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記事例:「なんで結婚しないの?」に答え続けるのにもう疲れました

友人が次々結婚。結婚しない私はかわいそうなの?

結婚しない

壇蜜、イモトアヤコ、橋本マナミなど、芸能人の結婚が相次いでいる。こういう場合、彼女たちと仲のよい友人で独身だと妙に同情されたりするようだ。一般人の場合も同じ。仲良しグループの中で自分だけが結婚していない場合、周りの目をどう自分の中で消化すればいいのだろうか。

 

 

どうして結婚していないとかわいそうなのか?

周りが続々と結婚していくと、落ち着かない気持ちになる女性は少なくないだろう。それはどうしてなのだろうか。

  • 「自分だけ誰にも選ばれていないような気持ちになるんですよね。私も周りがみんな結婚してしまい、落ち込んでいます」(30歳)
  • 「女として魅力がないと証明しているような気がするから」(33歳)
  • 「それなりの名前のある企業や官公庁などで仕事をバリバリしているならともかく、バリキャリになるつもりもなく、結婚もできないとなると、なんだか中途半端な人生を送っていると思われそうで」(34歳)


本人が、どうしても結婚したいのにできないから落ち込んでいるわけではない。結局は、「結婚できない私を他人がどう見ているのか」を忖度して気が沈むのではないだろうか。

結婚することがイコール幸せだと、人は疑いなく思い込んでいる。毎年、結婚するカップルの3分の1が離婚していくのに。

「さすがに今は、結婚していないと一人前ではないという考え方は減っているけど、それでも女性の場合、30歳すぎると、『子どもがほしいなら早いうちがいいよ』とあちこちからプレッシャーがかかるんですよ。結婚するのは当たり前だと思い込んでいる多くの人たちから」

クニコさん(33歳)はそう言って苦笑する。彼女は年末年始に実家に帰るのが恐怖だそうだ。

 

 

どんな生き方も本人の自由

恋をして、一緒に歩んでいこうと決めたからといって、結婚という形にこだわる必要はない。もっといえば恋をしないまま一生を暮らしてもかまわないのではないだろうか。

問題なのは、世間が自分をどう見ているかという心の迷いと葛藤だ。

「結婚したくないとずっと思っていました。だけどそう言うと変わり者だと思われたり、どうしてと根掘り葉掘り聞かれたりするので、『いい人がいればねえ』とずっと言い続けてきたんです。私も、他人からどう見られるかを気にしていたんですよね」

トウコさん(39歳)はそう話す。だが最近は、「結婚なんてどうでもいい」と親しい人には漏らすようになった。変わってると糾弾されるかと思ったら、「それもそうよね」という答えが返ってくることが増えてきたという。

「結婚はもちろんおめでたいと思いますよ。だけど必ずしもパートナーが必要な人ばかりじゃない。ひとりでいるのが好きな人もいれば、結婚という形に向いてない人もいる。私も高校や大学時代の仲良しはほとんど結婚していますが、だからといって自分が惨めだとは思わないし、誰にも選ばれなかったから人として劣るとも思いません。向き不向きだけの問題かな、と」

だから人は他人の結婚や離婚に、とやかく言ってはいけないのだ。結婚できなくてかわいそう、というのはほとんど侮辱的な言葉ですらある。

「かわいそうと言われたら傷つきますよね。他人に同情されるような問題ではないですから」

離婚についても同様だろう。離婚したくてしたのに、人は「かわいそう」「気の毒に」と言いがちだ。そこにも「結婚していることが幸せ」という偏った見方がある。

結婚していることは「状態」なので、それ自体が幸不幸を表すわけではない。「おめでたい結婚」をしていない人が「かわいそう」なわけではないのだ。

「どういう生き方をしてもいいよねという考え方がもっと浸透すればいいのにと思います。芸能人が結婚しただけで、うちの母親なんか電話をかけてきて、『あんたはどうするつもりなの』と言うんですから」

ため息をついたのは、前出のクニコさんだ。まずは親のプレッシャーをはねのけるところから強くなるしかないのだろうか。
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