私は化粧品メーカーの研究職から、商品企画・マーケティングを経て、美容アナリストとして活動しています。今季からは「主役がリップから目もとへと戻る」兆しがあり、がっつり「メイクしています感」を出さず、さりげなく存在感を放つアイメイクが気になっています。
そんなトレンドの目もとを指先ひとつで簡単に作り上げられるのが「ヴィセ リシェ ダブルヴェールアイズ」。なかでも、今シーズンはゴールドにきらめくテラコッタが上質カジュアルな印象の「OR-3」がおすすめです。
プチプラとは思えない粉感のすばらしさと、2色の絶妙なカラーバランス。オンオフどんなシーンでも使える、高クオリティなイチオシコスメです。
まるで粉雪! 肌に溶け込むパウダーにびっくり
まず触れたときに驚くのが、これまで体験したことのないようなパウダーの柔らかさ。粉雪のような柔らかなタッチで肌へしっとり溶け込みます。肌と一体化したかとような質感と繊細な輝きと発色の鮮やかさは、プチプラとは思えないクオリティです。
存在感は主張するけれども、悪目立ちはしないので、仕事でもプライベートでもつける場所を選びません。あえて言うなれば、ほの暗い場所だと輝きがより一層きらめくので、夜のデートや女子会など、女度をぐっと上げたいときにおすすめです。
テラコッタの「横長塗り」で、色っぽいコントラストを
ヴィセリシェ ダブルヴェールアイズOR-3を使ったメイクパターン
ダブルヴェールアイズの特徴は、なんといってもその繊細な輝きと鮮やかな発色。そのコントラストを色っぽく演出するため、テラコッタカラーは「横長」を意識してつけると、さらにトレンド感がアップ!
まずはゴールドを指にとり、アイホール全体と下まぶた全体にのばします。このとき、たっぷりめにつけてもOK! 手鏡で見ると「つけすぎかな?」と思うかもしれませんが、全身が映る鏡でひいた目で見ると輝き感がちょうどよいことがわかるはず。
その次にテラコッタを伸ばします。テラコッタは目頭から目尻まで、放物線を描くように「横長」を意識して塗りましょう。下まぶたも目尻側3分の1程度、目尻を包み込むように塗布すると、落ち着いた大人な雰囲気を演出することができます。
そして、もう一度ゴールドを指にとり全体にポンポンとたたくように塗布すると、カラーがより一層なじんで自然な仕上がりになります。このとき、ごしごしと塗ってしまうと、せっかくのテラコッタカラーがとれてしまうので気をつけてくださいね。
似合う色が知りたい方、パーソナルカラーが気になる方にも
ちなみに、今回ご紹介したOR-3は、イエローベースのスプリングとオータムの方におすすめとのこと。公式サイトでは、カラーごとに適合するパーソナルカラーが明記されていて、AIによるパーソナル診断ができるのもおもしろい試みです。ただ、ファッションやメイクは個性のひとつ。似合う似合わないだけにこだわらず、ご自身の「好き!」という感性を大切にしてくださいね!
DATA
株式会社コーセー|ヴィセ リシェ ダブルヴェール アイズ
色:全5色
内容量:3.3g