短気は損気! すぐキレる性格を自分で治す方法

短気でキレやすい…すぐキレる短所の治し方とコントロール方法

短気でキレやすい自分を何とかしたい…


「短気は損気」とよく言ったもので、すぐにキレることにメリットは一つもありません。一度キレてしまうと、人間関係も険悪になってしまいます。「キレやすい老人」「すぐキレる子供」などのフレーズが一時は世間を賑わせましたが、現代社会はストレス社会とも言われ、ストレスからキレやすい、短気な性格になってしまうこともあるかもしれません。まずは自分の短気の原因を究明しましょう。
     

【短気の背景】すぐキレるのは自分を見失っているから? 

短気でキレやすい…すぐキレる短所の治し方とコントロール方法

自分の状態をまず分析、認識しよう


例えば、満員電車で揺られた瞬間に足を踏まれたとします。わざとではないと分かっているのに、相手にキレてしまった……。もしそんな経験があるのなら、あなた自身が限界にきている可能性があります。以下の項目に心当たりはないか確認をしてみましょう。
  • イライラが強い
  • 気が散りやすく、やるべき事にしっかり集中できない
  • 他人の言動に敏感、反応しやすくなっている
  • ネガティブな事が起きると、それに気がとらわれやすく、気持ちの切り替えができない
  • 予期せぬ事が起こるたびに普段ならやらない失敗をしがちになる
  • あせりや焦燥感が強い
該当した人は普段の自分を失いやすい状態にいるかもしれません。短気は精神のコントロールが必要ですが、自分の今の状態に危機感を感じ、自分の衝動を認識する必要があります。

■参考記事
モラハラ夫・自己中夫の事例と見極め方
「困った」人との上手な付き合い方とは? 心地いい人間関係のコツ

 

【短気の特徴】「すぐキレる人の特徴」セルフチェック

短気でキレやすい…すぐキレる短所の治し方とコントロール方法

短気でキレやすい人には共通点が?


短気でキレやすい人は以下のいずれかに該当していることが多いようです。早速チェックしていきましょう。
  • 極端にプライドが高い
  • 自分以外を愛せない
  • 他人への共感がもてない
  • 自分がいつも正しいと思っている
  • 他人を貶めることをしても自分が1番でありたいと思う
一つでも当てはまった人は自分の考え方を変えなければいけません。なぜならば、これら全ての特徴が反社会的であるからです。このような特徴を持つ人は、その原因が精神的限界による過度なストレスである可能性も大いにあります。ですが、人が社会で生きていくためには他者への敬意が必要であり、上記の項目は円滑な人間関係において邪魔な存在と言えます。怒りの感情は理性を失わせます。今いちど、肝に銘じましょう。

■参考記事
モラハラ夫・自己中夫の事例と見極め方
「困った」人との上手な付き合い方とは? 心地いい人間関係のコツ

 

【短気の原因】その「怒り」の特徴に思い当たりませんか?

人の怒りには状況は違えど、共通する特徴が存在します。
  • 怒りの対象が身近ほど強くなる
  • 感情をむける矛先が変わることがある
  • 伝わり広がっていく
  • 高いところから低いところに流れていく
自分がここ最近でついキレてしまった時のことを思い出してみてください。なんとなく、思い当たりませんか? 怒りには、一度怒り出すと止まらなかったり、根に持ったり、イライラしたり、最後には他人や自分を傷つけたり、物を壊したりと、エスカレートしていく場合もあります。特に、怒りの対象が身近な場合に起こり得るのが「八つ当たり」です。親しい相手ほど甘えてしまい、怒りを露わにする傾向があります。

■参考記事
怒りをコントロールする方法とは

 

【短気の原因】キレる理由を脳内物質・感情メカニズムから解説

短気でキレやすい…すぐキレる短所の治し方とコントロール方法

規則的な生活、できていますか?


