家庭では何にエネルギーを多く使っている?

私たちの暮らしは、電気やガスなどのエネルギーを消費することで成り立っています。エネルギーは主に石油や石炭などの化石燃料の燃焼により得られますが、燃焼に伴い排出されるCO2(二酸化炭素)などの温室効果ガスにより、地球の温暖化が進んでいます。

地球温暖化を止めるためには、省エネに対する意識を持つことが大切になりますが、家庭生活において何にエネルギーを多く使っているか、ご存知の人は少ないかもしれません。

2017年の家庭のエネルギー消費を用途別に見てみると、動力・照明が最も多く、給湯、暖房、厨房、冷房と続きます。また、1965年度と比較すると、世帯当たりの消費量はほぼ倍に増えており、家電の普及・大型化・多様化などから動力・照明他(家電機器の使用等)のシェアが大幅に増加。また、エアコンの普及などにより冷房のシェアも増加していることが分かります。
三井ホーム

出典/資源エネルギー庁「エネルギー白書2019」(https://www.enecho.meti.go.jp/category/saving_and_new/saving/general/what/)

 

家庭のエネルギー消費をゼロにするZEH(ゼッチ)

現在、家庭でのエネルギー消費を抑制するため、政府はさまざまな取り組みを進めています。その一つがNet Zero Energy House(ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス)=ZEH(ゼッチ)の促進です。

ZEHとは、建物の断熱性を大幅に向上させ高効率な設備システムを導入することで、空気環境の質を維持しつつ大幅な省エネルギーを実現した上で、さらに再生可能エネルギーを導入することで年間のエネルギー消費量の収支をゼロにすることを目指した住宅のことです。

政府は普及目標として「2020年までにハウスメーカー等が新築する注文戸建住宅の半数以上、2030年までに新築住宅の平均を目指す」としています。つまり、エネルギーの自給自足ができるZEHは、これからの住まいのスタンダードになるのです。
 

ZEHの最大のポイントは断熱性と気密性

家庭のエネルギー利用の3割弱を占める暖房・冷房の消費量を抑えるには、断熱性と気密性を向上させて、冷暖房の効きをよくすることが重要です。三井ホームでは「プレミアム・モノコック構法」を採用することで、夏は涼しく冬はあたたかい暮らしを叶え、ZHEの基準を超える断熱性・気密性を実現しています。
 
三井ホーム

左:三井ホームの「高断熱プレミアム・モノコック構法」のイメージ。
右:住宅の断熱性能を表すUA値は標準仕様で0.43と、ZEH基準UA値0.6を大きく超えています。
※UA値:外皮平均熱貫流率。数値が小さいほど性能が高いことを表します。また、間取りプランや延床面積等により数値は異なります。


さらに、三井ホームオリジナル部材「ダブルシールドパネル(DSP)」を用いた屋根断熱により、屋根そのもので日射熱を遮断します。
一般的な住宅は天井断熱で、屋根に近い場所は熱がこもりやすくて空調エネルギーを多く使うことから、ロフトなどの小屋裏空間や、屋根に繋がる吹抜けのリビングの間取りを避ける場合があります。しかし、屋根断熱の三井ホームの住宅にはこのような制約はなく、自由な間取りをつくることが可能です。
三井ホーム

一般的な天井断熱と、ダブルシールドパネルによる屋根断熱のイメージ。屋根断熱で日射を強力にブロックすることで、昼も夜も室温の変化が少ない空間をつくれます。

 

エネルギー効率の高い設備なら省エネ&家計にやさしく

家庭の消費エネルギーを抑えるには、エネルギー効率の高い設備の導入もポイントになります。給湯器にはエコジョーズやエコキュートなどの高効率給湯器を、照明にはLEDを積極的に導入しましょう。またプラスαでエネファームのような燃料電池を採用するのも効果的です。

空調機器は、三井ホームのオリジナル全館空調システム「スマートブリーズ」がおすすめです。全館空調というと電気代が気になりますが、あるシミュレーションによると、三井ホームのように高い断熱性・気密性を持つ住宅なら、各部屋に個別のエアコンを入れるより、スマートブリーズを入れた方が年間の冷暖房費を抑えられるというシミュレーション結果もあります。「スマートブリーズ」は省エネだけでなく、家計にも優しい設備といえるのです。
 
三井ホーム

左:個別エアコンの一般的な住宅と比較すると、スマートブリーズを搭載した三井ホームの住宅は、年間の冷暖房費を約33%に抑制できます(※1)。右・スマートブリーズのイメージ。家中に配したダクトを通して温度管理と給気・排気を行います。

※1:2014年3月現在。 「スマートブリーズ・プラス」(単相タイプ4馬力)の場合。●SMASHにて試算●地域:東京●約35坪●電力単価:東京電力〔2014年3月現在〕オール電化・電化上手契約(夏季昼間約38円/kWh・夜間約12円/kWh)にて試算●スマートブリーズ設定温度:(暖)20℃、(冷)27℃●運転期間:(暖)11/2~4/22、(冷)4/23~11/1●個別エアコン設定温度:(暖)20℃、(冷)27℃●個別エアコン運転条件(5台):(居間・食堂・台所)7~10時、12~14時、17~23時(11時間)、(主寝室・洋室)6~9時、18~23時(8時間)※冷暖房の能力を比較するため、換気費用は除いています。※費用には基本料金は含みません。※金額は、シミュレーションによるものです。地域や気象条件、延床面積、設定温度などの諸条件により異なります。

 

創エネ設備の導入でエネルギーコストゼロの暮らしへ

創エネ設備である太陽光発電システムと、つくった電気を貯めておく蓄電地を採用する場合、自分の暮らしの消費量に見合った設備を導入しましょう。せっかく創ったエネルギーを無駄にせずに済みますし、建築時のコスト抑制にも効果的です。

また、エアコンや照明など家電製品の利用量、太陽光発電の発電量、蓄電池の充電量などを把握できる「HEMS」を導入すれば、家庭で何にどれくらいエネルギーが使われているのかの把握・管理ができます。「HEMS」をこまめにチェックすると“無駄使いを減らそう”という意識が高まり、エネルギーコストゼロの暮らしへとつながるでしょう。
三井ホーム

創エネ設備と省エネ設備、HEMS、電力のロスを防ぐ高気密・高断熱構造を備えた住宅で、省エネに対する意識を高めることで、エネルギーの年間コストゼロの暮らしへ。

 

万が一の災害発生時にZEHができること

太陽光発電システムと蓄電地を採用している住宅であれば、万が一地震や台風などの自然災害が発生したとき、建物に大きな損傷がなく、家に居る方が安全な場合は、在宅避難を選択することが可能です。貯めた電気を使ってテレビから情報収集したり、携帯電話を充電したり、夜に室内にあかりが灯すことができれば、不安も多少和らぐでしょう。
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災害発生後の夜、避難所や車ではなく、あかりの灯る住み慣れた家で眠れるのは、太陽光発電システムと蓄電地を採用するメリットのひとつといえます。

ZEHの選択で持続可能な社会に貢献しよう

家庭で使うエネルギーをゼロにすることを目指したZEHは、地球環境はもちろん、家計にもやさしい暮らしを実現し、持続可能な社会への貢献につながります。さらに、災害発生時に在宅避難を選択した場合、貯めたエネルギーを利用することで災害後の暮らしの不安を和らげることができます。

このようなメリットがあるZEHが、住まいのスタンダードになるのはそう遠い未来ではないでしょう。これから家づくりを始める方は、是非ZEHを検討してはいかがでしょうか。

【関連サイト】
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