洗濯に悩むすべての人に贈る「洗濯を快適にするHow to ブック」

住友林業

「住友林業のアシスト読本 せんたく編」表紙
 

住友林業ではこれまでも「家事が楽になる!共働き家族がうれしい住まい・間取り」 でも紹介した「DUE CLASSO(ドゥーエ・クラッソ)」 など、忙しい共働き家族を支援したり、日常生活の悩み、不満を解消する家づくりを続けてきました。

この取り組みをさらに深掘りし、より多くの方に知っていただくため、2019年12月20日に「暮らしを豊かにするアシスト読本」をシリーズ化して発行することを発表。その第一弾が洗濯家・中村祐一氏の監修を受け、洗濯しやすい間取り提案や洗濯に関する悩み解決などをまとめた「せんたく編」です。

このカタログの制作に携わった、住宅・建築事業本部 営業推進部 営業戦略グループ マネージャー 石河麻美さんに聞きました(以下コメントはすべて石河さん)。

そもそも、なぜ「洗濯」に着目したのでしょうか。

「給湯機器などの製造販売を行うリンナイ株式会社が行った意識調査がひとつのきっかけになっています。2019年5月に同社が実施した『洗濯に関する意識調査』によると、洗濯で何らかの失敗をした経験を持つ人は、なんと7割にもおよぶとのこと。にもかかわらず、ちまたにあふれる家事ノウハウの中で、なぜか洗濯に関する情報は極端に少ない印象がありました。事実、料理番組は枚挙にいとまがありませんが、洗濯番組は皆無ですよね。
(※ 洗濯の実態を探るため、全国20~60代の男女計1,000名を対象に実施した「洗濯」に関する意識調査)

この意識調査を監修されたのが、洗濯家・中村祐一さんでした。かねてより『衣食住の中で、衣類についてはあまり配慮されていない』との考えをお持ちで、その状況を何とか改善したいと多方面で活躍されている方です。
住友林業

監修者の中村祐一氏
 

そこで私たちは、中村さんにお声がけさせていただきました。家の間取り、家事動線や洗濯機を置くユーティリティースペースの工夫などで洗濯という家事をサポートしたいという考えを説明したところ共感してくださり、この読本発行が実現したというわけです。内容には中村さんがこれまで培ってきた洗濯に関する様々なアドバイスの他、この読本制作に携わったスタッフの生活者目線からの悩み、不満の解消法なども反映されています」
 

お湯洗いで洗濯に関する悩みの約8割は解消される

では、早速全26ページの「せんたく読本」の中身を見てみましょう。前半には非常に実用性が高い「家庭のせんたく 5つの新常識」が載っています。

「タイトルどおり5つのノウハウが豊富なイラスト、写真と共に解説されています。もちろんすべてが役立つ知識であり、実践していただきたいのですが、ここではそのなかから2つご紹介します。まずは【 『お湯』が決め手!】。やはり水ではなくお湯を使うことで、衣類の皮脂が溶け、洗浄効果が飛躍的にアップ。黄ばみにくくなる上、部屋干しした時の嫌なニオイが発生しにくくなるのです。中村さんいわく『お湯洗いすることで洗濯に関する悩みの約8割は解消される』とのこと。
住友林業

お湯と水の差は一目瞭然!
 

また、このノウハウには、住友林業からの補足として『アシスト』と題した情報を載せています。お湯洗いは、冷めないうちならお風呂の残り湯でもOKですし、さらに温水機能付き洗濯機という選択肢もありますが、水を温めるのに時間がかかりがち。やはり理想的なのはお湯と水、両方が出る蛇口が付いた『混合水栓』を洗濯機置場につけることです。水道工事が必要になるので、家の新築・リフォーム時の導入をおすすめ しています」

住友林業

これからは洗濯機の蛇口を混合水栓に!

