共働き家族が在宅勤務になって困ったことは?
内閣府調査によると、共働き世帯は1997年に専業主婦世帯数を上回ったのち、2018年には専業主婦世帯の2倍を超える1,219万世帯となりました。現在は多数派の共働き世帯も、コロナ禍をきっかけに在宅勤務/テレワークを始めたケースは多いでしょう。在宅勤務による暮らし方や住まいへのニーズの変化を把握するために、三井ホームでは、週1回以上の在宅勤務を行った方374名を対象に意識・実態調査(※)を実施。この調査結果から分かったことを3つ紹介しましょう。
<1>在宅勤務の実施人数と、想定の有無
家族の中で在宅勤務を行った人数は「一人」54.3%、「複数人」45.7%と約半数ずつでした。しかし、在宅勤務になることを想定していたかという質問に対しては「どちらか一方のみ、在宅勤務/テレワークになることを想定していた」36.1%、「夫婦ともに、在宅勤務/テレワークになることは想定していなかった」34.2%と、大半の方にとって「複数人の在宅勤務」は想定外の事態であったことがうかがえます。
<2>ワークスペースに対する考え
在宅勤務/テレワークを行った経験より、ワークスペースの場所(数)について不満がある割合は、在宅勤務者が「一人」14.8%、「複数人」25.5%と、家庭内に複数人の在宅勤務経験者がいるほど不満が大きくなっています。また、コロナ禍を経ての“憧れのワークスペース”は、「集中できる」「仕事と家事を両立しやすい配置」「防音効果が高い」「おしゃれなインテリア」などニーズが多様化していることが分かります。
<3>今後の住宅購入意欲
在宅勤務をきっかけに、44.4%が「住宅・リフォームを検討、もしくは購入したい」と回答。「複数人の在宅勤務」経験者ほどその意向は強く、53.2%となりました。そして、今後の“憧れの家”は「家族それぞれの部屋がある」「ワークスペースがある」「LDKに限らずに色々な居場所がある」など間取りに関わる項目と、「遮音性の高い部屋」「空調環境が良い」など家の環境に関わる項目が上位にきています。
※出典:
「コロナ禍における“共働き夫婦”の働き方と住まいに関する意識・実態調査」調査期間:2020年6月12日(金)~16日(火)
共働き家族の憧れを実現する住まいが登場!
今回の調査結果から、在宅勤務を経験した共働き家族は、新型コロナ禍により「ワークスペース」へのニーズが一層高まったことが分かりました。働く環境としては、仕事の状況に応じて集中したい、家族と適度な距離感を取りたいなど、ニーズは多様化していることがうかがえます。また、在宅勤務により家に居る時間が長くなったことを受け、家族が快適に過ごせる住宅性能や、家事の時短が可能な間取りへのニーズも高まっています。
三井ホームでは、共働き家族のニーズや近年のインテリア・トレンドを取り入れた住宅商品「chouchouCOOL(シュシュクール)」を発表しました。「chouchou(シュシュ)」には、エレガントな内外装が魅力の「chouchouCHARM(シュシュ チャーム)」がありますが、エレガントさを残しつつモダンでスタイリッシュなインテリアの「chouchouCOOL(シュシュ クール)」の発表により、2つのバリエーション展開となりました。
目的に応じて利用できる複数のテレワークスペース
「chouchouCOOL」は、在宅勤務をする共働き家庭のために、夫婦がそれぞれ目的に応じて利用できる複数のテレワークスペースを提案しています。例えば、静かな空間で落ち着いて仕事をしたい時は、玄関奥のクローズタイプの空間が適しています。家事と仕事をバランスよく両立したい時はキッチン脇のセミクローズタイプ、子どもの様子をみながら仕事をしたい時はダイニングルームなど、家族の状況や仕事の内容に応じて仕事をする場所を選ぶことができます。
フレキシブルに活用できるセミクローズのスペース
セミクローズのスペース「プチ・リュクス」は、キッチンの横に配置することで、家事を行いながら少し息抜きをしたい時や趣味に没頭したい時はもちろん、在宅勤務やちょっとした作業にも使えるフレキシブルなスペースです。キッチンと連続した場所にありますが、入り口に扉をつけることでクローズタイプに変更も可能。在宅勤務の際の音の問題を緩和できます。洗濯に関する家事ラクにする空間構成
「脱ぐ、洗う、干す、しまう」といった洗濯の家事負担を軽減するために、ランドリーからバルコニー、そしてクロゼットへと流れるようにつながる空間構成を提案。クロゼットは主寝室にも隣接しているため、起床から外出前の身支度や、入浴から就寝などもスムーズです。ランドリーには、室内干しや仮干しのスペースと、乾かした衣類をそのままアイロンがけするためのカウンターを設置。洗濯物を干す/しまうを、手早く進められます。
帰宅後すぐに手洗いができるフィッティングルーム
コロナ禍により、帰宅後すぐに手洗い・うがいをする習慣を身につけた人は多いでしょう。「chouchouCOOL」は、エントランスホールに、手洗いカウンターを備えたフィッティングルームを用意。帰宅後着ていたコートなどを収納したら、すぐに手洗い・うがいをできます。エントランスに近いことで、暮らしのメインエリアであるLDKに花粉やウィルスなども持ち込みにくくなり、来客に気軽に利用してもらいやすいのもポイントといえます。
家中のどこでも、一年中心地よい空気環境を実現
「chouchouCOOL」は、高断熱・高気密の「プレミアム・モノコック構法」を採用しています。この高い断熱・気密性が、全館空調システム「スマートブリーズ」の能力を最大限に引き出すことで、家じゅうの温度・湿度を1年中快適な環境にコントロール。さらに、階段室やホールなどのオープンスペースに、テレワークスペースを設けるといったフレキシブルな空間構成を可能にしました。また、「スマートブリーズ」に搭載されている高性能フィルターは、花粉やホコリを約90%カット。健康被害が心配されているPM2.5の流入も抑制し、家の中をきれいな空気で満たし、家族の健康を守ります。
ZEH対応も可能。共働き家族に優しい住まいに
「プレミアム・モノコック構法」の住宅に太陽光発電システムを装備すれば、国が普及を推進しているZEH(ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス)への対応が可能になります。ZEHとは、断熱・気密性の高い建物に高効率な設備システムを搭載して省エネルギー性を高めた上で、再生可能エネルギーを導入して、年間のエネルギー消費量の収支をゼロにすることを目指した住宅のことです。
ZEHによるエネルギーの自給自足は、在宅勤務で増えた電気使用量への対策になります。さらに、発電した電気を蓄電池で貯めておくことは、自然災害など有事で停電した際の備えにもなるでしょう。
「chouchouCOOL」は、共働き家族の暮らしと仕事をサポートするだけでなく、快適な空気環境を提供する“家族に優しい住まい”です。さらに、ZEHによるエネルギーの自給自足により、家計にも地球環境にも優しい住まいともいえます。これからマイホームの建築を考えている人は、是非検討してください。
<関連サイト>
戸建住宅「chouchou(シュシュ)」
三井ホームの提供価値
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