋根があるダイニングラナイは、天候に関わらず食事ができますし、キッチンが近いので準備や後片付けもラクです。コーヒーとトーストのいつもの朝ご飯でも、外で食べると何倍も美味しく感じるので、気軽に外ご飯を楽しんで欲しいと思っています」(神山さん)

 
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キッチンから見たダイニングラナイ。勾配のある屋根が、ほどよい“こもり感”を生みだし落ち着いて過ごせる空間に。

 
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キッチンはスタイリッシュなモダンデザイン。緊張感が高くなりすぎないように、無垢のテーブルを合わせ、天井の一部に木を貼ることで柔らかさを演出。


キッチンはコンロとシンクを壁付けにし、リビング側にアイランドカウンターとダイニングテーブルを配したプランです。ダイニングテーブルは幅2.5mとゆったりとしたサイズ。広いアイランドカウンターもあるので、料理が趣味の人や、自宅で料理を教える人のニーズも満たせます。

「コンロやシンクをリビング・ダイニング側に配した『対面キッチン』は、料理をする人が家族と会話できるため寂しさを感じず、料理中の手元をダイニングから隠しやすいことから、とても人気が高いプランです。

しかし近年は、家庭で食事を作るのは女性一人だけではなくなっています。料理する男性も増えていますし、家族やお招きした友人と一緒に作業することも多いようです。

作業する人が多いと色々な方向を向くので、IZMはあえて対面キッチンのプランではなく、複数人が作業しやすいキッチンプランを採用しました」(神山さん)

「料理が好きな人は、来客が多く、調理家電もたくさんお持ちです。そこで、キッチン横にバックヤードを設け、ゴミ箱やストック品、たまにしか使わない家電など生活感があるものを隠せるようにしています。

一方で、デザイン家電のような見せたくなるようなアイテムは、キッチン横のカウンターの上に並べて置くことができます。家電を見せて楽しむだけでなく、すぐに使えるのでとても便利です」(善生さん)
 

2階のラナイはプライベート感の高いスペースに

IZMは2階にも広々としたラナイがあります。

「1階のラナイは道路やリビングなどと隣接しているため、来客もお通しするパブリック空間をイメージしています。

しかし2階のラナイは、パウダールームや浴室に接しているので、高い壁で一部分を隠し、格子で緩やかに視線を遮ることでプライベート感を高めました。ただ、屋根は設けていないので、開放感を味わいながらゆったりとくつろげるスペースだと思います」(善生さん)
 
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2階の間取り。バスラナイは高い壁で囲まれているので、外からの視線を気にせずに入浴中に窓を開けたり、洗濯物を外干したりできます。

 
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青空を身近に感じる、開放的なスカイラナイ。一部に梁やフックを設けてタープを張れるようにして、必要に応じて日差しを遮れるようにしました。


2階の南東は、寝室や子供部屋にすることが多いのですが、IZMではあえてスカイラナイやパウダールームを配置しています。

「マンションの場合、窓がない狭い洗面室で身支度や洗濯などを同時に行うため、洗濯に関する家事をストレスに感じる人は多いはずです。

IZMでは、家の中で明るくて気持ちの良い場所にパウダールーム兼ランドリールームを設けることで、面倒な洗濯を楽しくやろう!と提案しました。さらに、家族の衣類をまとめて収納するファミリークロークも近くに設けたので、洗う、干す、畳む、しまうといった動線を集約し、家事 の負担も軽減できます」(神山さん)
 
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天井を高く取り、スロープシーリングを採用したパウダールーム兼ランドリールーム。朝日が差し込む、気持ちの良い空間です。
 

「スカイラナイは、ワークスタジオにも隣接しています。ワークスタジオで長い時間座って仕事をした後には、スカイラナイに出て日差しを浴びつつ立ち姿勢で仕事をするなど、2つの空間で上手に気分転換しながら在宅ワークをしてほしいと思います」(善生さん)
 
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ワークスタジオと隣接するスカイラナイで、ワ―ケーションのように半戸外で日光を浴びながら仕事をしても!

