キヤノンが作るとこんな複合機

 今年のPC用インクジェットプリンタは複合機がトレンド、と、シーズン直前に宣言したとおり、各社力作の複合機を出してきました。キヤノンも2機種、それぞれかなり力の入った機種をリリースしましたが、今回はそのうち上位モデルのMP55を試用するチャンスに恵まれましたので取り上げていきます。


キヤノンの自信作MP55


複合機+ダイレクト機、でも、ちょっとデザインが?かも

 今回のMP55は複合機3機種目となります。EPSONさんからプリンタをお借りできていないので、唯一の国産モデルということになります。他社のプリンタと比較し、かなり大きな箱が届きました。このMP55、10月のWPCで実物を見ていたのですが、こんなに大きな箱に入れられるほど大きいという意識がありませんでした。広い展示会場だと結構小さく見えてしまうという典型でしょう。

 箱に限らず、本体もかなり大きいです。給紙トレイが本体後部に斜めに出っ張っているので、見た目以上に奥行きが必要です。運送用の箱から出すのも一苦労、重さのこともあり、ぎっくり腰にならないか、ちょっと心配なほどです。本体右側面にPCカードリーダ(タイプ2のPCMCIAスロット)がついているのですが、デザイン上の一体感が無く、まるでそこに無理矢理取り付けたような印象を受けます。

 また、このプリンタはSOHO向けとして作られているようで、操作パネルなどもどちらかというと事務機感覚で作られています。スキャナ部の上部カバーは、今年のプリンタのトレンドともいえるシルバーに塗られていますが、他の部分はいかにもという印象のベージュです。無いよりあった方がいいことは間違いないと思いますが、給紙トレイに防塵カバーが付く、というのも、家庭用というより事務所向けという感じが漂ってきます。