1.セロトニンが足りていない
【セロトニンとは】
平常心をもたらす脳内物質。ストレスに対して動じない心をもたらし、頭のさえた、冷静な状態を保つ。

【セロトニンが少ないとどうなる?】
ストレス刺激が加わったとき、すぐに平常心をなくします。その結果、ちょっと嫌なことがあっても我慢ができず、すぐにパニックになってしまったり、落ち込んでしまったりします。

2.感情の容量がいっぱいいっぱい
仕事で疲れ切っているときに部下の些細な行動にイラッとして、つい怒鳴ってしまった経験はありませんか?基盤になる第一感情でいっぱいいっぱいになり、気持ちに余裕が持てず、怒りが出て怒鳴ってしまうというメカニズムです。

【第一次感情(ベースにある今の感情)】
「ヘトヘト」などの疲労感
「期待していたのに裏切られた」という失望感
「わかってもらえない」という悲しみや孤独感等

【第二感情】
怒りの感情。第一感情が満たされないことで出てくる。

■参考記事
もう振り回されない!怒りをコントロールする方法
快感やキレる感情はなぜ起こる?

 

【短気を治す】「アンガーマネジメント」でストレスを改善

アンガーマネジメントは米国では主流であり、マイクロソフト社も導入しています。まだ馴染みが浅い言葉ですが、近年は日本でも広がりつつあります。アンガーマネジメントとは怒りの感情と上手に付き合うための心理トレーニング術です。

日常の中でアンガーマネジメントを繰り返しながら、怒りの感情を自己でコントロールし、強いメンタルに鍛え、短気な性格とうまく共存できるようになるとされています。日本でもアスリートがメンタル強化のために取り入れているだけではなく、厚生労働省が推奨をしており、多数の企業が協会の講座を受講しています。

アンガーマネジメント協会では、怒りの感情を失くすことはできないけれど、他者に怒らない自分になり、社会の中で延々と続く怒りの連鎖を止めるようと提唱しています。

一般財団法人アンガーマネジメント協会ホームページ

■参考記事
もう振り回されない!怒りをコントロールする方法

 

【短気を治す】アンガーマネジメントで怒りを簡単コントロール

短気でキレやすい…すぐキレる短所の治し方とコントロール方法

6秒ルールをマスターしよう


アンガーマネジメントでは怒りのピークは6秒とされています。この6秒の間にアドレナリンが強く出るため、この6秒さえぐっと堪えることができればやり過ごすことができます。6秒の間に何か別のことを考えて、怒りから目を背けるようにしましょう。
 
  1. 深呼吸をして、呼吸を整える。そのとき、特に長く吐くことを意識する。
  2. 「1、2、3…」と、心のなかで数字を10までゆっくり数える。
  3. 心のなかで「ストップ!」と言い、考えるのをやめる。

他にも、好きな物語の台詞を頭の中で唱える、一旦トイレに離れるなど、自分に合った方法を探してみましょう。6秒耐えることができたら、「今自分の怒り度は10点満点中何点か」点数をつけてみましょう。採点をすることで冷静な感情を取り戻すことができます。

■参考記事
怒りをコントロールする方法とは
もう振り回されない!怒りをコントロールする方法

 

【短気を治す】キレる自分を作るのは自分の基準・思考・価値観

自分がキレやすいことを他者のせいにしてはいませんか? 恋人との喧嘩でも「あなたが〇〇だから怒るんだ」などと言ったことはありませんか? 短気な人は「普通はこうだ」「普通の人はどうする」など、自分の中に基準を作り、その基準から外れると怒ります。

考え方を変え、「世の中はいろんな人がいる」「そういう方法もあるのか」と考えた方がポジティブです。このような思考の変換はストレスをかかえることもなく、自分のモチベーションアップにも繋がり、人間関係も円滑にすることができます。

■参考記事
もう振り回されない!怒りをコントロールする方法

 

【短気を治す】短気でキレやすい自分を変えたいと思う気持ちが重要

短気でキレやすい…すぐキレる短所の治し方とコントロール方法

コーヒーブレイクで一息いれてみましょう


自分が短気だからと全てを否定し、感傷的になることはありません。怒りのコントロール方法を知らなかっただけです。自分で短気を短所として認め、治す方法を知りたいと思っていることが重要です。明日からすぐに全部を変えることもできないので、焦ることなく少しづつ向き合っていきましょう。

そして、もう一つ重要な、ストレスを溜め込まずに適度に発散できるリラックスする瞬間や方法を見つけることを心がけましょう。また、セロトニンは規則的な生活をする、日光にあたる、運動をする等で増えます。毎日は無理でも、休日や週に1日だけでも心がけるところから始めてみるといいでしょう。自転車をこぐ、歩くなど、誰でもできることで十分です。

■参考記事
快感やキレる感情はなぜ起こる?
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