次に石河さんが挙げた注目の新常識が、【あなたは『外干し派』?】。洗濯物はやはり太陽の光の下に干したいという根強い外干しニーズがある一方、室内干しも十分注目できると解説しています。

「外干しは乾きやすく、殺菌効果が期待できるのは確かですが、半面、紫外線で衣類が傷む、花粉等で汚れる、さらには天候に左右されるというデメリットがあります。特に天候問題は、共働き家族にとってネックですよね。

一方、室内干しなら天候はもちろん時間にも左右されないので、忙しい共働き家族向き。花粉、ホコリが付きにくいメリットもあります。ニオイが付きやすい、乾きにくいといったデメリットはありますが、室内の温度、湿度、空気の流れをコントロールすることで解消できます。この項目の『アシスト』では、室内干し専用スペースをつくることや、脱臭機能を持つナノイー発生機導入でのニオイ対策をおすすめしています」
住友林業

共働き家族が多くなったために室内干しニーズが増え、専用スペースに注目が集まっている
 

家族全員が自然と洗濯に参加できる空間のつくり方も

読本後半のトピックは、住友林業が積み重ねたノウハウに中村さんのアドバイスを加えた「せんたく空間5提案」。ここでも、石河さんに特に注目してほしい項目を2つ挙げていただきました。

「まずは【ランドリー型の家族ストレージ】。洗濯機置場があるユーティリティースペースに、服や下着、小物類に分けてしまえるクローゼットを家族別に設置して、各自が自分の衣類を自分でしまいましょうと提案しています。洗濯物を各自の部屋に持っていく手間が省けるわけです。このプランはバルコニーに面していて外干ししやすいのですが、室内干しスペースも設置。もちろん、取り込んだ洗濯物を畳むスペースもあります。
住友林業

家族が協力しやすいことで時短にもつながるランドリー型の家族ストレージ
 

さらに、ハンガーで乾かしたシャツなどをハンガーのままかけて収納する、小さな子供の衣類はたたまずに、そのままふわっとカゴに仕分けて収納することも提案。たたむのが苦手な子供も洗濯に参加しやすくなります」

2つ目は【2階で外干し&室内干しプラン】をピックアップ。2階建てによく見られる「1階で洗濯機を回し、2階で干す」間取りに、ワークテラスを設けて、洗濯をより快適にする提案です。

「2階バルコニーの横にワークテラスがあれば、乾いた洗濯物をそこでたたみ、各部屋に収納できます。また、ハンガー、ピンチ、アイロン、霧吹きなど関連アイテムを集約させておくこともでき、余計な手間がかかりません」
住友林業

室内干しスペースを設けたワークテラスの壁には調湿性能・脱臭効果のあるエコカラット(写真右上)を採用しても

 

現代人のライフスタイルに合わせて「せんたくのアタリマエ」を変えていく

最後の見開きページは、比較的狭小な住宅でも実現しやすい「コンパクト工夫提案!」。1坪~1.5坪の洗面室プランを、「1坪」「1.25坪」「1.5坪」と3分類し、限られたスペースだからこそ使いやすくなるアイデアを紹介しています。

「例えば1.25坪では2パターン掲載。ひとつは洗濯物を干すスペース、あるいはアイロンをかけ終わった衣類の仮置き場など、様々な使い方ができるコーナーを洗濯機横に設置するプランです。カウンター下に脱衣カゴを置き、引き出しに下着類、洗濯機置場の棚にハンガー、ピンチなどを収納する工夫も提案しています。

もうひとつは、ガス衣類乾燥機+スロップシンクも設置したプラン。洗濯機の反対側には洗剤、タオル、下着、脱衣カゴなどをしまえる収納があり、扉を閉めればすっきりした空間になります」
住友林業

1.25坪のコンパクトな洗面室プランは4人家族にも十分に適している
 

現代人のライフスタイルに合わせて「せんたくのアタリマエ」を変え、今までにない新たなアイデアを凝縮した、住友林業のアシスト読本「せんたく編」。この記事で紹介した情報はほんの一部です。実物のカタログは全国の住宅展示場で入手できるほか、下記サイトからの請求も可能。ぜひ手に入れて、洗濯という家事を楽しんでみてください。

<関連サイト>
無料カタログ請求で「住友林業のアシスト読本『せんたく編』」を入手
全国住宅展示場・ショールーム情報

■洗濯家・中村祐一氏
長野県伊那市のクリーニング会社「芳洗舎」3代目。「洗濯でセカイを変える」という信念のもと、日本中の家庭に「洗濯」を伝え続ける、日本を代表する洗濯家。多くの人がイメージし日々行っている洗濯は「洗濯風」だと説き、家庭での「洗濯」という文化の再定義に取り組む。「衣食住」における「衣」の分野、洗濯から考える暮らし方の提案を行い、住宅関連メーカー、家電メーカー、アパレルメーカーなどへもアドバイス。衣服と関わる様々な業界の改革に取り組んでいる。
※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。