「サントリー ワールド ウイスキー 碧Ao」4月16日数量限定発売

 
サントリーワールドウイスキー碧Ao

サントリーワールドウイスキー碧Ao


すでに発表されているのでご存知の方もいらっしゃるだろう。
この春、4月16日(火)、ウイスキー史上初のすべて自社蒸溜所原酒による世界5大ウイスキーをブレンドした「SUNTORY WORLD WHISKY 碧Ao」(アオ/700ml・43%・¥5,000税別希望小売価格)が数量限定で新発売される。
ビームサントリー社が誕生した際に、いつかは5大ウイスキーのブレンデッドが飲める日がくるかもしれない、と述べたが、やはりそのときはやってきた。
そもそも5大ウイスキーとは、なんぞや。スコットランド、アイルランド、アメリカ、カナダ、日本。現在この5ヵ国が世界的なウイスキー生産国として名高い。原料、蒸溜方法、貯蔵など各国で規定は異なるものの技術、品質、生産量などあらゆる面で優れており、5大ウイスキーとして別格に語られている。
なかでもビームサントリーは日本やアメリカ、カナダの北米はもちろんのこと、スコットランド、アイルランドにも自社蒸溜所を持つ。5大ウイスキーすべてに自社蒸溜所を保有している世界で唯一のメーカーである。だからこそ生むことができるブレンデッドではあるが、香味開発となるとなかなか容易ではない。
一般的によく知られ、よく飲まれているブレンデッドウイスキーは、日本とスコットランドでつくられているモルトウイスキーとグレーンウイスキーを混和したものである。このサイトで紹介することの多い山崎蒸溜所、白州蒸溜所のモルトに知多蒸溜所のグレーンウイスキーをブレンドした「響」「角」など、あるいはスコッチの「バランタイン」や「ティーチャーズ」といったブランドが挙げられる。
しかしながら「サントリー ワールド ウイスキー 碧」はジャパニーズ、スコッチ、アイリッシュのモルトに、バーボンウイスキー、カナディアンライウイスキーがブレンド素材に加わっていることになる。さてさて、いったいどんな香りや味わいのものが生まれてくるのだろうか。
スコッチやアイリッシュのモルトは何か、バーボンは、と期待が膨らむ。
 

「碧」は世界と日本をつなぐ海のイメージ

ただし、わたしはあくまで実験的、挑戦的な試みと捉えている。創造に終わりはない。数量限定で今後また新たな香味のワールドウイスキーが誕生する機会もあるだろう。福與伸二サントリーチーフブレンダーのさらに高みを目指しての香味開発はつづくはずだ。そして福與チーフから次世代へとバトンは受け継がれて行くことだろう。
こうした挑戦的な取り組みがウイスキー業界に新風を送り込み、活性化することを願う。
1929年、日本初の本格ウイスキー「サントリーウイスキー白札」(現ホワイト)が誕生してからちょうど90年。5大ウイスキーのブレンデッドが誕生する。時が経ち、振り返ってみたとき、世界のウイスキー業界が刺激し合う新時代に突入した、と語られる第一歩となれば素晴らしい。
ちなみに「碧Ao」とは、世界と日本をつなぐ海をイメージしたもので、ボトル画像のブランドカラーがそれを表現している。
とにかく2019年4月16日を待とう。
 

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