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炊飯器でカステラの作り方!少ない道具の簡単レシピ

炊飯器を使えば、本格的なカステラが簡単に作れます。卵黄を多めに使い、オイルを加え、しっかり&丁寧に泡立て、泡切りをして炊くと、黄色くてふわふわでしっとりとした、極上カステラが完成します。ぜひご家庭でも試してみてほしいレシピです。

大石 寿子

執筆者:大石 寿子

毎日のお助けレシピガイド

炊飯器でカステラの作り方!少ない道具の簡単レシピ

所要時間:60分以上

カテゴリー:スイーツカステラ

炊飯器で極上カステラを焼く! 美味しい簡単ケーキレシピ

炊飯器で簡単!強力粉で作る巨大カステラのレシピの上級編です。しっかり泡立てるのは、いつもと同じく重要なポイントです。違うのは、卵黄を多めに使い、オイルを加え、湯せん無しで泡立て、生地をザルでこし、泡切りをしっかり施してから焼くところです。

底に敷いたザラメが上になり、まんまるカステラが帽子をかぶったような、愛らしい形になりました。こんな上等なカステラが手作りできたなら、お店で買う必要はないかもしれません。
 

特上カステラの材料(3合炊き・5合炊き炊飯器用)

カステラ生地
薄力粉80g
M 2コ
卵黄M 2コ分
砂糖100g
ほんの少々
はちみつ25g
豆乳25g (牛乳でも良い)
サラダ油25g (米油使用)
その他
ざらめ小さじ1/2
内釜用 少々
5合炊き炊飯器使用の場合も、この分量でいいです。

特上カステラの作り方・手順

下準備

1材料を用意する

卵は常温に戻す。薄力粉を量る。油を量って用意する。はちみつと豆乳をあわせてレンジで温める。<br />
卵は常温に戻す。薄力粉を量る。油を量って用意する。はちみつと豆乳をあわせてレンジで温める。

2オーブンペーパーを、内釜の底の大きさに丸く切る

オーブンペーパーに内釜をのせて、少し大きめに丸く切り取る。<br />
オーブンペーパーに内釜をのせて、少し大きめに丸く切り取る。

3内釜に油を塗って、(2)を敷き、ザラメを散らす

内釜に油を塗り、塗った油を接着剤代わりにして(2)をぴったりと敷き、ザラメを散らす。
内釜に油を塗り、塗った油を接着剤代わりにして(2)をぴったりと敷き、ザラメを散らす。
ペーパーが安定しない時は、水をしっかり絞った濡れタオルをしばらくのせておくとよい。

4釜肌に沿うように、切り込みを入れる

2cm間隔に、1cm程度の切り込みを、ぐるりと入れる。<br />
2cm間隔に、1cm程度の切り込みを、ぐるりと入れる。

炊飯器でカステラを焼く

5ボウルに卵と砂糖と塩を入れて混ぜる

ボウルに卵と砂糖と塩を入れ、ハンドミキサーの高速で泡立てる。<br />
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※塩の分量はこれくらい(指先)。<br />
ボウルに卵と砂糖と塩を入れ、ハンドミキサーの高速で泡立てる。

※塩の分量はこれくらい(指先)。

6もったりとなるまでしっかりと泡立てる

ハンドミキサーでしっかりと泡立てる。<br />
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泡立ての目安:生地をすくって持ち上げた時、生地が羽根にからんでから落ちて、盛り上がってスジとなり、そのスジがしばらく消えないくらいまで。<br />
ハンドミキサーでしっかりと泡立てる。

泡立ての目安:生地をすくって持ち上げた時、生地が羽根にからんでから落ちて、盛り上がってスジとなり、そのスジがしばらく消えないくらいまで。

7豆乳はちみつを加え、更に泡立てる

泡立てながら豆乳蜂蜜を少しずつ流し入れ、更にしっかりと泡立てる。<br />
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再び、上から落とした生地のスジがしばらく消えないくらいまで泡立てる。<br />
泡立てながら豆乳蜂蜜を少しずつ流し入れ、更にしっかりと泡立てる。

