タンクレストイレは長所と短所を把握することが大切

便器標準洗浄水量(床排水:大3.8L/小3.3L 壁排水:大4.8L/小3.6L)、セルフクリーニング、セフィオンテクト、オート便器洗浄など機能充実のタイプ。低水圧対応。[ネオレストRH1]  TOTO  https://jp.toto.com/

便器標準洗浄水量(床排水:大3.8L/小3.3L 壁排水:大4.8L/小3.6L)、セルフクリーニング、セフィオンテクト、オート便器洗浄など機能充実のタイプ。低水圧対応。[ネオレストRH1]  TOTO

家族が日々使用するトイレは、身近な設備機器のひとつ。住宅用のトイレには、いくつかのタイプがありますが、タンクの有無によって、タンク式とタンクレスに分けることができます。タンク式とは、便器と便座、水をためておくタンクを組み合わせたもの。タンクレストイレは、タンクは用いず、便器と便座のみのタイプです。
 
新築やリフォームの際には、便器と便座を組み合わせたタンク式とタンクレストイレとどちらを選ぶか悩む方も多いでしょう。最近では、各メーカーからさまざまな工夫を施したタンクレストイレ商品も提案されており、タンクレスを検討するケースも増えてきているようです。それぞれにメリットデメリットがあるので、特徴を理解して選ぶことが大切です。
 

タンクレストイレ、5つのメリット

落ちにくい汚物汚れも、水を流すだけで落ち、水アカがこびりつかないアクアセラミック。シックで存在感のあるマット調のブラックも揃う。[サティスGタイプ プラン1704]  LIXIL  http://www.lixil.co.jp/

落ちにくい汚物汚れも、水を流すだけで落ち、水アカがこびりつかないアクアセラミック。シックで存在感のあるマット調のブラックも揃う。[サティスGタイプ プラン1704]  LIXIL

①連続して水を流すことが可能
一般的にタンク式トイレの場合、タンクに貯めた水を利用するので、水が貯まるまで洗浄することができませんが、タンクレスの場合、水道直結方式なので、連続して水を流すことが可能です。
 
②節水機能も高い
メーカーや商品にもよりますが、タンク式に比べ節水性を高めた商品がみられます。各メーカー独自の技術を取り入れ、少ない水で汚物を排出可能なタイプが揃っています。
 
③空間が広々とする
便器標準洗浄水量(床排水:大3.8L/小3.3L 壁排水:大4.8L/小3.6L)、セルフクリーニング、セフィオンテクトなど充実の機能。低水圧も対応。 [ネオレストDH2]  TOTO  https://jp.toto.com/

便器標準洗浄水量(床排水:大3.8L/小3.3L 壁排水:大4.8L/小3.6L)、セルフクリーニング、セフィオンテクトなど充実の機能。低水圧も対応。 [ネオレストDH2]  TOTO

タンクがないため、空間を広く使うことができるのも特徴です。タンク分の奥行が広がり、高さもないので、限られたスペースでも設置しやすいでしょう。
 
④インテリア性が高い
タンクレストイレのデザイン性は高まっており、各メーカーから形状やカラ―にこだわったタイプが提案されています。モノトーン系の色合いや便蓋にカラーバリエーションを揃えたものまで、選び方によって、心地よく個性的な空間づくりが楽しめるでしょう。
 
⑤すっきりとしているので、掃除がしやすい
タンクが無く、機器自体の凸凹や継ぎ目などが少ないので、掃除がしやすいのメリット。すっきりしているので、空間の床や壁の掃除などもしやすいでしょう。
有機ガラス系素材ならではの新ボール面形状とターントラップ構造により節水と洗浄力が両立。低水圧対応や手洗い付きのタイプも揃う。[アラウーノ節水キレイ洗浄 NewV]  パナソニック http://sumai.panasonic.jp/

有機ガラス系素材ならではの新ボール面形状とターントラップ構造により節水と洗浄力が両立。低水圧対応や手洗い付きのタイプも揃う。[アラウーノ節水キレイ洗浄 NewV]  パナソニック

タンクレストイレ、5つのデメリット

①手洗い器が必要になる
タンク式の場合、手洗い付きのタンクを選べば、別に手洗い器を設けなくても不便はありませんが、タンクレスの場合は設置する必要があります。メーカーや商品によっては、便器とトータルにコーディネートできる手洗い器付きの収納キャビネット、空間を有効に使用できるタンクレス専用の手洗器を揃えているタイプもみられます。
 
②温水洗浄便座だけを取り替えられない
タンクレストイレは、便座一体型なので、便座だけを取り替えることができません。
 
③停電時の使い勝手に注意
タンク式と異なり、洗浄水は電気が無いと流れません。停電時には手動などで流すことになりますが、水を補充する必要があります。商品によっては、乾電池などで動かすことができるタイプもあります。
 
④水圧を事前に確認する必要も
タンクレスでも、一般のタンク式と同じ条件での使用が可能なタイプが揃っていますが、リフォームの場合など、条件によっては難しいケースも。設置できるかどうか、事前に設計担当者に確認するようにしましょう。
 
⑤タンク式に比べると価格が高い
メーカーや商品、搭載されている機能や性能によりますが、一般的に、タンク式トイレに比べて価格の高い商品が多いでしょう。ただ、タンク式でも高機能の温水洗浄便座を組み合わせるなどすれば、価格は高くなり、低価格のタンクレスと変わらない、もしくは高い場合もみられます。
 

タンクレストイレのプランニングの注意点

有機ガラス系素材はぬめりや黒ずみの原因となる水アカがつきにくいので、汚れがたまりにくいのが特徴。水流をコントロールする独自の形状で、内面全体をぐるりと洗うため、少ない水量で高い洗浄力を発揮。銀嶺の蓋カラーも個性的。 [アラウーノ]  パナソニック http://sumai.panasonic.jp/

有機ガラス系素材はぬめりや黒ずみの原因となる水アカがつきにくいので、汚れがたまりにくいのが特徴。銀嶺の蓋カラーも個性的。 [アラウーノ]  パナソニック

タンクレストイレを取り入れる場合は、便器と同時に手洗器のプランを検討することがポイント。トイレ内での動き方を考慮して、それぞれのレイアウトを検討することが大切です。また、プランニングにもよりますが、タンク式に比べると壁面が広く感じることも。壁紙の用い方など、個性的なコーディネートを楽しむこともできます。
 
タンクレストイレに限りませんが、最近では、リフォーム向けの商品も増えてきています。一日程度で交換も可能なトイレなど揃っているので、条件に合わせて取り入れてみてもいいでしょう。
 

ショールームで実物の確認を

シンプルでコンパクトなフォルムが特徴。パワーストリーム洗浄、鉢内除菌、泡クッションなどを搭載。[サティスSタイプ プラン1818]  LIXIL  http://www.lixil.co.jp/

シンプルでコンパクトなフォルムが特徴。パワーストリーム洗浄、鉢内除菌、泡クッションなどを搭載。[サティスSタイプ プラン1818]  LIXIL

トイレ機器を選ぶ際には、必ずショールームで確認することが基本。最新の機器だけでなく、トイレスペースの中でのボリュームなどを確認できるような空間展示としたり、実際に水の流れなどを確認できるコーナーを設けたショールームも増えてきています。
 
各メーカーそれぞれ特徴があるので、実際座ってみたり操作するなどして、水の流れ方や洗浄方法、掃除のしやすさなどをチェックするようにしましょう。また、ショールームによっては、実際のトイレに新商品を設置している場合も。機会があれば使用し、新しい性能や機能の使い勝手を確認するのもおすすめです。
 
 
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