久野浩司の恋愛コラム

運命の人じゃない人と結婚⁉運命でない人との間で起こる12のサイン

あなたの大切な人は運命の人じゃないかも?結婚を意識すると「付き合う人=運命の相手」だと思いこみたいでしょう。実際、運命の相手と出会うと驚くほど結婚までの物事がスムーズに進み、その反対の場合には違うと気付かせてくれるサインが出てくるのです。

久野 浩司

執筆者:久野 浩司

恋愛ガイド

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結婚したいのに、両想いなのに……「運命の人ではない」12のサイン  

運命の人じゃない人と結婚⁉運命でない人との間で起こる12のサイン

きっとこの人が運命の人だ……と思ったけれど。



結婚を意識すると「彼やこれから付き合う人は運命の相手かな?」と考えるものです。

運命の人に出会うと、それまで恋愛がうまくいかなかった人であっても、ビックリするぐらい物事がスムーズに動き始め、気付けばわずかな期間でお付き合いが始まったり、導かれるように望む恋愛や結婚のカタチに進んだりするケースがとても多いもの。実際、私自身もそうですし、セミナーなどで出会った幸せな結婚をした女性たちからもそのように聞きます。

しかし、必ずしもそれに当てはまらないケースもあります。幸せになれない方向へ向かう危険があると、その人ではないですよと気付かせるために二人の間に物事が上手く進まないような邪魔が頻発するものです。とはいえ、運命の人以外と結婚したら不幸になるとか、ひとつでも当てはまったら危険、まったく当てはまってはいけないということではありません。あなたの中にある違和感のサインに気づくためにたくさんの項目を挙げているにすぎないからです。

今回はそんなあなたの幸せへの遠回りを教えてくれる、運命の人ではない人の見分け方のサインについてお伝えしたいと思います。
 
<目次:運命の人じゃないサイン>

運命の人じゃないサイン1. 二人のタイミングがあわない

また予定があわない……彼のせいじゃないけど。

また予定があわない……彼のせいじゃないけど。


そもそも原則として運命の相手でない場合には恋愛もうまくいきません。例えば、出会った直後の大切な時点でも二人の時間軸が大きくズレます。何度かデートの約束をしても日にちがあわない、デートは決まったのに直前で仕事などでドタキャンになる、このような何か進展しないようなことが二人の間で起こります。

恋愛の初期段階でこのようなズレが生じると、最初のテンションが続かずに自然淘汰されてしまうことになるでしょう。それで気持ちが盛り下がるというのも一つの試しといえそうです。

 

運命の人じゃないサイン2. 一緒にする食事がおいしくない

第一印象では良いなと思った人とデートまでたどり着くことこそ幸せな気持ちの第一歩です。それなのに、なぜか一緒にゴハンを食べていても盛り上がらずおいしくない、落ち着かない、食があわないなどと感じることもあります。もちろん、最初のうちは「好きな人とのデートに緊張して味がわからなかった」なんてこともあるでしょう。しかし、食事は生活の基本なので、それが楽しめず噛み合わないというのは不一致の証かもしれません。ただ、お互いが食事にこだわらないことで一致したという場合、その限りではないでしょう。

 

運命の人じゃないサイン3. ケンカが絶えない

ケンカするほど仲がいいとも言いますが、本当にそうでしょうか? やはりずっと仲良しな夫婦ほど、最初から「ほとんどケンカはしなかった」と語るものです。もちろん、ケンカの定義や度合いにもよりますし、ケンカをして二人の価値観をすり合わせることで、結果的にうまくいくこともあるでしょう。しかし、相手を思いやり、尊重することでうまくいくのが結婚生活というもの。付き合ったばかりのラブラブ期からケンカが絶えず、衝突ばかりしてしまうというのには、決定的な違和感があるように感じます。どちらかが変わらない限り、二人が何十年という結婚生活を乗り切ることは難しいかも知れません。

 

運命の人じゃないサイン4. 悲しみや泣くことが多くなる

付き合ってから泣いてばかり。

付き合ってから泣いてばかり。


運命の相手は、お互いに幸せな笑顔を運び合う関係です。決してあなたのことを悲しませるようなことはしません。例えば、浮気をする、そんな疑念が次々と出てくる、逆ギレする、暴言を吐いたり罵られたりする……このような場合、当然相性抜きで避けるべきです。ただ、彼としては悪気がなく無意識にやっている日常的なことが、あなたのショックや悲しみに繋がってしまうような場合も、相性として運命の人ではないと考えます。例えば、小食で食事を残してしまうとか、細かい指摘をするとか、記念日を重視する(またはこだわらない)とか、無計画でマイペースなところがある……などです。気にしない人は気にしないけれど、あなたにとって相性として重視するものであれば、話し合ってみる必要があるでしょう。
 

運命の人じゃないサイン5. 付き合っているのに不安な気持ちに

好きな人と付き合える、ということは凄くハッピーな気持ちになるものです。両思いだと分かれば、きっと運命の相手なんだと感じるかも知れません。それなのに、なぜか相手の不安要素を探し出して自ら悩んでしまうような人がいます。「きっと私たちはいつか別れるんだろうな」「幸せなのは今だけできっと捨てられる」「もしかして浮気をしているのでは」という考えがよぎってしまうことはありますか? 原因は相手にあるとは限らず、自分自身の心の問題かもしれません。でも、未来の幸せなシーンを想像できないということは、なんらかのバランスが崩れているサインです。

 

