昔から縁起が良い名前/良くない名前、運が良い名前/良くない名前について気にされる方が少なくありません。これには占いの話のほかに、素朴な縁起かつぎ、うわさ話などもあります。これらの話は特に科学的、統計的な根拠はなく、ほとんどは個人的な好き嫌いを言っているだけの話なのです。
縁起のいい/悪い 運勢のいい/悪い 名前 漢字

縁起がいい、運勢の悪い漢字、名付けにおける影響は?

 

占いで良ければ縁起がいい?悪ければ縁起が悪い?

氏名に関する占いを「姓名判断」といいます。中でも広く知られているのが「字画占い」です。吉数が多いほど字画のよい名前ということで、字画のいい名前、悪い名前という2種類に分けられるのではありません。

下図のように、氏名の文字の画数から5通りの足し算(天格数・人格数・地格数・外格数・総格数)をして、その5つの数の吉凶をみます。下図にあげたのは五輪金メダリストのスポーツ庁長官と、死刑囚の極端な例ですが、吉数の数と運勢との関係はとくにみられません。
縁起のいい・悪い名前や漢字、運勢のいい・悪い名前や漢字

五輪金メダリストのスポーツ庁長官と、死刑囚の極端な例ですが、吉数の数と運勢との関係はとくにみられない

多くの流派で大吉、中吉、小吉とされているのは、概ね次の数です。
1、3、5、6、7、8、11、13、15、16、17、18、21、23、24、25、31、32、33、34、35、37、38、39、41、43、45、47、48、51、52、53、55、57、58、61、63、65、67、68、71、73

また姓名判断は何十もの流派・方法があり、文字の画数の決め方、足し算のやり方、判断などはまちまちなのです。占いの世界に共通の見方はなく、同じ氏名が流派によって大吉になったり、大凶になったりします。

つまり初めから世の中に字画のいい氏名、悪い氏名が存在するのではなく、流派を決めなければ答は出ないのです。ただ占いの好きな人は、姓名判断のどこかの流派に従って名づけをする人もいる、ということです。詳しくは「姓名判断は名付けに必要?占いは気にしたほうがいい?」も参考にしてください。
 

字の意味や成り立ちから、縁起が良いとされる名前

市販の辞典に良い意味が書いてあれば名前に良い、というのは、むしろ当たり前のことであり、辞典に良くない意味が書いてあれば、本人が気分が悪くなるだけですから、わざわざ名前に使わない方がよいでしょう。

ただし字源、つまり文字の成り立ちはまだ歴史の浅い研究分野で、専門の研究者も少なく、解明されていないことも多いことに注意すべきでしょう。世間ではあやしげな説明もたくさん流れていて、個人で正しい情報を簡単に探すことはできないのです。
 

縁起や運勢の良い・悪いに関するその他の噂話

■左右対称の字は傾かないから縁起が良い
漢字はやや右上がりに書きますから、厳密に左右対称の字というのは無いのですが、ただゴシック体の活字でほぼ左右対称になるのは次のような字です。

一・英・栄・円・央・音・華・果・栞・貴・杏・京・圭・景・高・亘・士・日・宗・春・尚・真・嵩・崇・昌・茜・晶・章・早・大・奈・南・美・実・平・茉・来・蘭・里・林・基

「運」という言葉を使えば占いの話になり、つまり占いを信じるかどうかであって個人の自由です。左右対称の字を使うかどうかも個人の好みの問題であり、名前に向いているかどうかという一般的な答えはありません。ちなみに、左右対称の字というのは数が限られていますから、作れる名前の範囲もかなり限定されます。

詳しくは「左右対称の漢字を使った名前は縁起がいい?強運?」や「左右対称でない漢字は縁起が悪い?」も参考にして下さい。

■漢字一文字名前は片足で立つから縁起が良くない
どういう意味なのかは不明です。名前の文字数は個人の好みで決めればよいことです。

偏(へん)と旁(つくり)に分かれる字は縁起が良くない
これも意味はよくわからない話です。個人の好みで決めればいいことです。

濁音を入れると名前が濁るから縁起が良くない
が行、ざ行、だ行のような濁音が入ると名前も濁る、という連想ですが、これも好みの問題で、自由に決めればよいことです。著名人の名前にも濁音はたくさんあります。

■サンズイ、雨かんむり、火ヘンや火の入る名前は縁起が良くない
水難や火難を連想する、ということのようですが、下記のように名前に向く字で、よく使われている字もたくさんあります。

汰、海、沙、湊、涼、澄、河、治、順、潤、渉、清、澪、浩、洋、滉、温、渚、汐、津、満、江、瀬、零、勲、薫、秋、煌

名前に向く字であるか、そして自分自身が気に入った字であるかどうかが大切なことです。詳しくは「さんずい・雨かんむりの漢字を名前に使うのは縁起が良くない?」も参考にして下さい。

花や季節をあらわす字は縁起が良くない
花を表す字は「散る」から、季節を表す字は「移り変わる」からいけない、というもので、素朴な連想ゲームのようなものです。昔の農村では花や植物に関する字を「散る」「枯れる」という連想につながるから避ける、という人も多かったのですが、花や季節をあらわす字で名前に向く字はたくさんあります。最近はまったく逆で、花や植物をあらわす字が大人気です。

【関連記事】


【編集部からのお知らせ】
All Aboutで家計に関するアンケートを実施中です!(抽選でAmazonギフト券1000円分を3名様にプレゼント)
アンケートはコチラのリンクから回答をお願いいたします(回答期限は2020年9月29日まで)

※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。
※妊娠中の症状には個人差があります。記事内容は執筆者個人の見解によるものであり、全ての方への有効性を保証するものではありません。体の不調を感じた場合は、適切な医療機関での受診をおすすめいたします。当サイトで提供する情報に基づいて被ったいかなる損害についても、当社、各ガイド、その他当社と契約した情報提供者は一切の責任を負いかねます。