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一目惚れの相手は運命の人?ビビビ!とくる運命の恋とは

「一目惚れ」をした相手は、運命の人なのでしょうか? 運命の恋を探している人の中には、会ったその瞬間から、ビビビ!と感じるような「一目惚れ」の相手と恋愛をしたいと思っている人も多くいます。今回は、「一目惚れ」について紹介します。

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執筆者:ひかり

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一目惚れとは運命の恋? うまくいきやすい?

「一目惚れの相手」は、運命の人?

「一目惚れの相手」は、運命の人?

“運命の恋”を探している人の中には、会ったその瞬間から、ビビビ!と感じるような「一目惚れ」の相手と恋愛をしたいと思っている人も多くいます。
実際に、「一目惚れ」をした相手は、運命の人なのでしょうか?また、その恋は、うまくいきやすいものなのでしょうか?

「一目惚れ」をするような相手だからこそ、恋愛がうまくいきやすいことはあります。
例えば、
・ルックスが好みなので、多少の欠点は許せる
・第六感で“運命の人”だと分かったから、うまくいく運命である

などがあるでしょう。

やはり付き合う相手は、「好みのタイプである」のに越したことはありません。逆に生理的に受け付けないような人だったら、どんなにいい人でも、付き合い続けることは難しいものですしね。
人は「美しいもの」を見ると幸せを感じます。それと同じように、相手が好みのルックスをしているだけで、どこか“幸せを与えられている”ところもあります。だから、多少、相手に欠点があったとしても、すでにその“ご褒美”をもらっているので、許せてしまうこともあるのです。

余談ですが、一般的にどの赤ちゃんも可愛いのは、大人に「守ってあげたい」と思わせるために、可愛さを持って生まれてくるから、なんてことを言われています。
赤ちゃんが、体に対して頭が大きく、ぷっくりとした外観の「ベビーシェマ」であるのは、ある意味、まだ1人では生きていけない赤ちゃんにとって、「無事に生き延びるための武器」でもあるのです。それによって、大人たちの母性(父性)本能をくすぐりますしね。

つまり、赤ちゃんに限らず、相手にとって心惹かれるルックスである時点で、相手を癒したり、欠点があっても許してあげたいと思わせる魅力があったりするので、恋愛がうまくいきやすいところはあります。

また、人間の“第六感”は侮れないものです。恋人に限らず、友達でも、会った瞬間に「あ、この人と私は仲良くなる!」と感じる相手とは、うまくいきやすいものです。生まれてくる前に会うことを決めてきた相手であることもあるでしょう。その場合は、出会ったのは運命である可能性は高いし、人生を共に歩む間柄になりやすいです。

ただし、“運命の相手”にも色々なパターンがあります。「今後、人生のパートナーとして共に歩んでいく」ようなパターンもあれば、「そのときにお互いに関わり合うことで大事なことを学ぶために出会う」パターンもあるのです。その場合は、お互いに大切なことを学び切った時には、縁が切れることもあるので、必ずしも永遠の関係になるとは限りません。
また出会ったのは運命だとしても、必ずしもパートナーとしてではなく、友人として支え合うためのご縁であることもありますしね。

逆に、相手に「一目惚れ」をして、出会いに運命を感じても、恋愛がうまくいかないこともあります。
 

一目惚れの恋愛がうまくいかないパターン

「一目惚れの相手」が理想と違うと、がっかりすることも

「一目惚れの相手」が理想と違うと、がっかりすることも

「一目惚れ」をした理由によっては、うまくいないこともあります。
例えば、
・相手の雰囲気や性格は関係なく、ただただ好みのルックスだったパターン
・好きな芸能人や元恋人に似ていたから、惹かれたパターン

などがあります。

どんなに相手がカッコよくても(美しくても)、顔とだけ付き合っていくわけにはいかないので、相手の性格が悪ければ、やはり付き合い続けるのは難しいでしょう。ルックスのカッコよさ(美しさ)にばかり惹かれて、中身を見られないうちは、いい相手を見抜く目はないので、うまくいきにくいです。

それで言えば、大人になると、さまざまな人と出会ってきた経験から“人を見る目”が身に付きやすいし、さらに30歳以上になると、内面が外見に表れてきやすいもの。
だから、20代までよりは、30代以上になって一目惚れをした場合は、単なるルックスだけではなく、相手の醸し出す雰囲気も含めて「素敵だ」と思うことが多いので、本当に素晴らしい人である可能性は高いかもしれません。