運命の人じゃないサイン6. 相手の成功を一緒に喜べない

もし運命の相手、いわゆるソウルメイトというような人と出会えた場合、「一心同体」と思えるような関係になることができます。相手の喜びが自分の喜びになり、「楽しい、おいしい」などと思えば相手と共有したいと思うような関係です。逆に、なぜか恋人やパートナーに対してライバル心や嫉妬心が芽生えてしまうことはないでしょうか? 例えば、同業種や同じ社内で仕事をしていて、相手の出世や成功に対して素直に喜べないなどは、わかりやすいサインかも知れません。

 

運命の人じゃないサイン7. キスなど身体の触れ合いに対して嫌悪感

結婚相手として望む条件を備えていたり、性格もいい人だし見た目もOKだと思っているのに、スキンシップとなるとどうしても無理、という話を聞くことがあります。臭いでもなく、トラウマでもないのに、吐いてしまうなどの強い拒否反応が出る人もいるそうです。もともと性的なことやスキンシップが苦手な方はその限りではありませんが、「他の人(元カレ)は大丈夫だったのになぜ?」ということが浮き彫りになった場合、自分の本心を誤魔化せないと感じるサインのひとつです。例えば、キスや手をつなぐなどの身体が触れあう時に感じる違和感や嫌悪感は要注意です。

 

運命の人じゃないサイン8. セックスしても心は拒否反応

付き合い始めた先の肉体関係になった時に、100%相手を受け入れられず、拒否反応はありませんか? もちろん、大好きだけれどまだ肉体関係を持つのは抵抗がある、という段階であれば、決めつけることはありません。彼のリクエストに義務的に応じて冷めた目で見ている自分がいる、そんな感情は心と身体のバランスが崩れているサインです。

他にも、結婚前の段階ですでにセックスレスというカップルもいます。それも最初はどちらかの性欲の高まりや我慢で成り立ったものの、本当は「心が拒否」していることのひとつの例かもしれません。

 

運命の人じゃないサイン9. 一緒にいると疲れる、安心できない

運命のパートナーというのは、正直ドキドキするような感情ではなく一緒にいて心地よい、安心できる関係性を生み出してくれるもの。それなのにデートしている時、家で一緒にいる時、なんだか居心地が悪くて、ぎこちない、一緒にいてビクビクしてしまうということはありませんか? 早くひとりになりたいと願ってしまうような場合、そんな二人の波長が同調しないサインといえそうです。

 

運命の人じゃないサイン10. 相手を見下している自分がいる

結婚相手として選んだのに、無意識に相手のことを見下していることがありませんか? 「付き合って“あげている”と思ってしまう」「お金目当てなのではと見下してしまう」――こんな風に、見た目や年齢などの条件、または年収や学歴などが自分より低かったとしても、リスペクトできる関係であるかどうかは大事なことです。無理して条件だけで見て相手と結ばれた場合、逆に見下されているのではと感じて、「劣等感からいつも自己嫌悪してしまう」のも同じことです。

 

運命の人じゃないサイン11. 信頼する周囲の人から交際を反対される

自分では相手のことが好きでたまらないのに、なぜか親や親友など自分を理解してくれていた周囲の大半から、反対されることがあります。そんな自分を想ってくれる人たちから祝福されないということ自体は何かの未来の予兆といえそうです。恋愛の渦中にいるとその瞬間は自分が気付かないことは多いもの。だからこそ自分の味方である周りの人たちが感じる、なぜ付き合うことに反対だと感じているのか、その理由を聞いてみてください。もちろん、親や友人でも依存関係や嫉妬から反対して本当はあなたの幸せを望まないような人もいます。鵜呑みにするということではなく、一度冷静になって向き合い、自分で考えてみることも大切です。

 

運命の人じゃないサイン12. 過去の恋愛の思い出が美化される

新しい彼と付き合い始めたのに、なぜかデート中に元カレの存在や過去の恋愛の思い出が美化されてよみがえってしまうことはありませんか? そんな回想がよみがえる時は、本当の自分がパートナーに求めていることが何かについて考えるチャンスの瞬間かもしれません。ちなみに、「前の彼がすごく相性が良かった」、「実は未練があってよりを戻したい」とは限りません。

 

結婚しなければと焦らず、立ち止まる勇気も大切!

以上、今回は「運命の相手でない時に訪れる12のサイン」についてお伝えしました。何か思い当たることがあれば一度、冷静に向き合ってみることをおすすめします。

これらに共通することは、結婚したいと意識しつつも、なぜかスムーズに向かっていかないという現実があるということです。この記事を読んでいるということは、きっと自分でも「あれ? 上手くいかないのはなぜだろう」と違和感があるのではないでしょうか? その気持ち自体が運命の人でないサインかもしれません。「結婚すること」を目標にしすぎて、それ自体をゴールに設定してしまうと強引に自分の中でも進めていきがちです。見て見ぬふりをしていませんか?

また、既婚の方は結婚相手にこのようなことを感じてしまい、「運命の人ではない人と結婚してしまったのかもしれない」と感じることがあるかもしれません。でもガッカリしたり、不安になる必要はありません。なぜなら、あなたがもっと幸せになっていくために何かを学ぶための役割として目の前に現れた相手かもしれないからです。

いずれにしても、あなたの本来の目的は、あなた自身が「幸せになること」です。そのためにも、自分の中で不安な感情が湧き出た時には自分にウソをつかずに一度立ち止まってあげることが大事なのではないでしょうか?


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