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付き合うという形にこだわらない……そんな恋愛を楽しみませんか?

「デート3回目で付き合うかどうかの決着をつける」「付き合ったら、肉体関係を持つ」「結婚したら、一緒に住むのが当たり前」……なんて決めつけすぎると、いい恋愛、結婚はできません。もっと型にこだわらない恋愛を楽しみませんか?

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執筆者:ひかり

恋愛・人間関係ガイド

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付き合うという形にこだわらない恋愛

付き合うという形にこだわらない恋愛とは

常識に囚われない関係を!

「デート3回目で付き合うかどうかの決着をつける」「付き合ったら、肉体関係を持つ」「結婚したら、一緒に住むのが当たり前」……なんて、決めつけすぎると、いい恋愛、結婚はできません。もっと“型にはまらない恋愛”を楽しみませんか?

もちろん恋愛、結婚の一般的な形というのはあります。でも、それがみんなに合うわけではありません。また、そうでなくてはいけない、なんてこともありません。

例えば、巷では「デートをして3回目でなにもなければ、脈がない」といった暗黙のルールもあります。でも、そんなのもケースバイケースで、3回目で付き合うどうかなんて決着を付けなくてはいけない、なんてことはありません。極端な話、お互いが結論を焦らないのであれば、1年かけて決めたっていいわけです。

その場合、どちらかがすぐに白黒つけたいタイプだったら成立しませんが、2人がそれくらい気長に相手との関係を見られるのであれば、それはそれでアリなのです。自分と相手の関係には合わないのに、常識的なルールばかりに縛られて、関係を壊してしまうことの方がもったいないですよね。

それで言えば、あるアラフィフのカップルは、付き合ってから数年間、週1ペースでデートを重ねていて、将来的には夫婦になろうとお互いに話をしつつも、未だプラトニックな関係なのだそうです。どちらに何かしらの身体的な事情があるわけでもなく、今はその距離感でいることでうまくいっている、なんてこともあるのです。

また、ある元夫婦は、離婚をした後もお互いに再婚しないで、未だ誕生日がくると家族で祝い合い、お正月は一緒に過ごしています。お互いの性格から、「籍を入れない」「一緒に住まない」ことで、うまくいく関係というのもあるのです。

結局、この場合、どちらかが「付き合ったら、肉体関係を持つのが当然」「やり直すのであれば、また籍を入れて一緒に住むべき」なんて考えていたら、うまくいないでしょう。それよりも一般的な形にこだわらずに、自分たちに合う距離感を保っているから、うまくいっているのです。

これは極端な作り話ではありますが、例えば、もし愛する人が氷でできていたら、あなたはどうするでしょうか?あなたが抱き締めたら、相手は溶けてしまいます。

どんなに愛していても、「抱き締められないなら、その人とは恋人にならない」という選択もありますが、「触れ合わない距離感で上手に付き合っていく」という方法もあります。

もちろん「いずれは一般的な家庭を持ちたいから、その相手とは“友人関係”という形で付き合っていく」という方法だってあるでしょう。

一般的な型にハマれば付き合う、ハマらなければ付き合わない(別れる)、なんて白黒をつけすぎないで、世の中には、程よい距離で関係を築いていくグレーの方法だってあるのですよね。

では、あなたが“型にはまらない恋愛”を楽しむようになるためには、どんなことができていたほうがいいでしょうか? 
 

人の意見に振り回されない

2人がしっくりくる関係を作る!

2人がしっくりくる関係を作る!

恋人にしても夫婦にしても、その関係は当人同士にしか分からないこともあります。でも、一般的な形と違うと、周りがとやかく言ってくることも少なくありません。

それの代表的な例と言えば、自分の息子、娘夫婦に「子供はまだなの?」と催促する親でしょう。

当たり前ですが、子供を産まないと選択する夫婦がいてもいいのです。お互いのためにその方がいいと思うこともあるでしょうし、色々な事情でそれを選択せざるを得ないこともあるでしょうが、お互いが「それでいい」と思うのであれば、それは親であろうと、とやかく言うことではありません。子供の人生は、本人のものであり、誰もが自分らしく幸せになる権利を持っているからです。

世の中には、籍を入れないことでうまくいくカップルもいます。また、結婚しても一緒に住まない夫婦もいれば、会話は「直接よりもLINEの方がうまくいくから」という理由で、同じ部屋にいてもLINEでコミュニケーションをとるカップルもいます。中には、結婚後もパートナー公認で婚外恋愛をして、円満な関係を築く夫婦だっています(それは一般的な不倫とは違います)。

他にも、80歳近くになって結婚する夫婦だっていますし、30歳以上の年の差があっても愛し合うカップル、同性同士で愛し合う恋人同士だっています。

それなら、それでいいのです! 誰かの迷惑になっていないのであれば、自分と相手の関係が一般的ではないからっていけないことではないですし、他の人がどうであれ、一般的な形にとらわれて、自分にとっては窮屈な枠に入り込もうとする必要はないのです。

ただ、一般的な枠にとらわれすぎないためにも、下記の4つのことができた方がいいでしょう。
・周りの意見に振り回されない。
・人と比べない。
・自分と相手にとってのベストな形を見つける。
・わざわざ他の人の「同意」を求めない。


中でも「わざわざ他の人の『同意』を求めない」というのは重要です。自分たちの関係が少数派であればあるほど、人に話したところで理解されないことも多いもの。どれだけの許容の広さを持っているのか?ということには個人差があるので、そこで相手を責めたり、分かってもらえないことで傷ついたりしないで、「わざわざ話さない」くらいの大人の感覚は持っておいた方がいいでしょう。

さらに、そんな自分と相手ならではの関係を作れる人になるためには、もう1つ大切なことがあります。
 

一般とは違う人を笑わない

自分と相手に合う関係を築こう!

自分と相手に合う関係を築こう!

自分が“型のはまらない恋愛”を楽しむようになるためにも、同じように、他の型にはまらない人たちに対しても「温かい目で見守れるようになること」が大切です。

逆を言えば、自分が必死になって一般の枠からはみ出ないようにすればするほど、一般的な枠を外れている人に対してはどこか嫉妬し、わざと笑ったり、差別をしたりしがちです。でも、そんな思考を持っているからこそ、その人は、“自分にとっての本当に合う形”が見つけられないのです。

それはなぜかと言うと、型にはまらない人を軽蔑する分、自分が枠をはみ出たときには、肯定できずに自己嫌悪に陥ることも多いからです。結局、人に投げた思いは、自分に返ってくるものなんですよね。

法を犯しているわけでも、人に迷惑をかけているわけでもない、ただ「少数派である」というだけのことで、そういった人たちのことをあざけ笑うような人は、自分の心の狭さに気付きましょう。

人の趣向も人生観も価値観もそれぞれ違います。「自分の感覚こそが絶対」なんてことはありません。だから、「自分と違うから、おかしい」なんて発想は馬鹿げています。

そんな視野の狭い人は、もっとたくさん色々な人間を見てみるといいでしょう。常識にとらわれない方が、もっと伸び伸びと楽しく生きられるものです。

だから、もしあなたが大切だと思える人に出会えた時は、たとえ一般的な型には入らなくても、お互いに合う形を見つけて、オリジナルの関係を築いていきたいものですね。


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