また、好きな芸能人や元恋人に似ていたから、という理由で惹かれた場合は、相手がルックスと中身に大きなギャップがあると、がっかりするものです。
ルックスが好きな時点で、相手に対して期待が高まってしまうので、付き合っていくうちに「ここが気に入らない」「こんなはずじゃなかった!」なんてところが重なってしまうと、減点法によって相手に対する点数が普通以上に下がりやすいのです。

例えば、あるアイドルにそっくりの男性に一目惚れをして、実際に付き合ったら、そのアイドルとはかけ離れた言動や趣味にがっかりしてしまったり…。むしろそのアイドルに似ていなければ、気にならなかったところまでがっかりしてしまうこともあるでしょう。
その場合は、そもそも“彼自身”を見て、惚れたわけではありません。勝手に相手を「こんな人に違いない」なんて理想化して、それが違ったからって気持ちが冷めるのは、何とも自分勝手な話です(苦笑)。

このように「一目惚れ」をした相手だからといって、運命の人とは限らないし、うまくいかないこともあるものですが、婚活をしている人の中には、「運命の人と結婚する」ことを夢見て、ビビビ!とくるような「一目惚れ」を目指し、第一印象だけで相手をジャッジしてしまう人がいます。
そんな人が知っておいた方がいいことがあります。
 

一目惚れの恋じゃなくても相手を運命の人にできる! 

「一目惚れの恋」より「じわじわ恋」を!

「一目惚れの恋」より「じわじわ恋」を!

婚活をしている人の中には、ビビビ!とくるような「一目惚れ」をする相手を求め、第一印象だけでジャッジしてしまう人がいますが、そんな人は、気付いているのでしょうか?
世の中には、「一目惚れ」をされるような抜群のルックスを持っている人ばかりではありません。でも、そういう人だって幸せな恋愛、結婚をしている、ということです。つまり、“「一目惚れ」から始まらない運命の相手”だっているのです。

その場合は、出会ったときは彼(彼女)を恋愛対象にしていなかったけど、接していくうちにじわじわと惚れていき、最終的には相手の虜になっていることも多いものです。
急激に燃え上がる恋心は冷めやすく、その後、相手に更なる魅力を感じないと飽きやすいものですが、じわじわと好きになり、丁寧に時間をかけてお互いに理解し合い、思いやりを持ちながら関わっていくと、たとえ燃え上がるような感情は沸かなくても、冷めにくい関係になりやすいものなのです。「一目惚れの恋」も素敵ではありますが、これからは「じわじわ恋」も目指しませんか?

「一目惚れ」を目指す人は、運命の恋を信じて、会った瞬間にお互いに恋に落ちるような出来事(=すぐに関係が進展し、結果が出ること)を求めがちです。その方が手っ取り早いですしね。でも、関係というのは「築いていく」「育てていく」ものです。むしろ、そっちの方が重要です。

自分が関係を築けないタイプでいたら、いつまで経っても幸せな恋愛、結婚は難しいものです。そのためにも、普段の心構えも大切です。目の前に現れた異性が、例え「一目惚れ」をするようなタイプではなくても、生理的には受け付ける相手であるなら、「この人とだったら、どういう関係が築けるだろう?」と考えられるようになりましょう。機会があれば何度か会うようにして、相手のいいところを見つけていくうちに、好きになることもありますしね。

この広い世界の中で「出会った」というだけで、ある意味、縁があり、運命なのです。その“運命の糸”を赤くするのか、太くするのかは、自分次第なところもあるのです。だから、ビビビ!とくる相手ばかりが、運命の人ではありません。いつ現れるか分からない“妄想の運命の相手”よりも、今、目の前にいる“縁のある相手”を大切にしませんか?

さらに言えば、「今後、付き合う相手を“(結婚する)運命の人”にする方法」もあります。それは、「いい人を見抜く目を持つこと」「自分が寛容になること」の2つです。
この2つの能力を持って相手選びをし、交際していくと、関係は長続きしやすくなります。その結果、結婚できる(=相手が運命の人になる)可能性も高まるでしょう。

「一目惚れ」の恋には、いい点と悪い点があります。だから、そこばかり求めるのではなく、「じわじわ恋」を目指して、縁があって付き合うことになった恋人を“運命の人”にしていきましょうね。それくらいの方が、幸せになれるから!

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