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メルカリでやってはいけない写真のNG事例5つ! 出品時には気をつけて!

メルカリで出品をする際、購入につながるかどうかの鍵を握るのが写真です。メルカリでは商品を実際に見ることができないため、大事な情報源として写真が使われています。それだけ重要な写真なので、やってはいけないこともあります。あらためて確認しておきましょう。

川崎 さちえ

執筆者:川崎 さちえ

フリマアプリ・ネットオークションガイド

メルカリで出品をする際、購入につながるかどうかの鍵を握るのが写真です。メルカリでは商品を実際に見ることができないため、大事な情報源として写真が使われています。それだけ重要な写真なので、やってはいけないこともあります。あらためて確認しておきましょう。
 

大前提:商品は自分で撮影しなければならない

写真に関して最も大切なことは、商品の写真を自分で撮ることです。メルカリの禁止行為にも掲載されていますが、どこかのサイトの画像を転載しただけではNGです。また他のユーザーの商品画像などを勝手に使うのも違反となります。

実際に自分で撮った写真が掲載されていないと、商品が本当にあるのかと買う側も不安になります。購入につながりにくくなるデメリットもあるので、必ず自分で商品の写真を撮りましょう。
 

メルカリの出品時、写真でやってはいけないこと5つ

それでは、実際にメルカリで見つけた写真のNG事例を紹介します。

1. 枚数が少なすぎる
メルカリでは写真を10枚まで掲載できます。商品が新品未使用の場合には、掲載する写真も少なくなるのですが、中古品でも写真が本当に少ないと感じる出品物もあります。商品説明を見ると汚れがあることが書かれているのですが、写真は全体像が分かる1枚だけということも。

そのような場合は商品の状態が全く分からないので、商品がすごく気になっていれば出品者に質問をします。でもそれほど気になっていなければ、そこから購入に進むことは少ないです。なぜならば、他にも似たような商品が出品されていることが多く、しっかりと写真が掲載されている出品物のほうが安心だからです。

写真枚数が少ないということは、それだけで購入される機会を逃している可能性があるのです。

2. 加工しすぎている
商品の見栄えを良くするために、写真を加工する出品者もいます。暗い場所で撮った写真を少し明るくする程度ならいいのかもしれません。でも商品の色合いや雰囲気が変わってしまうほど加工すると、クレームにつながりますので注意が必要です。
赤い色のバッグ

赤い色のバッグ

こちらの写真は赤いバッグです。
色を加工してみた

色を加工してみた

アプリで加工してみました。色が濃くなってしまったので、実際に商品を見た時に「色が違う」と思われてしまいます。

また、少しレトロな感じを出すような加工をすることもあるようですが、雰囲気が変わってしまうのでおすすめできません。

当然ながら、傷や汚れがあったときに、それを加工して消してしまうのは絶対にしてはいけないことです。商品は、たとえダメージがあったとしてもありのままを伝えることが大切なのです。

3. 写真がブレブレになっている
以前メルカリで思わず二度見してしまったのですが、何が写っているのか分からないくらいブレた写真がありました。しかもその写真1枚のみだったので、写真からは一体何を出品したのか分からない状況です。出品した後で、確認しないのだろうかと思ったのですが、おそらく自分では完璧に撮れていると思ったのでしょう。ぶれていたりぼやけている写真は、商品が分からないだけではなく、出品者自身の印象も悪くなってしまいます。

4. 肝心の部分が写っていない
例えばブランド品で本物かどうかを確認したいけれど、肝心の部分が掲載されていないこともあります。出品者が伝えたい部分と購入者が知りたい部分にズレが生じてしまっているからです。

購入側が知りたいことのひとつは、ダメージです。でも出品者は、商品の良い部分を見せたいので、どれだけ状態が良くきれいなのかや、ロゴを掲載してしまうこともあります。購入側からすると、「うーん、そこじゃないんだよね」となってしまう写真です。

写真を撮る時には、自分が知ってほしいと思うことよりも、買う人の気持ちになることが大切です。自分が買うとなったら、何を知りたいか。そういう発想で写真を撮ってみると、伝わりやすい写真になります。

5. 余計なものがたくさん写っている
売りたい商品の周りに関係のないモノがたくさんあってごちゃごちゃしていると、非常に見栄えが悪くなります。例えば部屋で写真を撮る場合には、背景で生活感が出てしまうので、壁や床を利用して写真を撮るようにしましょう。

余計なものといっていいのか分かりませんが、肌の露出が多いのも考えものです。例えば洋服を出品する時に着画を掲載することがありますが、洋服を見せたいのか、それとも胸元を見せたいのか判断がつきにくい写真があったりもします。トラブルが起きてからでは遅いので、まずは商品をしっかりと見せることを心がけましょう。
 

これはワザなのか? 時々写真が逆さまの出品物がある

何気なくメルカリを見ていたとき、写真が逆さまになっている出品物がありました。例えばこちらの写真のように、上下が反転していたのです。
写真が逆さまになっている出品物もある

写真が逆さまになっている出品物もある

最初は「間違ったのかな?」と思ったのですが、「あれ?」と思ってその商品の詳細を見ていた自分に気づき、「もしかしたらワザなのでは?」と考えました。わざと逆さまにすることで興味をひき、商品の詳細を見てもらう作戦です。

もちろん、本当に故意的だったのかどうかは分かりませんが、たくさんの出品物がある中で目立たせるテクニックのひとつと考えることもできそうです。スマホの角度を変えれば商品が何かは分かるので、出品における何らかの禁止行為にはならないとは思いますが、もし事務局から連絡がきたら素直に従いましょう。

メルカリでは、売れるかどうかは写真にかかっているといってもいいくらい、写真が重要です。相手が何を知りたいのかを考えて写真を撮っていきましょう。撮り方などが分からなければ、自分が興味をひかれる商品の写真を真似するのも手です。なかなかうまく撮れなくても、回数を重ねるとポイントがわかってくるもの。慣れも必要です。


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