19年最新版! コーヒー株主優待銘柄ランキング(店舗編)
世界で最も飲まれている嗜好飲料がコーヒーです。気分転換や勉強のお供にと、愛飲されている皆様も多いと思います。近年では、これまでなかった文化を持ち込むことで、スターバックスやタリーズなど急成長したコーヒーチェーンもたくさんあります。そこで今回は、株主優待+配当の利回りランキングで、最もお得なコーヒーチェーンはどこかを見てみたいと思います。コーヒーの株主優待銘柄では銀座ルノアール<9853>や椿屋珈琲店などを運営する東和フードサービス<3329>、ドトール・日レスホールディングス<3087>などが有名ですが、今回は利回りの観点から更にお得な3銘柄を選出しました。
※今回は店舗で飲めるコーヒー(飲食券)が株主優待としてもらえる銘柄に絞りました。株主優待は額面通りの評価となっています(一部ガイドが推定)。予想配当+予想優待売却利回りはあくまでも参考としてご覧下さい(2019年5月31日の終値で試算しております)
【家庭用のコーヒー優待ランキングはこちら】
19年最新!コーヒー株主優待銘柄ランキング(家庭用編)
それでは、第3位から順にご紹介していきましょう。
第3位 サニーサイドアップ(東証1部<2180>)
予想配当+予想優待額面利回り:2.9%【2019年5月31日株価】 1931円
【株主優待獲得最低投資額】 100株=19万3100円
【今期予想現金配当(1株あたり)】 10円
【株主優待権利確定月】 6月末
【優待内容】
100株以上でレストラン「bills」においてオーガニックスクランブルエッグ、リコッタパンケーキ、リングイーネ、チョップサラダから2品の無償提供(2名相当分)。併せてソフトドリンク2杯の無償提供。
※詳細は同社のHPをご参照下さい
第3位はサニーサイドアップ(東証1部<2180>)です。企業PRや販促支援が主力の企業です。スポーツビジネスに強みがある他、オールデイカジュアルダイニング「ビルズ」の運営などを行っています。
今回は100株を購入し、上記を提供して貰ったケースを想定しています。株主優待の評価は4600円として利回り計算を行っています。
商業施設の開業PR、大手CVSチェーン等によるPR連動プロモーションなど、柱のPR案件の拡大によって業績は拡大基調となっています。
好業績を背景に株価は50日移動平均線に支えられながら堅調に推移しています。同社の場合、配当権利落ちの6月に向けて株価が上昇し、権利落ち後に下落する傾向がありますので、権利落ち後に株価が調整したところで購入を検討することが考えられると思います。
第2位 コメダホールディングス(東証1部<3543>)
予想配当+予想優待額面利回り:3.44%【2019年5月31日株価】 2063円
【株主優待獲得最低投資額】 100株=20万6300円
【今期予想現金配当(1株あたり)】 51円
【株主優待権利確定月】 2月末、8月末
【優待内容】
100株以上で1000円分をプリペイドカード「KOMECA」にチャージ
※利用可能店舗:全国のコメダ直営店・FC店(一部店舗除く)
第2位はコメダホールディングス(東証1部<3543>)です。名古屋地盤の朝食サービスが特徴の「珈琲所 コメダ珈琲店」を全国にチェーン展開している企業です。今回は100株を購入し、年間2000円分をプリペイドカード「KOMECA」にチャージしたケースを想定しています(株主優待は2000円と評価して利回り計算しています)。
店舗数拡大に伴い、業績は堅調に拡大しており、18年2月期と19年2月期は連続で最高益を更新しています。20年2月期も最高益更新見込み。同社の場合、特徴ある店舗の成功パターンを既に確立しており、規模を拡げることによって収益が拡大していく見通しが付いているのが魅力です。
株価は2018年末をピークに調整基調に入っています。まずは株価の底打ちを待ってから購入を検討する方がよいかと思います。
第1位 サンマルクホールディングス(東証1部<3395>)
予想配当+予想優待額面利回り:6.69%【2019年5月31日株価】 2361円
【株主優待獲得最低投資額】 100株=23万6100円
【今期予想現金配当(1株あたり)】 62円
【株主優待権利確定月】 3月末
【優待内容】
サンマルク株主優待カード 1枚
直営店及びフランチャイズ店にて飲食料金を10~20%割引(販売コーナー商品は対象外)※詳しくは同社HPをご参照下さい
第1位はサンマルクホールディングス<3395>です。 「サンマルクカフェ」や「ベーカリーレストランサンマルク」を運営する企業です。その他、「鎌倉パスタ」「すし処函館市場」「倉式珈琲店」なども展開しています。
今回は100株を購入し、サンマルク株主優待カードを獲得(サンマルクカフェでの割引率は20%)し、月に4回、1回あたり1000円分の利用をして毎月800円、年間で9600円の割引を利用するケースを想定しています(つまり株主優待は9600円として評価し、利回り計算を行っています)。むろん「ベーカリーレストランサンマルク」などでも利用可能ですので、それらのレストランで割引を利用すれば、さらに実質利回りは上がります。
業績に関しては利益面においては競合や人件費の高騰や賃料の高騰によって2018年3月期は増収ながらも営業利益は4.9%の減益となっています。2020年3月期は小幅な増収増益が予想されています。
弱い業績を背景として調整が続いているところです。まずは、しっかりと増益基調に戻れるかどうかを確認し、株価が底を打ったところを確認してから投資を検討できればよいと思います。
参考:日本株通信
※記載されている情報は、正確かつ信頼しうると判断した情報源から入手しておりますが、その正確性または完全性を保証したものではありません。予告無く変更される場合があります。また、資産運用、投資はリスクを伴います。投資に関する最終判断は、御自身の責任でお願い申し上げます。
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