不義理なことをしていない?

不義理な人

「自分さえ得すればいい」という人は、意外といます。そういう人は、人をがっかりさせるような不義理な行為をしてしまいがちです。大人になっても精神的に成熟していない子供おばさんは、義理立てをせずにやり過ごしてしまうことが多く、人間関係を壊してしまいます。そんな人が、知っておいた方がいいことがあります。

 

筋を通す人でいることが大切

不義理な人の代表と言えば、“助けてくれた人に対して、裏切るような行為をする人”です。例えば、お金を貸してくれた人に対して、返さずに逃げてしまったり、仕事で助けてくれた人に対して、恩を仇で返すようなことをしたりするのは、典型です。

そこまで分かりやすいパターンではなく、“相手の親切に対して、ただただされっぱなしの人”も、見方によっては不義理な人だと言えるかもしれません。例えば、お金がないときにサービスをしてくれた親切なお惣菜屋さんがあるのに、近くに安いスーパーができたら、もうそのお惣菜屋さんには行かないで、そっちでしか買わないような人は、ちょっと残念な人かもしれません。

もちろん「安いスーパーで買い物をしてはいけない」といっているわけではないですし、「絶対に恩返しをしなくてはいけない」ということはありませんが、日頃から、ささいなことでも目先の利益ばかりを追いかけるのではなく、人としての温かさがあると、より人からの信頼を得られるようになるのです。

 

義理を通すことで得られることがある

不義理な人は、基本、“目先の損得”しか見えていないことも少なくありません。だから、長い目で見て、「不義理をすることで失ってしまうもの」、逆に「義理を通すことで得られるもの」を分かっていません。

例えば、きちんと義理を通す仕事をしている人は、人としても好かれやすいもの。その結果、自分が会社を退職した後も、別の仕事を頼まれたり、また友人として付き合ってもらえたりすることもあるものです。

逆に、自分が会社を辞めたときに、今まで仲良くしていた仕事相手がサーッと目の前からいなくなるときは、あなたの“人としての評価”はその程度だったと言えるでしょう。

人生というのは、単に物質的に得すれば幸せになれるものではありません。一緒にいることで楽しかったり、何かあった時には助け合えたりする人がいることで、人生はより豊かになっていくものです。もちろん人間関係が続くかどうかは、相性の問題もありますが、少なくとも日頃から、不義理なことはしないようにした方がいいでしょう。

 

「相手に得させよう」と思ってみる!

日頃から不義理な行為をしがちな人は、試しに「相手に得させよう」と思って動いてみるといいでしょう。そうすると、自分は損しているようで、思いの外、色々なものが返ってくることに気付くでしょう。

それこそ、“得をしっぱなしの不義理な相手”に与え続けていても、自分が消耗するだけなので、人は選んだ方がいいこともあります。ただ、そんな相手に対しても、「自分が得するよりは、相手に得をさせる」くらいにしておくと、だんだん自分自身の心が豊かになっていくものなんですよね。

それは「自分は人に得をさせられるくらいに、何かを持っている人間なんだ」と実感できるからです。それこそが大切なことなのです。結局、自分ばかりが得しようと思っている人は、心の奥底では「自分は人に与えられるものを持っていない」という劣等感を抱いてしまっています。つまり、心が豊かではないのです。それが、自然とその人の醸し出している雰囲気にも出てきてしまうでしょう。

多くの人は、“一緒にいると得する、魅力的で豊かな人”を好むものです。もちろん得させることは、物質的なことに限りません。むしろ「一緒にいると、面白い話をしてくれる」「傍にいると、心を癒してくれる」という内面的な部分での得のほうが、より好かれやすいものです。

だから、もっと“人に得をさせられる人”になりましょう。不義理なことをしている場合ではありません。与えられる人になればなるほど、自分の心が豊かになるものですよ。


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