冷感インナーおすすめ比較2018、暑さ対策の最新機能！

冷感・速乾の暑さ対策「夏インナー」は高温多湿の夏に欠かせない

暑い上に湿度が高い日本の夏。こんな高温多湿の気候に欠かせないのが冷感インナー・クールインナーなどの涼しい肌着です。

高いものから安いものまで様々な種類が販売されていますが、重要なのは価格だけではありません。吸汗速乾燥性から通気性など、様々な特徴を持ったインナーがありますので、自分にピッタリのアイテムを探して快適な夏を過ごしたいものです。

【INDEX】値段や着心地、機能でお好みのインナーを選びましょう。

知っておきたい！ 夏の暑さ対策インナーが備える3つの機能性

夏用インナーの機能と選び方については、記事「涼しいのはなぜ？夏インナーの機能性と選び方」でもくわしく解説していますが、改めて簡単にまとめておきます。

人間の体は暑さや寒さなどの気温の変化に適応できるようになっています。気温が上昇すると皮膚の表面の毛細血管に流れる血液の量を多くして、熱を放熱します。そして、皮膚から汗を出す気化熱で放熱し、体温が上がらないようにしています。

しかし、体温調節機能だけでは対応できないような酷暑の日も多々ある昨今、第2の皮膚として役立ってくれるのが、夏の暑さ対策インナーなのです。着ることで汗を素早く吸収して乾かすことで、体の熱を放熱する体温調節機能をサポートしてくれます。

多くの夏の暑さ対策インナーが備える、基本的な機能性を説明します。

■機能1. 吸汗速乾機能
基本の機能として吸汗性と速乾性を備えていて、汗を素早く吸収し放出します。汗が乾くときの放熱効果を高め、体温の上昇を抑えるためです。

■機能2. 通気性を高める機能
編み地構造の変化でメッシュ構造にし、通気性を高めます。汗を素早く乾かし、放熱効果を高め、体温の上昇を抑えるためです。

■機能3. 繊維の特徴を合わせて快適な着心地に

各社・各商品ごとに、様々な繊維を組み合わせて快適な素材が作られます。肌に優しい綿やレーヨン繊維、吸汗速乾性の高いポリエステル糸などをブレンドして、快適性を高めています。ちなみに、肌にやさしい綿100%は汗をしっかり吸うのですが、速乾性がないので布の保水量を超えるとビチョビチョになってジメジメする一長一短な部分があります。ですから、機能1～2で紹介したような速乾性や放熱性を有した素材と組み合わせたものを選ぶと快適な夏が過ごせます。

では、2018年夏の暑さ対策インナーの中から、おすすめのインナーをピックアップして、その機能を比較して紹介します。

夏コーデに最適！ トリンプ スキニッククール

トリンプの「スキニッククール」シリーズのタンクトップです。着用するとひんやりする接触冷感機能「タッチクール」と、吸水速乾機能で、かいた汗を素早く放出し体温の上昇を抑えてくれます。

指定外繊維(テンセル(R)) 50%、ナイロン30％、ポリウレタン20％を組み合わせた素材で、優しい肌触りのテンセルと高機能のナイロンとのブレンド生地で猛暑でも夏のファッションを快適にする夏インナーです。

汗取り機能は、気になる脇汗対策と消臭効果のある綿混汗取りメッシュパッド付き。しっかりとカバーしてくれるので脇汗が多い方も安心です。

通気性の良さなら！ トリンプ スキニッククール 涼感メッシュ

トリンプの「スキニッククール」シリーズのメッシュ素材バージョンです。胸元のあきが広く、縫い目がないフリーカットなので、薄手の夏トップスにも響かず、スッキリと着こなすことができます。
最大の特徴は、通気性のいいメッシュの編み地と、接触冷感機能「タッチクール」です。ナイロン60％、綿30％、ポリウレタン10％を組み合わせた肌に優しい綿混で、吸水速乾機能も備えている高機能インナーです。

