預金・貯金

要注意!貧乏を引き寄せる「負」の感情とは

私たちは普段何気なく生活していているつもりでも、ちょっとしたことからお金が貯まらない生活へと加速してしまうことがあるのです。それはズバリ感情です。ちょっと怖いですよね。

飯田 道子

執筆者:飯田 道子

金運アップ、ポジティブお金術ガイド

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いったい、どのような感情を持つとお金が貯まらなくなってしまうのか、もしそのような感情を持っている時には、どのようにすればよいのかを知っておきましょう。
 

誰かと比較し、対抗心を燃やす

セレブな生活を送っている人やエクゼクティブといわれている人に憧れて、そのような生活を手に入れたい、目標にして努力する、ということはよくあります。そして、これは決して悪いことではありません。

とはいえ、もっと身近で手が届きそうな人や同じくらいのクラスに属していると思う人を目標にする、比べてしまうというのは、危険な感情の始まりなのです。簡単に言い換えれば、ライバル心が芽生えてしまったということですね。

そのようなライバル心が芽生えてしまうと、その人が買ったモノがあればそれ以上に高価なモノを買う、その人が宿泊したホテルよりも高額なホテルへ宿泊するなど、その人よりも上を目指さなくては済まなくなってしまいます。そのことを自分が望んでいるのならまだしも、単に誰かに負けたくないという感情からでは、ただ無駄にお金を消費するだけです。

誰かを目標にして努力する場合には、モチベーションもアップして頑張ろうという気持ちが湧いてきます。そのモチベーションであれば、モノへの消費ではなく、仕事や勉強に向かいます。「誰かと比べているな」と感じたのなら、自分が一番大切にしているモノやコトは何かを考えることが必要です。
 

人を妬む、羨ましく思う

人と比べてしまうということにも通じることがあるのですが、誰かの成功を妬む、羨ましく思う感情を持つと、お金持ちにはなれません。

そんな感情とお金持ちになれる・なれないに何の関係があるの? と思うかもしれませんが、妬む・羨ましく思う感情は、自分は持っていない、足りないといい聞かせているのと同じこと。最初に芽生えた感情が、お金とは関係のない恋愛からであっても、ネガティブな感情に一気に支配されてしまう可能性があるからです。

誰にでも一度や二度、それ以上?「いいなあ」「羨ましいな」といった感情を抱くことはあります。そのように感じた場合、自分が欲しいのは誰かが持っている「モノ」なのかを考えてみてください。
クセ、妬む、羨む

他人と人を比べても、何も良いことはありません。誰かを羨ましく感じたら、自分が本当にやりたいこと、手に入れたいことは何かを考えてみてください。

たとえば友達が結婚した場合、結婚をしたことを羨んだり、場合によっては妬んだりすることがあるかもしれません。でも、自分がしたいのは結婚かもしれませんが、友達が結婚した相手と結婚したい訳ではありませんよね? そもそも羨ましく思う必要さえないのです。

誰かが昇進したという話を聞いた時、妬んでしまうことがあるかもしれません。でも、本当にそのポジションに就いて、その人の部下たちと一緒に仕事をしたいのでしょうか。また、その人と同じくらい努力してきたのでしょうか。

妬む、羨むという感情は百害あって一利なし。もし芽生えてしまったら、できるだけ早く気分転換し、気持ちを切り替えるようにしましょう。
 

何でも楽天的に受け止める

楽天的という言葉からは悪いイメージを抱く人は少ないかと思います。とはいえ、ことお金に関しては良くありません。

楽天的な人の全てが同じようにするとは言い切れませんが、お金がない状態になった時に「何とかなるさ」と考えてしまう。とりあえず「誰かからお金を借りておこう」というように、安直に行動してしまうことがあります。

物事を大らかに考えられる、見ることができるのは才能の1つといってもよいでしょう。とはいえ、お金に関して大らかに捉えてしまうと後になって、こんなはずではなかったという事態になりかねません。

楽天的に考える傾向がある人の場合、ただ頭の中で思うのではなく、紙などにどのような状況なのかを具体的に書いて現実に目を向けることが必要です。危機を「見える化」することで、大らかであるからこその逆転の発想があるかもしれませんし、どのようにすればお金が増えるのか、貯まるのかを考えることができるからです。

楽天的な人がマネープランを作ると、どんぶり勘定になってしまうこともありますが、決してルーズな人という訳ではありません。ゆるい内容であっても積立をするなどの目標が定まれば、続けていく力も備わっていることを忘れないでください。

ちょっとした感情は、人生のあらゆる出来事を左右することがあります。芽生えた感情がネガティブなものであったら一度立ち止まって、自分はどうしたいのかを考えることが大切です。
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