家計簿・家計管理

子どもの習い事で一番人気は?費用はいくらかけている?

家庭によって様々とは思いますが「人気のある習い事は何だろう?」「月謝はどのくらいだろう?」など、お子さんの習い事について気になる方も多いのではないでしょうか。今回、オールアバウトでは「小学生以下のお子さんのいる世帯を対象に「子育てのお金に関するアンケート」調査を実施(2020年12月実施。子育て世帯の300人が回答)。その結果から見えてきたことをお伝えします。

二宮 清子

執筆者:二宮 清子

家計簿・家計管理ガイド

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習い事徹底調査! 人気の習い事と月謝はいくら?

どんな習い事をするのか、習い事にかける費用などは、家庭によって様々とは思いますが、「人気のある習い事は何だろう?」「月謝はどのくらいだろう?」と気になるところですね。

今回、オールアバウトでは小学生以下のお子さんのいる世帯を対象に、「子育てのお金に関するアンケート」調査を実施(2020年12月実施。子育て世帯の300人が回答)。アンケートの回答から、未就学児・小学生・中学生の人気の習い事と月謝(小学生の場合)についてわかったことをお伝えします。
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ピアノの練習

 

人気の習い事は?

未就学児・小学校低学年・小学校高学年・中学生の習い事は以下の表のようになりました。
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どんな習い事をしてる?

学習塾・通信教育、水泳、ピアノ・エレクトーン、英語・英会話、サッカーが人気です。習い事を始める目的は様々で、「学習塾・通信教育」だと学習の習慣化・基礎学力の定着・中学受験などを目的に始める場合が多く、「水泳」は体力強化、「サッカー」は運動が得意になり、チームプレイを通して協調性や社会性を身に付けるためなどが目的になっているようです。

また、「ピアノ・エレクトーン」は情操教育や将来の子どもの豊かな人生のため、「英語・英会話」はグローバル社会に適応するために習い始めるといった意見が多くありました。いずれも、「親の願い」と「子どもの習ってみたい!」という意思によって選ばれているようです。
 

年代ごとにどんな特徴がある?

次にそれぞれの年代の特徴を見てみましょう。
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年代別の特徴は?

■未就学児の特徴
未就学児の場合、まだ通わせていないというご家庭も多く、学習系よりも運動系の習い事をする方が多いようです。

■小学生の特徴
やはり小学生になると、習い事のバリエーションが広がっています。子ども自身に時間的な余裕があるため、いくつかの習い事を掛け持ちでしている場合も少なくありません。また、家計的にも比較的余裕のある小学生時代に、多くの経験をさせたいという親の願いも反映されているのでしょう。学習の習慣化や基礎学力の定着、さらに中学受験を見据えて、学習系が増えているのも特徴です。

■中学生の特徴
中学生になると、学校での部活が始まるため、習い事がぐんと減り、高校受験が控えているため、継続して学習系の習い事をする人が多いようです。そして中学生になる時点で、多くのご家庭で習い事を卒業しているのが見て取れます。
 

小学生の場合、月謝はいくら払ってる?

次に小学生の習い事で人気の高い、学習塾・通信教育、水泳・ピアノ・エレクトーン、英語・英会話、サッカーの月謝はいくら払っているのか? まとめてみました。
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小学生に人気の習い事にいくら月謝を払っている?


■学習塾・通信教育
学習塾・通信教育の月謝の多くが3000~1万5000円となりましたが、それ以上の月謝の場合も多く、金額の幅が広いのが特徴です。通信教育の場合、5000円前後が相場ですが、学習塾の場合、教科数や1週間に通う回数を増やすほど高額になり、中学受験専門塾になれば金額は跳ね上がります。さらに難関校を目指すなど、高いレベルを目指すほど高額になるのも特徴です。

■水泳
水泳の月謝は、5000~1万円を支払っているというのがわかります。それ以下だと良心的で、それ以上だと特別なコースを選択していると思われます。

■ピアノ・エレクトーン
ピアノ・エレクトーンの月謝も5000~1万円の場合が多く、あとは個人のピアノ教室か、大手のピアノ教室なのかでも変わります。また、プロを目指すお子さんであれば高額になるでしょう。

■英語・英会話
英語・英会話の月謝は、3000~1万2500円と少し金額に幅があります。個人の教室より、大手の教室の方が高額になりやすく、教室で一度に教える子どもが多いほうが安くなります。そのため、グループレッスンより少人数レッスンやマンツーマンが、さらに日本人講師よりネイティブの講師の方が高額になりがちです。

■サッカー
サッカーの月謝は3000~7500円を支払っているというのがわかります。スポーツ少年団のように地域に根差したものであれば低価格で済みますが、サッカースクールやサッカークラブになれば金額が上がります。
 

月謝以外の費用も想定しておこう

毎月の月謝以外にも、入会金や年会費、道具やユニフォーム、遠征費、季節講習費等の費用も想定しておくことが必要です。気合を入れて道具に大金を払っても、その習い事を長く続けることができるかどうかはわかりません。

子どもの様子を見ながら、最初はお下がりなども上手に活用しつつ、徐々に子どものレベルに合った道具を揃えていくとよいでしょう。

いかがでしたでしょうか? 人気の習い事や月謝にいくら払っているのかが、よくわかる結果となりました。習い事を検討している場合や、習い事を見直したいと思っている場合は、ぜひ参考にしてみてください。


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