島田佳奈の恋愛コラム

彼氏・恋人とSNSで繋がるメリット・デメリット

恋人がSNSにどんな投稿をしているのか、気にならない人はいないはず。けれども、その内容が原因になり、喧嘩をしてしまうカップルも多いです。恋人とはSNSで繋がらない方が良いのでしょうか?SNSで繋がるメリットとデメリットについて考えてみましょう。

島田 佳奈

執筆者:島田 佳奈

恋愛ガイド

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パーソナルなSNSでは、彼氏・彼女と繋がらないほうがいい?

彼氏・彼女とSNSで繋がるのはダメ?

彼氏・彼女とSNSで繋がるのはダメ?


Twitter・Facebook・InstagramといったSNSは、ネットの中でも特に活用されているツール。筆者自身もアカウントを所有し、たくさんの友人や読者と繋がっています。

日記や自分の好きなもの、みんなに教えたい情報など、SNSに投稿したりシェアしたりすれば、繋がっている人達にお知らせすることができます。忙しくてなかなか会えない友人の近況を知ることもできるし、DM(ダイレクトメッセージ)やメッセンジャーで連絡を取ることもできるので、たいへん便利です。

しかし、恋愛においてはその便利さが仇となってしまうこともあるようです。

たとえば個人情報。SNSではその人が誰と繋がっているか見ることができます(※)。自分と仲の悪い友人やライバルが恋人と「友達(あるいはフォロワー)」になっていると知り、ケンカの火種になってしまうことも。
※SNSによっては公開範囲を限定することも可能

また、忙しいはずの恋人が別の異性と遊んでいることがSNSの投稿で発覚したり、タイムラインをさかのぼって元カノや元カレと仲良く写っている写真を見つけてしまうなどのトラブルもよくあるケース。

SNSで繋がっているばかりに「知らなくてもいいことまで知ってしまう」のは、恋人同士にとってはよくないことかもしれません。

好きだからこそ相手のすべてを知りたい。正論ではありますが、知ることで無用な嫉妬や不信感を抱いてしまうならば、むしろ繋がらないほうが得策です。

友人であれば気にならないことも、恋人に対しては気になってしまう。それは独占欲のあらわれです。いくら恋人でも、その人の生活や気持ちを独り占めすることはできません。

お互いのプライベートを尊重できないのは、心が幼い証拠。思いやるどころか苦しくなってしまうようであれば、恋人とSNSで繋がるのはやめたほうがいいでしょう。
 

SNSで恋人がいることを公表したい人もいれば、したがらない人もいる

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2ショットの写真アップが幸せアピールとは限りません。単なる記録の人もいれば「彼女は俺のモノ」アピールであることも。
 

SNSで繋がっているカップルや夫婦は、筆者の友人にも多くいます。けれど、SNSの活用はそれぞれ違います。

デートのたびに2ショットの写真をアップするカップルは、見る側からはとても仲良しに映るでしょう。互いに相手のことを投稿のネタにしている様子も、双方を知っている友人から見ると、微笑ましく思えます。

Facebookでは、プロフィールに家族や恋人といった特別な繋がりに、相手のアカウントを設定することができます。自分のパートナーを公表する理由も人それぞれ。メリットは、「いちいち紹介しなくて済む」「公にすることで双方の友人同士が繋がるなど、交友が広がる」あたりでしょうか。

しかし、一般的に男性は、公の場にプライベートを晒すことをあまり好まない傾向があります。隠したがる男性の心理としては「知られたくない」「からかわれたり突っ込まれたりすると面倒」などが理由のようです。

筆者の友人には「互いのプロフィールに『恋人』と出すことで、彼女に変な虫が寄ってこなくなるから」という防御策で設定している人がいます。逆に「恋人が他の男に口説かれるかもしれない」と恐れて存在を隠す人もいます。

つまり、「彼女を他の男に獲られないように」という考えは同じでも、振る舞いは真逆の場合もある、ということ。SNSという場の捉え方も、使う人によって異なるのです。

また、彼氏自慢や幸せアピールが過ぎることで周囲から厭われたり、友達のSNS自慢をうらやむあまり彼と不仲になってしまう人も……。
 

彼氏自慢や幸せアピール……羨ましがるよりも、恋人を尊重して

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彼氏とラブラブな様子をアップする友達。私も「愛されアピール」したいなぁ。


SNSで繋がって「イケメンの恋人」を自慢したい。あるいは「恋人に愛される私」という“幸せアピール”をしたがる傾向は、女性に多く見られます。

恋人も同じ考え、もしくは「彼女が楽しいなら好きなようにすればいい」という考えならば、トラブルにはならないでしょう。

しかし前述の通り、プライベート(特に自身の恋愛事情)を晒したがらない男性もいます。恋人がそのようなタイプであれば、無理強いはしないのが愛情というもの。

「私とつき合うのを“後ろめたいこと”と思っているのではないか」
「私みたいな女が恋人じゃ恥ずかしいの?」
そのように疑ってしまったら、ふたりの仲に亀裂が入ってしまいます。

たかがSNS、されどSNS。いろんな「友達」と繋がっていたり不特定多数が目にすることのできるツールでは、プライバシーの開示は個人に委ねられています。

「大切な人が望むのであれば見せる/見せない」の線引きが異なる場合は、できるだけ尊重して。もちろん納得できなければ、話し合いも必要です。
 

繋がるメリットも大! せっかくなら仲を深める使い方を

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恋人の面白い投稿を見る楽しみや、メッセンジャーで気軽に会話できるのも、SNSで繋がるメリットです。


ここまで「SNSで繋がらないほうがいい」側の主張を中心に述べましたが、筆者個人は「繋がったほうがいい」派です。

いくら恋人でも、知らないことはたくさんあるもの。SNSで繋がって相手の投稿が見られると、そんな恋人の「意外な一面」を知ることができます。

逆に自分の投稿を見た相手からコメントされたり、オフライン上(会っている時間)に感想を言われたりと、より親密なコミュニケーションを図ることができます。

遠距離や多忙でなかなか会えない恋人の場合は特に、会えなくても相手の様子(一部ですが)を知ることができるれば、安心材料になったり寂しさが減るといったメリットも。

どのSNSにもメッセンジャーやDM機能があるので、繋がっていれば連絡が取りやすいのもポイントです(SNSによっては無料の音声通話もできます)。

SNSのタイムラインは他人に見せる場ですが、恋人の存在は決して「他人に見せびらかすもの」ではありません。もし繋がるのであれば、ふたりの仲をよりよくする目的で、有意義に活用したいものです。

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