再び、上から落とした生地のスジがしばらく消えないくらいまで泡立てる。

8油を加えて泡立てる

油を少しずつ加えながら高速で泡立て、最後に低速にして、ゆっくり5つ数えながら大きく混ぜて、スイッチを切る。<br />
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※最後に低速にして混ぜてキメを整える。<br />
油を少しずつ加えながら高速で泡立て、最後に低速にして、ゆっくり5つ数えながら大きく混ぜて、スイッチを切る。

※最後に低速にして混ぜてキメを整える。

9薄力粉をふるい入れて混ぜる

薄力粉をふるい入れ、スイッチを切った羽根で混ぜ、粉っぽさが無くなったら、低速にして20秒混ぜる。<br />
薄力粉をふるい入れ、スイッチを切った羽根で混ぜ、粉っぽさが無くなったら、低速にして20秒混ぜる。

10内釜にザルを重ね、生地をこし入れる

内釜にこしザルを重ね、生地をこしながら流し入れる。<br />
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最後にザルに残った生地は、ゴムベラでこすって落とす。<br />
内釜にこしザルを重ね、生地をこしながら流し入れる。

最後にザルに残った生地は、ゴムベラでこすって落とす。

11竹串で泡切りして炊く

竹串を刺し入れ、ジグザグに線を引くようにして泡切りをし、普通に炊く。<br />
竹串を刺し入れ、ジグザグに線を引くようにして泡切りをし、普通に炊く。

12焼き上がり(炊き上がり)

スイッチが切れたら試し串をして、中まで火が通っていたら焼き上がり。<br />
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生焼けのようなら、再スイッチを入れる。<br />
スイッチが切れたら試し串をして、中まで火が通っていたら焼き上がり。

生焼けのようなら、再スイッチを入れる。

13網の上に逆さに取り出してあら熱を取る

網の上に逆さに取り出し、あら熱を取る。<br />
網の上に逆さに取り出し、あら熱を取る。

14ラップで包んで一晩おく

あら熱が取れたら、ラップで包み、一晩おく。<br />
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※しっとりと仕上げるための作業。<br />
あら熱が取れたら、ラップで包み、一晩おく。

※しっとりと仕上げるための作業。

15切り分ける

カステラを器にのせ、あれば、彩りとして、top画像のように、ミントの葉などを飾り、切り分けて食べる。<br />
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カステラを器にのせ、あれば、彩りとして、top画像のように、ミントの葉などを飾り、切り分けて食べる。



ペーパーがついていない側からナイフを入れた方が切りやすい。

16ペーパーを剥がせばザラメが顔を出す

しっとりふんわりのカステラの上に、カリカリのザラメ。<br />
しっとりふんわりのカステラの上に、カリカリのザラメ。

注)オーブンペーパーを敷かないとくっつきやすい

17底にオーブンペーパーを敷かないとくっつきやすい

このカステラ生地の場合、底にオーブンペーパーを敷かないで焼くと、写真のようにくっついてしまいがち。<br />
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※写真のカステラは5合炊き炊飯器で焼いたもので、くっついた部分をゴムベラでこそげとって、貼りつけました(ザラメ無し)。<br />
このカステラ生地の場合、底にオーブンペーパーを敷かないで焼くと、写真のようにくっついてしまいがち。

※写真のカステラは5合炊き炊飯器で焼いたもので、くっついた部分をゴムベラでこそげとって、貼りつけました(ザラメ無し)。

オーブンペーパーを四角にすれば切り込み要らず

18ペーパーを四角形に切って敷く

工程(1)(2)の、オーブンペーパーを丸く切って切り込みを入れる作業が面倒なら、四角形に切って敷くと良い。<br />
工程(1)(2)の、オーブンペーパーを丸く切って切り込みを入れる作業が面倒なら、四角形に切って敷くと良い。

ガイドのワンポイントアドバイス

同じ分量で、3合炊き炊飯器と5合炊き炊飯器の両方で焼いてみました。5合炊きの方は一度で中までしっかりと焼けましたが、3合炊きの方は生焼けになったので、再スイッチを入れて焼き上げました。また、3合炊きだとお釜いっぱいに膨らむので、生地が少し内蓋にくっついてしまうことがあります。

※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。
※衛生面および保存状態に起因して食中毒や体調不良を引き起こす場合があります。必ず清潔な状態で、正しい方法で行い、なるべく早めにお召し上がりください。また、持ち運びの際は保存方法に注意してください。

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