具体的には、インシュリンは血液中の糖の濃度(血糖値)が高いほどたくさん分泌されるので、この血糖値を上げにくい食品を食べることとなります。このとき、この食品ごとの血糖値の上がりやすさを表す指標にGI値(グリセミック・インデックス)というものがあり、このGI値が低い=血糖値が上がりにくい=インシュリンが分泌されにくい食品が低インシュリンダイエットの基本食となります。参考までに食品のGI値が掲載されたいくつかのサイトを探してみると、以下のサイトなどがありました。ただし、GI値は測定した人によってかなりばらつきがありますので、データソースが同じでなければ値は完全には一致しません。

☆GI値が掲載されているサイト☆
University of Sydney(GI値の検索ができるが英語)
What is Glycemic Index ?(日本語)

余談になりますが、冒頭で紹介したテレビ番組では、このGI値のことをグリセリン(アルコール)・インデックスと全く訳のわからん紹介をしていて、いくら素人相手の娯楽番組だからと言っても、いい加減さの度がすぎていました。

さて、そんな低インシュリンダイエットは、私が知っている限りでもアメリカでは30年以上の歴史があります。例えば血糖値を上げやすい炭水化物を極力摂らないようにしてインシュリンの分泌を抑えるAtkins博士のローカーボダイエットなどは初版が1972年に出され今も人気のダイエット法の一つとなっています。その他、日本では「4・3・3ダイエット」と呼ばれるBarry Sears 博士のゾーンダイエットやH.Leighton Steward博士の「シュガーバスター」などもインシュリンの分泌に配慮したアメリカで人気のある低インシュリン系ダイエットです。

ちなみにここで紹介した低インシュリンダイエットに関する本は、すべて日本語版が出ていますので、興味のある方はこちらを参考にされるとよいと思います。



さらに、アトキンス式ダイエットとゾーン(4・3・3)ダイエットに関する日本語のサイトは、私のおすすめサイト「こだわりダイエット」の中にもリンクされています。

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