毎日が勝負下着!? ブラジル・ランジェリーの魅力

ブラジルで下着は何よりも大切！

オシャレをして出かけた日に、パートナーの男性に「そのドレス、似合ってるね。今日は一段ときれいだよ」と言われることが何よりも嬉しいブラジル人女性。老いも若きも女らしさを忘れることなく、オシャレはもちろん、美しいボディーに対する執念が強いと言われます。特に重要な美アイテムである下着は、お金が貯まればすぐに新調し、見えないからといってヨレヨレになるまで着る女性は少ないそうです。

年末年始の下着事情

12月になると、ブラジルの街中はクリスマス一色となり、日本のデパートにあたるショッピングセンターではクリスマス飾りに限定商品の販売など華やかな時期を迎えます。年間でも消費が高まる時期ですが、下着は特に売上アップ。

というのも、年越しのパーティーで白い服を着て、新年を迎える習慣があるブラジル。平和のシンボルカラーとされる白い服は去年ものでもOKですが、下着は新品を身につける習慣があります。その下着の色に「願掛け」するのがポイントで、黄色がお金、赤が恋愛、緑が健康、青が成功、と言われます。この習慣、日本でも密かに取り入れてみてはいかがでしょうか？
ちなみに、6月12日「恋人の日（Dia dos Namorados）」の直前も、ランジェリーの売上げアップの季節だそうです。下着売り場では、ああだ、こうだとパートナーの下着を仲睦ましく選ぶカップルを見かけますよ。

日本ブランドとの違い

では、ブラジル・ランジェリーの特徴とは？ もうお分かりのように、第一に身体を美しく見せるためのシルエットやセクシーさ、その次にかっこよさや快適さが求められると言われます。日本でもデザインは重要ですが、店頭に広く占めるタイプはセクシーさより可愛らしさ、何より品質や機能性にこだわっているようです。日本ブランドは隠すためのシルエットが多いと言われる一方、ブラジルブランドは見せることが前提。あるブラジル人の友人によると……「ブラジルの女性が下着に迷ったら、まず生地の面積が小さい方を選ぶわね」とのことです。

人気ブランド、どこで買う？

ブラジルの下着メーカーは、高級ランジェリーのBelles、De Chelles、Valisereなどから、クオリティーが高い人気ブランドのHOPEやLOUNGERIE、もう少しお手頃価格のDulorenなどいくつもあります。高級、人気ブランドは主にショッピングセンターや専門ショップで売られ、庶民ブランドは全国に店舗展開する日用品スーパーのLojas AmericanasやEXTRAなどで広く売られています。ショッピングセンターにも入っている大型量販店のMarisaやRenner、Riachueloでは、お手頃かつデザイン性の高い品揃えとなっています。

日本でも買える！ブラジル超人気ブランド、HOPEの秘密

ブラジルで最も知名度が高く、人気下着ブランドといえばHOPE。スーパーモデルのジゼル・ブンチェンが長らく広告塔をつとめ、セクシーさやかっこよさに加えて、品質や機能性が高い商品としても定評あるブランドです。
HOPEはブラジル北東部セアラー州に巨大な工場があり、従業員1000人以上が働き、ブナノキ由来の自然素材を用いるなどこだわりある純粋なブラジルメーカー。ところが驚くことに、縫製は日本の大手メーカーの産業用ミシンを利用し、10年ほど前の導入時には縫製のプロである日本人女性2人が技術指導に派遣されていたそうです。また、製造から梱包にいたるまでの過程も日本のノウハウを取り入れているそう。ブラジル生まれのシルエット、デザイン、素材に加え、日本の技術が取り入れられた無敵ブランドだったのです。日本では、渋谷西武店でお買い上げいただけますよ。

ちなみに、HOPEの下着が大好きというジゼル・ブンチェン、なんと来年からまたHOPE公式モデルとして戻ってくるそうです！

■HOPE ランジェリー
http://hopelingerie.co.jp/
渋谷西武店（東京都渋谷区宇田川町21-1）A館6階・インナーウエア売場
その他の取扱い店はこちらをご確認ください→　http://hopelingerie.co.jp/stores.html

写真：HOPE ランジェリー提供

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