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結婚のタイミングが合わない……お互いの気持ちが合わない時の対処法

恋人と結婚のタイミングが合わないことってありますよね。「自分は結婚したいけど、恋人はまだしたがっていない」「自分はまだいいと思っているけど、恋人が結婚したがっている」といったような場合です。そんなときはどうしたらいいのでしょうか?

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執筆者:ひかり

恋愛・人間関係ガイド

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恋人と結婚したいタイミングが合わない!

結婚のタイミングが合わない場合の対処法とは?

結婚は1人でできないからこそ、お互いのタイミングが大事!


「自分は結婚したいけど、恋人はまだしたがっていない」「自分はまだいいと思っているけど、恋人が結婚したがっている」といった、結婚のタイミングが合わないことってありますよね。そんなときはどうしたらいいのでしょうか?

自分は結婚したいけど、恋人はまだしたがっていないときに、まず、把握した方がいいことは、恋人は「今、結婚したくない」のか、それとも、「今の恋人(=あなた)と結婚したくない」のか、ということです。それによって対処法は変わります。

・恋人が「今、結婚したくない」場合
相手が結婚したくなるまで待っていてもいいのか?というと、実はそうとも言い切れません。相手が「いつだったら結婚してもいい」と思っているのかを知ることは大事です。

もし待てるくらいの期間であれば、待ってもいいですが、実は、この場合、もう1つ把握しておいた方がいいことがあります。それは、「今、したくない」だけなのか、それとも「これからも結婚したくない」のか(=独身主義者)ということです。

もし後者の場合だと、彼(彼女)とずっと一緒にいたところで、結婚できる可能性は低いです。その場合は、「一生独身でもいいから、恋人と一緒にいたい」のか、それとも「恋人以外の人とでも、結婚したいのか」を、自分の中でよく考える必要があるでしょう。

・恋人が「今の恋人(あなた)と結婚したくない」場合
恋人の気持ちが分からないまま、結婚するタイミングが来るのを待っていたら、彼(彼女)の前に結婚したい人が現れて、あっさりフラれてしまう、なんてことにもなりかねません。
でも、結婚できる可能性がないわけではなく、相手がなぜ結婚したくないのかの原因を知り、その部分を改善できたら、すんなりゴールインできることもあるでしょう。

ただし、正直に、「あなたとは、結婚したくない」なんて面と向かって言う人は稀です。だから、相手の本音は分かりにくいものですが、「あなたが結婚に求めることはなに?」「今、結婚することで感じるデメリットはなに?」と聞きながら、自分が相手の求めていることを与えられたり、抱えている問題をクリアできたりするように努めてみましょうね。

ここまで挙げた中で、結婚への難易度でいえば、「今は(仕事に専念したいなどで)、結婚したくない(けど、いずれ今の恋人と結婚したい)」<「今の恋人とは結婚したくない」<「今もこれからも結婚したくない(=独身主義者)」の順で難しくなってきます。

この件で悩んでいる人の中で、多くの人に当てはまるのは、「自分は結婚したいのに、恋人は今は(仕事に専念したいなどで)したくない」パターンでしょう。
 

結婚のタイミングが合わない場合1:恋人が今は結婚したくない時

恋人に「結婚したい」と思わせるには?

恋人に「結婚したい」と思わせるには?

日本では特に、プロポーズは男性からすることが多いため、男性の方が仕事に専念したかったり、自由を満喫したかったりする時期だと、結婚まで進展しにくかったりします。
実は、占いの観点でいっても、男性側の運勢(婚期)が、結婚に影響することが多いそうです。

「今、結婚したい」と思っているのが女性の方で、年齢も30歳近くになると、「子供が欲しいから、待っていられない」なんてこともあるでしょう。そんなときは、お互いに真剣交際なのであれば、結婚についてもきちんと腹を割って話し合った方がいいでしょう。そのとき、「私が●歳になるまでに、結婚の結論を出してほしい」と、ハッキリ提案するのもいいと思います。
ただ、問題は、その期限が過ぎても、相手の方が「もう少し待ってほしい」と言ってきたら、どうするか?ということです。

現実問題、人は自分のタイミングが来ないと、なかなか行動に移せないこともあります。心が動かないのに、無理やり期限がきたからといって結婚できるか、というと、難しいところもあるかもしれません。結婚を無理強いしたことで、関係が悪化してしまうこともあるので、慎重に動いた方がいいでしょうしね。

もし恋人の心を動かす方法が1つあるとすればそれは、“彼(彼女)が心を許している相手”に、「そんなに恋人を待たせすぎないで、結婚しちゃった方がいいよ。失ったときに気付いても遅いよ」というようなアドバイスをしてもらうことでしょう。それは、彼(彼女)の親であることもあれば、親友であることもあります。

