毎日の野菜・フルーツレシピ/野菜の下ごしらえ・保存法

白菜の洗い方・下ごしらえ・切り方を解説

白菜の洗い方、下ごしらえ、切り方の基本をマスターすれば、いつもの白菜をよりおいしくいただけます。煮物、漬物、鍋、しゃぶしゃぶ、すき焼きなどに活躍する白菜。料理に合わせて、ざく切り、そぎ切り、棒切りなどの切り方を使い分けましょう。

江戸野 陽子

執筆者:江戸野 陽子

毎日の野菜・フルーツレシピガイド

<目次>
 

白菜の下ごしらえ

白菜の下ごしらえ・洗い方・切り方

株元に刃を入れています。この後、手に力を込めて割ります

■白菜の下ごしらえ
  • 白菜外側の葉は取り除く
白菜の外側の葉は農薬がついていたり、調理しても固く、料理に不向きですので捨てるのがいいでしょう。
  • 白菜を4分の1に分けたい場合
白菜は包丁を使わずに、株元に軽く包丁の刃を入れてから、手で割ると、日持ちがよくなります。また、この方法だとバラバラにならずに白菜を切り分けることができます。
  • 1枚ずつ使いたい場合
白菜の葉を1枚ずつ使う場合には白菜の根元に切り込みを入れて、葉先からはがして使いましょう。
 

白菜の洗い方

■白菜の洗い方
  • 切ってから洗う方法
好みの大きさ、切り方で切ったら大きめのザル、またはボウルに入れてたっぷりの流水で洗います。
  • 1枚ずつはがして洗う方法
白菜の葉っぱを1枚ずつに分けて1枚ごとに流水で洗い流します。
白菜の根元の方には泥、虫などがついているので1枚ずつ洗うときれいに洗い流せます。
 

白菜の切り方・ざく切りの仕方

煮物や炒め物に向いた切り方です。白い芯と葉では火の通りが違うので、芯から調理するようにしましょう。

1:白菜の葉を根元からはがし、洗って、水気を切ります。
2:カット白菜ならそのまま、大きな1枚葉なら、縦半分に切ったものを重ね、好みの幅で、端からざくざくと切っていきます。
白菜のざく切り/白菜の下ごしらえ・洗い方・切り方

白菜のざく切り

 

白菜の切り方・そぎ切りの仕方

芯の厚い白菜は、そぎ切りして切り口の面積を大きくすることで、短い時間で火を通りやすくします。鍋もの、煮こみに向いた切り方です。

1:白菜の葉を根元からはがし、洗って、水気を切ります。
2:包丁の刃先で、芯と葉の境目を切り離します。
白菜のそぎ切り/白菜の下ごしらえ・洗い方・切り方

白菜のそぎ切り1:白菜の葉と芯の境目を切る

3:芯を横に置き、包丁を寝かせ、切り口が広くなるように、斜めに切っていきます。
白菜のそぎ切り/白菜の下ごしらえ・洗い方・切り方

白菜のそぎ切り2:根元の方から斜めに切る

4:葉は好みの幅にざく切りします。
白菜のそぎ切り/白菜の下ごしらえ・洗い方・切り方

白菜のそぎ切り3:好きな大きさで葉をカット

 

白菜の切り方・棒切りの仕方

白菜の芯の繊維を活かすように、繊維を残して細長く切ります。繊維のシャキシャキ感が残り、漬物や炒め物にぴったりです。

1:菜の葉を根元からはがし、洗って、水気を切り、包丁の刃先で芯と葉の境目を切り離します。
2:芯を横に置き、5cm幅くらいに切ります。
白菜の棒切り/白菜の下ごしらえ・洗い方・切り方

白菜の棒切り1:5cm幅で切る

3:【2】を縦に置き、繊維質に沿うようにして、好みの幅で端から切っていきます。


白菜の棒切り/白菜の下ごしらえ・洗い方・切り方
白菜の棒切り2:繊維質に合わせて切る


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※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。
※衛生面および保存状態に起因して食中毒や体調不良を引き起こす場合があります。必ず清潔な状態で、正しい方法で行い、なるべく早めにお召し上がりください。また、持ち運びの際は保存方法に注意してください。

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