家族旅行・子連れ旅行/季節のおすすめスポット

子供と潮干狩り!持ち物・服装・おすすめスポット

潮干狩りのシーズン到来! 赤ちゃんや子供と泥遊びを楽しみながら、ママは今夜のおかずもGETで一石二鳥の潮干狩り。爽やかな季節に海で潮干狩りを楽しむために必要な服装や靴、持ち物、道具など準備しておきたいものや、全国のおすすめのスポットをご紹介します。

小暮 祥子

執筆者:小暮 祥子

家族旅行・子連れ旅行ガイド

潮干狩りシーズン!家族そろって海で遊ぼう!

子供と一緒に潮干狩り!たくさん取れるかな?

子供と一緒に潮干狩り!たくさん取れるかな?

春~夏のレジャーのひとつ、潮干狩り。子供たちと泥遊びを楽しみながら、ママは今夜のおかずもGET!一石二鳥でお得感もバッチリです。爽やかな季節に海で潮干狩りを楽しむために必要な道具や服装のコツ、おすすめのスポットをご紹介します。

潮干狩りのシーズンはいつ?

潮干狩りできる期間は、それぞれのスポットで異なります。潮の干満により潮干狩りができる日と時間も違うので、地域の「潮見表」を事前にチェック!「貝毒情報」も調べてから予定を立てましょう。

子供と一緒の潮干狩り!必要な道具や便利グッズ

潮干狩り
尖った道具は取り扱い注意
―熊手―
大人は先が尖った物の方が砂を掘りやすいのですが、小さな子供に扱わせるのは危険です。また鋭く尖った熊手は砂を掘るときに貝を傷つけやすいので注意を。子供には砂場用の簡易なものでも充分です。

―網、ザル―
網目が細かすぎると砂がうまくとれないので注意。数種類の貝がとれるときは種類ごとに分けるために複数個持っていると便利です(※熊手や網はほとんどの海岸で販売しているので現地で購入することもできます)。

―救急用品(絆創膏など)―
貝殻やガラスの破片、熊手の先などで思わぬ怪我をすることも。

―クーラーボックス―
気温が高くなる季節(初夏~夏)には衛生的に貝を持ち帰る為の必需品です。保冷剤(袋に入れた氷などでも可)も忘れずに。衛生上、夏は貝を水道水で簡単に洗い、湿らせた新聞紙に包んで保冷剤と一緒にクーラーボックスに入れるといい。水をたくさん入れて長時間たつと貝が死んでしまうので注意して。

―ペットボトル、ポリタンク―
砂抜き用の海水を持ち帰る(※持ち帰りが面倒ならば水1リットルに対して食塩30gぐらいを入れて代用。ただしカルキが強かったり食塩の量が極端に違うと貝が開かず砂を吐かないことも)。

―ビニール袋―
濡れた衣服などを入れる。その他、穴をプツプツあけて網の変わりにしたりと何かと重宝する。複数枚持参したい。

―日焼け止めクリーム―
潮干狩りは上からの日光と下からの照り返しで、想像以上に日焼けします! 特に子供には必ずUVケアを。首回りはタオルやバンダナを巻くと紫外線対策には効果的。

―タオル―
陽射しの強い時には首に巻いても便利。“確実に汚れる子供達”の手や足を洗ったあとに拭くための必需品です。
 

潮干狩りはこんな服装・靴で行こう!

―帽子―
ツバが広く、通気性の良い麦わら帽子や、首筋まですっぽりカバーしてくれるフラップ付きの帽子がおすすめ。

―長袖&半ズボン―
このパターンが一番紫外線対策ができ、しかも動きやすく濡れも少ない。が、子供はやっぱり濡れます! 上下とも“着替え”を持参しましょう。

―長靴など―
サンダルは足の保護が十分にできないのでビーチの状態により不向きな場合もあります。長靴が便利ですが、子供の短めの長靴の中には砂や貝殻が入りやすいので注意を。通気性抜群で足をすっぽり守ってくれるマリンシューズもおすすめ。靴は履かずに「靴下」でやる、というのも良いようです。

―サングラス―
普通のサングラスでもいいけれど、日差しが強い日は釣用の偏光グラスならなお便利。子供はサングラス用のストラップをつけておくと落とす心配がありません。