汗取り機能については、脇部分が共生地になっていて、タンクトップながら脇下部分が立ち上がったデザインに。脇だけでなく全体的に大汗気味の方でも安心の万全さです。

シャリ感が快適！ ワコール スゴ衣 快適＋（綿混 薄い、軽い、涼しい ラウンド）

特殊な紡績方法により、綿と吸汗速乾性のあるポリエステルを合わせ、肌に涼しいシャリ感が快適です。ポリエステル65％、綿35％の配合で、快適さと機能性を合わせた高機能なインナーです。

銀イオンによる抗菌・制菌・防臭機能があり、夏のムレによる嫌な臭いも気になりません。グレーの染め分けによる杢調もおしゃれです。
シャリ感が涼しく、杢調のカラーなのでアウターインとしても着用できます。こちらは、汗取りパットなしの仕様です。

綿混メッシュで爽やか！ ワコール スゴ衣 快適＋（綿混 爽快、吸汗速乾 ラウンド）

肌あたりの良い綿混素材、吸乾性、速乾性、通気性のあるメッシュ調のインナー。特殊な紡績方法で極細の糸を作って薄さを出し、糸をぬくことで軽さを追求しています。

汗取り機能は、身生地と同じ生地を使用したフラットなリブ編みの汗取りパッド付きです。脇などに汗をかいても通気性の良さで、熱を素早く放出します。こちらも、銀イオンによる抗菌・制菌・防臭機能があります。

完全無縫製でおなじみ！ グンゼ KIREILABO(キレイラボ)ひんやり綿混 汗取り付ラン型インナー

グンゼの「KIREILABO」は“肌がよろこぶスキンウエア”をテーマにした肌着シリーズで、完全無縫製のほかにも肌側綿100％などのアイテムも展開しています。

今回紹介するのは、「完全無縫製・ひんやり綿混」のタンクトップタイプ。すべての気になる縫い目を無くし、肌あたりの良い快適なインナーです。胸元や袖、裾は波型のスカラップカットで、よりアウターに響きにくくなっています。綿35％、キュプラ25％、ポリエステル25％、ポリウレタン15％で、肌に優しい組み合わせ。


汗取り機能としては、レーヨン45％、綿40％、ポリウレタン15％の大き目の脇汗パットが脇下についていて、汗ジミ対策に対応。薄い汗取りパットでシャリつくことももたつくこともありません。こちらにも波型のスカラップカットが施されていています。

着る日焼け止め！ グンゼ COOLMAGIC(クールマジック)汗取り付ラン型インナー

グンゼの「COOLMAGIC（クールマジック）」は、グンゼ独自の技術で開発している夏インナーのシリーズです。

レディースでは、着る日焼け止め、汗さらッ、部屋干しQ（へやぼしクイック）、スーパークールの4シリーズからなるインナーコレクションと、軽っとスゥ～ッ、夏肌サラリ、通気性抜群、むね汗集中キャッチの4シリーズからなるブラコレクションなどを展開しています。

こちらは、「マイクロモダールエアー」を使用していて滑らかな肌触り。レーヨン55％、ポリエステル45％の組み合わせです。吸汗速乾性、抗菌防臭効果とともにUVカット効果も有しているのが珍しいですよね。UVカット率90%以上で、紫外線と汗のべたべたをダブルでブロックします。
汗取り機能は、レーヨン45％、綿40％、ポリウレタン15％のパット仕様で、本体よりも綿素材を多めに使って汗を吸いやすい仕様に。ちなみに、テープ部分はナイロン95％、ポリウレタン5％です。

最高の吸水速乾性！ フジボウ B.V.D.Ladies ULTRADRY（ウルトラドライ） 汗取りパッド付 タンクトップ　

B.V.D.Ladies史上、吸水速乾性となったのがこちらの「ULTRADRY（ウルトラドライ）」シリーズ。「dri-comfort」という吸水速乾素材をブレンドし、綿も15%織り込んで、天然素材のような柔らかな風合いと軽さがあり、着心地のいいインナーです。ポリウレタン糸が入っていないので、肌につかず離れずの着用感となり、より通気性を高めています。

