調理器具・キッチン用品

ミツロウラップとは?エコで気分も上がる天然素材の「BeeEcoWrap」

毎日の生活のなかで、何かと使うことの多いラップ。あまりにも使いすぎると、地球環境に優しいラップはないものかと考えてしまうこともありますよね。自身の生活に積極的にエコを取り入れているという小林さんが、何度も洗って使える、天然素材を使用した「ミツロウラップ」をイチオシしてくれました。

小林 繭

執筆者:小林 繭

沖縄ガイド

Bee eco wrap

ラップとしての利便性を損なうことなく環境に配慮できる


もう、ずいぶん前からラップの使い捨てを問題視する声があがっています。日々の生活のなかで食材の保存や電子レンジでチンするときなど、なにかと登場する機会が多いラップ。便利なアイテムですが、使用頻度が多いぶん毎回使い捨てることに疑問を感じる人も多いのではないでしょうか。

私は、冷凍や冷蔵庫での食品の保存の際にはラップではなく、なるべく容器を用いるようにしています。しかし、どうしてもラップのほうが便利なときも少なくありません。そんなときは「ミツロウラップ(蜜蝋ラップ)」を使っています。

「ミツロウラップ(蜜蝋ラップ)」は現在さまざまなメーカーで製造されていますし、最近は作り方を教えてくれるワークショップも増えました。今回は、私が愛用している「BeeEcoWrap 」を紹介します。
   

ミツロウラップ(蜜蝋ラップ)とは? 「BeeEcoWrap」はすべてオーガニック素材

Bee eco wrap

ラップとして使えなくなったあとも環境にやさしい


「ミツロウラップ(蜜蝋ラップ)」は、布をミツロウ(蜜蝋)でコーティングした、天然素材のラップで洗って何度も使えるのが特徴。ミツロウ(蜜蝋)はミツバチが分泌する天然のワックスなので、100%天然素材です。

「BeeEcoWrap」は、GOTSオーガニック認証を受けたコットン生地でできています。化学物質を一切使わず、持続可能な方法で採集したミツロウとコールドプレス製法のホホバ油、木の樹脂を独自にブレンドしたワックスを浸透させて作られています。

抗菌作用があるミツロウとホホバ油を使うことで、天然の保存性を備えたラップとなり、食品の鮮度とおいしさを長持ちさせてくれるわけです。

オーストラリア、サンシャインコーストのヌーサでサスティナブルな暮らしを送るデヴァイン夫妻が、自分たちの出すゴミを減らすために、昔から伝わる保存方法を学んで製品化しました。今では世界中でエコラップとして知られる存在になっています。
 
もちろん、ミツロウは熱に弱いので電子レンジに使うことはできないし、冷凍保存や生魚など匂いの強いものにも向きません。また、レモンやライムなど酸性のものもミツロウを溶かしてしまうので使用できません。

自然のものなので万能ではありませんが、使うほど手のひらによく馴染み、何度も洗って繰り返し使うことで愛着が湧く楽しみがあります。

毎日使用するとして1年から2年でラップ機能は薄れると言われています。しかし、ラップとして使えなくなったあとも布としてはまだまだ機能するので、キッチンのふきんとして使うことが可能です。さらに、100%生分解性なので、最後は土へ戻せます。

 

カラフルでポップだから使うたびに気分も上々

Bee eco wrap

毎日使いたくなるデザイン


この「BeeEcoWrap」のもうひとつの魅力はデザインのかわいさです。カラフルでポップなラップはそれだけで気分がいいもの。さまざまな模様があるのでお気に入りを選ぶ楽しみもあります。

また、家の中だけでなく、サンドイッチやフルーツを包んでバックの中に忍ばせたり、そのまま広げてプレートがわりにして使ったりするのもイチオシです。アウトドアに持っていくと重宝するので、キャンプのときは必須アイテムですよ! キッチンの作業はもちろん、毎日の暮らしがもっと楽しくなるはずです。

そろそろ何も考えずラップを使い捨てする生活から卒業したい! という人は「BeeEcoWrap」でミツロウラップのある暮らしを始めてみませんか。
 
DATA
BeeEco┃BeeEcoWrap S/Mセット

生地:GOTS認証オーガニックコットン
サイズ:S、M
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※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。

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