また自分の親に協力をしてもらって、「(大事に育てた)娘(息子)をどうぞよろしくね」と言ってもらうことで、相手の責任感がうずくこともあります。だから、小賢しさはなるべく出さないようにしつつ、周りの人に協力をしてもらってもいいでしょう。

ただ、それでも相手が結婚したがらない時は、今度は「自分の方の決断」が必要となることがあります。
 

結婚のタイミングが合わない場合2:相手が結婚してくれない時

あなたの結婚相手は、今の恋人?それとも…

あなたの結婚相手は、今の恋人?それとも…

自分は結婚したいのに、相手がなかなかしてくれない時、どうしたらいいでしょうか?

そんなときの選択肢は下記の2つです。
・今すぐ結婚したいから、恋人とは別れ、他に結婚相手を探す
・たとえ独身でい続けることになっても、今の恋人と一緒に人生を歩むことを選ぶ


前者は、所謂「二番目に好きな人と結婚する」パターンです。もしこれを選ぶときは、「結婚相手をいつか一番好きになるぞ!」くらいの気持ちがないと、結婚後、自分の選択に後悔することがあるでしょう。いくら結婚願望が強くても、単に結婚できたからといって幸せになれるわけではないですしね。

だから、結婚する前には、その相手ときちんと関係を築き、愛を育んだ方がいいです。ただ、「結婚したいタイミングが合う」というのも、ある意味、「縁がある」ともいえます​​​​​​​。今、自分と「結婚したい」と言ってくれる相手こそが“(結婚する)運命の人”でもあるのです。
だから、幸せになるためにも、“二番目に好きな相手”なんて見方をせずに、きちんとその“運命の人”を大切にする必要があります。

逆に、結婚してくれない恋人は、「縁はあっても、“結婚をする縁”ではない相手」ともいえます実は、占いの観点でいっても、“運命の人”と必ずしも結婚するわけでもないそうなんです。夫婦とは違った関係でつながっていくこともありますしね。
相手を所有する、しないということにこだわった愛情を抱いていると、「結婚すること」が重要になってしまいますが、本当の愛というのはそういうものではありません。自分の傍にいなくても、ただただ相手の幸せを願うことこそが、純度の高い愛だからです。

結婚というのは、あくまでもこの人間の世界での制度に過ぎないし、結果的に結婚はしなかったけど、友情(人間愛)でつながる関係もあります。「結婚=生活」なので、時として、共に人生を歩めるような状況でなければ、いくら愛情があっても、結婚しないという選択をするのも致し方ないともいえます。
また、「結婚しなくても、一人で生きていける」くらいの覚悟と自立心がなければ、恋人を待ち続けるのは難しいこともあります。
 

結婚できなくても、恋人と人生を歩むことを選んだ時は?

先ほどの2択の後者のように、「恋人と一緒に人生を歩みたいから、どうにかして折り合いをつけていきたい」を考えられる人になることは理想的です。ただし、相当な愛情と信頼がないと難しいことでしょう。

これができるようになるためにも、下記の3つは重要です。
・相手を信じること
・未来を焦らないこと
(歳を重ねることを恐れないこと)
・生き方に柔軟性を持つこと(「何が何でも結婚しなくてはならない」「絶対に子供は作る」など、人生の幸せを決めつけることはしない)

この3つができないと、「恐れ」の感情から、相手を責めて関係を悪化させてしまうなど、誤った行動をしてしまうことが多いです。でも、そんな不安も乗り越え、いつかその恋人と結婚できた時には、喜びもひとしおでしょうね。
 

結婚のタイミングが合わない場合、最後は自分の勘を信じるしかない

今の恋人と結婚できるのを待ち続けるのか、それとも他の人と結婚するのかは、「長い目で見て、自分はなにを選んだら幸せになれるのか?」をよく考えることが重要であり、最後は自分の勘を信じるしかありません。

さらに、自分が選択したことの責任は、自分でとる覚悟も必要です。例えば、恋人を待ち続けても、別れてしまうこともあるでしょう。そんなときに相手を責め続けても幸せにはなれないので、「それを選択したのは自分だから、仕方がない」と思えるようになることも大切です。結婚してくれなかった恋人を恨んでしまっては、後ろ向きのまま、どんどん不幸になってしまいますしね。

こればかりは、どんな選択が正しくて、間違っているかなんて、正解があるわけではありません。ある意味、人生の大きな賭けです。

結婚はあくまでもゴールではなく、スタートです。そこからまた長い人生が待っているものです。
幸せになるためにも、目先の不安に振り回されることなく、“人生というレベル”で考えて、自分が納得できる選択をしたいものですね。

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