汗取り機能は、同素材で前脇が高めの汗取りパット付き。になっていますので、汗を気にすることなく着用できます。

販売実績トップクラス！ ユニクロ エアリズムタンクトップ

夏の冷感インナーとして最も販売実績があるユニクロの「エアリズム」シリーズは、記事「2017年はシームレス！3つのユニクロ エアリズムの特徴」などでも、くわしく解説してきました。薄くて軽く、優しい風合い、汗を素早く吸湿放湿し、接触冷感、抗菌防臭機能など様々な機能で、夏の体を快適に保つ、夏インナーとしての機能性に加え、展開アイテムの豊富さと価格の安さで人気を得ています。

2018年のエアリズムは大きく分けて3タイプで展開。通常のエアリズム、ブラのカップ内蔵のエアリズム ブラトップ、縫い目がないエアリズム シームレス。今回紹介するのは、もっともポピュラーで販売数が多い通常のエアリズムの、使い勝手のいいタンクトップ（ヘザー）タイプをピックアップ。

2018年のアップデートポイントは、ネックラインを昨年より少し下げてアウターから見えにくくし、身幅が広くなってピタピタしてずり上がることがないようになっています。また、表面がツルツルしており、見せるインナーに適さない印象でしたが、ライトグレーや新色のライトブルーのヘザープリントは風合いにも自信。ナイロン59％、キュプラ31％、ポリウレタン10％の組み合わせでできていて、今回のラインナップで唯一、綿を使っていません。


こちらには汗取り機能はなく、タンクトップタイプのエアリズムには汗取りパット付きのものはありませんでした。ユニクロで汗取りパット付きをお探しなら、エアリズム汗取りキャミソールをチェックしてみてください。ポリエステルのメッシュ汗取りパットがついているものが1種あります。

無印良品 さらっとした 涼感天竺汗取りパッド付タンクトップ

綿素材のナチュラル感が無印良品らしい、涼感インナーがこちらです。オーガニックコットンに特殊構造のポリエステル糸を加えて、綿の質感を生かしながらも、吸汗速乾性機能をプラスしているのが特徴です。その割合は綿52%、ポリエステル48%でやや綿が多め。ポリウレタン糸が入っていないことで伸縮性は少ないものの、綿らしいTシャツ感覚で着ることができて快適。


汗取り機能としては、脇下には同素材の汗取りパッドが付いています。

お手軽価格で進化！ ベルメゾン サラリスト 汗取りインナー・タンクトップ

リーズナブルな価格が魅力の「サラリスト」シリーズのベーシックなタンクトップ。以前も、こちらとサラリストの大汗シリーズ（半袖）を「ネットで人気の汗取りインナー」として実験・検証をしましたが、毎年機能がアップデートされています。

2018年モデルは、レーヨン41％、ポリエステル38％、複合繊維(ベントクールTM)21％(フライス)などによる、汗をかくと通気性がアップする超高機能素材で、吸汗速乾（ルクールＲ）、接触冷感・通気性コントロール（ベントクールTM）、消臭加工付きで、一日中快適に過ごせます。汗をかくと通気性がアップする超高機能素材、背中はハイバック仕様で肩甲骨周りの吸汗性も◎。

タンクトップやキャミソールの脇部分には、しっかりと汗取りパッド仕様で、気になる汗ジミにもしっかり対応します。

以上、夏の暑さ対策に最適な、おすすめの冷感インナー・クールインナーの特徴を比較してきました。各メーカーから、様々な夏インナーが販売されています。自分にあったインナーを選んで、快適な夏を過ごしてください。


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■トリンプ・インターナショナル・ジャパン
お問い合わせ：　0120-104256
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■ワコール　
お問い合わせ：0120－307－056（平日のみ、9：30～17：00）
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■グンゼ
お問い合わせ：0120ｰ167874
グンゼ

■フジボウアパレル B.V.D.Ladies
お問い合わせ：0120-950-910
フジボウアパレル B.V.D.Ladies クールインナー（レディース）

■ユニクロ エアリズム
AIRism（エアリズム）インナー

■無印良品
婦人インナーウェア

■ベルメゾン
ワキ汗・超大汗さん必見！汗取りインナー