―砂場着(幼児)―
ペタンとお尻をついて座ってしまいがちな幼児なら、汚れるのを覚悟で砂場着を着せてしまうのもひとつ。夏季は気温も上がるので通気性の良いタイプがベスト。

潮干狩りで子連れで楽しむコツ

―駐車場をチェック―
車でアクセスする場合は、駐車場の規模と会場までの距離も確認します。休日は遅い時間に行くと離れた場所の駐車場しか空いていなくて、長い距離を歩くことになってしまうこともあるため、広い駐車場が隣接した潮干狩り場がおすすめで、早めに到着できるよう計画を立てましょう。

―潮干狩り渋滞も覚悟―
休日は潮干狩り渋滞も覚悟して車内での過ごし方も考えておきます。日差しを浴びた中での泥あそびで帰りは疲れてぐったり、子供は座ったとたんに寝てしまうことも。水分補給をさせてから車に乗ると安心です。周辺の宿で1泊したり、温浴施設で汗を流したりして時間をずらして帰るのもいいですが、その際には貝が痛まないよう、持ち帰り方法に工夫を。

―ルールを守ろう―
各スポットごとにそれぞれのルールが決められています。特に採ってよい貝の大きさと量は必ず確認しましょう。使用する道具に制限がある場合もあります。また、禁止区域には絶対に立ち入らないように。

―泥んこになった後は?―
子供が泥んこになるのも想定内。タオルや着替えはもちろん必携ですが、シャワー施設があるとうれしい。車の場合は靴も予備に持参しておくか、足元に敷く新聞紙などを用意しておくと車内を汚さずにすみます。

―子連れならではの注意―
砂を掘るための尖った道具は使用方法をよく説明してから持たせましょう。またトイレの場所は事前に確認し、混雑することもあるので早め早めに子供に確認を。広くて目印にできるものが意外と少ない海岸では、混雑する日には迷子も発生しやすくなります。定期的に子供を確認すること、名札を持たせる、などの対策が必要です。子供は楽しくなるといつまでも遊んでいたいと思うものの、潮干狩りが楽しめる時間帯を過ぎると急に潮が満ちてくることがあるので、時間にも充分注意して下さい。

潮干狩りおすすめスポット

ファミリーにおすすめの潮干狩りスポット

ファミリーにおすすめの潮干狩りスポット

年度によって、また時期によっても開催日や条件の変わりやすい潮干狩りは、事前にチェックしておきたい項目が多々あります。

そこでファミリー向けの潮干狩りスポットの中から、最新情報、料金、アクセス、干潮時刻(潮見表)、問い合わせ先や関係サイトへのリンクが調べやすいスポットを選んでご紹介します(※お出かけ前には必ず最新情報をご確認ください)。

 

 

北海道・仙台湾、他

―北海道―
能取湖(網走市)
根室春国岱海岸(根室市)
尾岱沼ふれあいキャンプ場(別海町)
厚岸味覚ターミナル・コンキリエ(厚岸町)

関東地方(東京湾、他)

―茨城―
波崎海水浴場(神栖市)
大洗サンビーチ(大洗町)

―千葉―
ふなばし三番瀬海浜公園(船橋市)
牛込海岸(木更津市)
金田海岸(木更津市)
久津間海岸(木更津市)
江川海岸(木更津市)
木更津海岸(木更津市)
富津海岸(富津市)

神奈川―
横浜 海の公園(横浜市)

伊勢湾・三河湾、他

―静岡―
浜名湖(浜松市)

―愛知県―

知多半島(美浜町)
乙方・山田(南知多町)
東はず海岸・前島(うさぎ島)(幡豆町)
鳥羽・西幡豆海岸(幡豆町)
衣崎(一色町)
三谷海岸・三河大島・竹島海岸・西浦海岸、他(蒲郡市)
吉良(梶島・宮崎東海岸)(吉良町)

三重県―
御殿場海岸・香良洲海岸(津市)

大阪湾・播磨灘

―大阪―
淡輪(岬町)

―兵庫―
赤穂唐船サンビーチ(赤穂市)
新舞子(たつの市)
的形(姫路市)

広島湾、四国南岸、他

―広島―
切串干潟(江田島市)

―山口―
キワ・ラ・ビーチ(宇部市)

高知―
宇佐(土佐市)

九州北部

大分―
住吉浜・納屋・杵築城・灘手海岸(杵築市)
※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。

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