 

多目的なスペースで、上手に気分転換を

リフレッシュスタジオは空間の用途を限定せず、暮らしの中で気持ちをリフレッシュできるようなスペースとしています。

「コロナ禍でおうち時間が長くなったことをきっかけに、楽器演奏や音楽鑑賞を楽しむ人が増えたそうです。

リフレッシュスタジオで仕事の合間に軽く楽器を触ったりすれば、良い気分転換になるでしょうね。音楽以外にも、ヨガやストレッチで体をほぐしたり、映画を白い壁に大きく映して観たりするのも楽しそうですね」(神山さん)
 
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スロープシーリングが開放的なリフレッシュスタジオ。用途を限定しないことで、在宅ワーク中の気分転換にぴったりの場に。

 

木や経年優化する素材を活かしたサスティナブルな住まい

ここまでIZMの間取りについてご紹介しましたが、外観フォルムや素材使いにも大きな特徴があります。

外観は、水平や垂直などの直線を基調としたシンプルなモダンデザインです。直線をより強調しているのが『プライバシーウォール』で、目地を通した信楽焼のタイル貼りがデザインのアクセントになっています。また、このプライバシーウォールは近隣からの視線を遮るため、ラナイをより使いやすい空間にするという効果もあります。

屋根は、三井ホームらしい切妻や片流れなどの三角形型ではなく、水平ラインを強調しつつ、屋根の上の太陽光発電パネルがファサード(建物正面)から見えない『ウィングルーフ』を採用しました」(善生さん)
 
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プライバシーウォールが印象的な外観。都市部では南向きで開口が広い敷地は少ないため、東向きで開口はさほど広くない前提のファサードデザインに。

 
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ウィングルーフは「太陽光発電パネルを見えないようにしたい」とうニーズに応え、屋根の存在感を弱めつつ、高い発電効率を維持できる屋根です。


外観には、プライバシーウォールのタイルや、ポーチの天井、軒下に木質感のある建材など、経年優化する素材を使用しています。構造体は、木を用いた三井ホームのオリジナル構法「プレミアム・モノコック構法」であることから、IZMはサスティナブルな住まいといえます。
 

安心安全は大前提。その先にある“暮らしの楽しさ”を

住宅に必要とされる性能は数多くありますが、地震が多発する日本で、安心かつ安全に暮らすためには耐震性がとても重要となります。

三井ホームのプレミアム・モノコック構法は、住宅性能表示制度の耐震等級3に対応。さらにIZMは、大容量の太陽光発電システムなどの創エネ設備と、蓄電システムやV2Hなどを連携できるため、災害や計画停電の際に避難せず、自宅で過ごすことが可能です。

「IZMは安心安全を前提としたうえで、毎日の暮らしが楽しくなるような間取りのプラスαを提案した住まいです。

例えば、これまで朝は苦手だったけど、ラナイでの朝食が楽しみで起きられるようになれたら素敵ですよね。また、明るく開放的なパウダールーム兼ランドリールームがあることで、苦手だった洗濯が楽しくなるかもしれません。

家での生活が楽しい方に変化することで、そこに住む人が心身ともに健康で幸せになって欲しいと願っています」(神山さん)

「人生の楽しみを旅行など外での活動に求める方法もありますが、IZMは、日々の生活の中にある楽しさを再発見できる住まいです。

オープンラナイで子供とプール遊びやBBQをしたり、リフレッシュスタジオで楽器演奏の趣味を再開してみたり。心がわくわくするようなことは、実は身近な生活の中に沢山あることを、IZMに住むことでみつけてほしいと思います」(善生さん)

IZM(イズム)公式サイト
IZM スペシャルコンテンツ - 暮らしが自由になるボーダレスモダンの家

<関連サイト>
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三井ホームのデジタル住宅展示場「MITSUI HOME WORLD」
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