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忙しい人が気付いていない恋愛のミス3つ

「忙しいから、恋愛ができない」なんて思っている人がいますが、恋愛ができない理由は単に忙しいからではないかもしれません。 今回は、忙しい人がしてしまいがちな恋愛のミス3つをご紹介します。こんな恋愛ミスしていませんか?

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執筆者:ひかり

恋愛・人間関係ガイド

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忙しい人がついしてしまう恋愛のミス3つ!

忙しい人がしてしまう恋愛のミスとは

恋愛がうまくいないのは、忙しいから?

現代人は、仕事に趣味にと忙しい人が多いものです。中には「忙しいからなかなか恋愛ができない」と思っている人もいますが、理由は忙しいからではなく、あなた自身がやってしまっている“恋愛ミステイク”のせいかもしれませんよ?

では、忙しい人は、どうして恋愛がうまくいきにくいのでしょうか?多くの人がやりがちな恋愛のミスを3つ紹介します。
   

その1:相手に気遣う余裕がない

忙しい人は、相手に対して「自分は忙しいのに時間を作ってあげている」と思いがちです。だから、中には、約束に遅刻をしたり、ドタキャンしたり、平気で自分だけが都合のいい非常識な時間帯(早朝や夜中など)に会おうとしたりしがちです。

ハッキリ言ってしまえば、そういう人は相手の立場に立つ余裕がありません。だから、約束の時間を過ぎても来なくて待たされ続け、無駄な時間を過ごしたり、スケジュールを空けていたのに急に予定がなくなったり、眠いのに早朝や夜遅くに呼び出されたりする人の気持ちまで考えられないでいるのです。

忙しい人は、自己都合で相手を動かそうとしていることに気付いていないことが多いので、ひどい場合には、「自分は忙しいのだから、相手が合わせてくれて当然だ」と思いがちです。

でも、そもそも、どんなに自分が忙しくても、自分の5分と相手の5分は、同じ価値です。そこを勘違いしていると、自分のせいで相手の時間を無駄にしてしまっても、悪いと思わないことも多いでしょう。
ただ、もし心から尊敬する人との約束であれば、待たせたり、ドタキャンをしたり、非常識な時間帯に会おうとしたりなんてことをする人はいないもの。つまり、相手を軽く見ているから、こういう行為をしているのです。
結局、そのことに相手が気付くからこそ、あなたのことを好きではなくなってくることも多いものなのです。それでは恋を壊してしまいますよ?

人は誰もが、自分を大切にしてくれる人と付き合いたいものです。自分の都合にばかり合わせようとする人は、相手を大切にできていないことに気付いた方がいいかもしれません。
忙しいことや会えないことよりも、気遣いがない(=思いやりがない)ことが問題なんですよね。

忙しいと余裕はなくなってくるものですが、そんなときこそ、相手に気遣いができるどうかで、大人度が問われるもの。ハッキリ言ってしまえば、あなたが忙しいことなんて、相手には関係ありません!
どんなに忙しくても、相手の立場でも物を見られるようになりましょうね。
 

その2:「忙しい」理由を自分以外のせいにしている

忙しいことに、被害者意識を持っていない?(漫画「子供おばさんと大人女子」より)

忙しいことに、被害者意識を持っていない?(漫画「子供おばさんと大人女子」より)

仕事で多忙だと、「忙しいのは自分のせいではない」と思いがちです。いやいや、なんだかんだ言って、その仕事を選んだのは自分です。つまり、「自分の責任」でもあるのです。

時間は誰にでも平等に1日24時間与えられています。それをどう使うかは、自分次第なのです。
つまり、どんな理由であれ、最終的に自分の意思でその仕事をしているのであれば、自分の時間をそれに費やしているのは自分自身なのです。

時間は見えないものですが、これが「お金」だったらどうでしょうか?
例えば「時間」と「お金」を置き換えて考えてみましょう。そうすると、「時間がない」と嘆いている人は、与えられたお金を自分の意思で使っているにもかかわらず、被害者意識を持って、「お金がない」と言っているのと、そうは変わらないのかもしれません。

そんな金欠の人がいたら、「知るかっ!」と思いませんか?(苦笑)。自分で自分のお金(時間)をそのように使っているだけの話ですし。

それこそ仕事が忙しくて、大切なものを失ってしまうくらいであれば、転職をすることだって視野に入れた方がいいでしょう。たとえ今の職場がブラック企業だとしても、そこで働くことを選んでいるのも、また自分なのです。
もちろんブラック企業を擁護する気はさらさらありません。ただ、囚われの身でなければ、いつだってその会社を辞める自由は自分にはあるはずなのです。

ある程度、大人になれば、「時間は作るもの」だということも分かってくるものですし、最終的には自分が「どんな優先順位を持つか」に尽きるのです。
もし今は恋愛よりも仕事の方が大切なのであれば、むやみに「忙しいから恋愛ができない」なんて嘆いていないで、「自分の意思で今は恋愛よりも仕事を選んでいる」ことを自覚しないといけません。
人にはそれぞれ自分の限界があるので、自分が手一杯のときは、むやみに恋愛相手を探して迷惑をかけるよりも、仕事に集中した方がいいこともあるし、もし両立させたいのであれば、初めから「仕事を応援してくれる人」を選んだ方がいいのです。

つまり、忙しいのは自分の意思で仕事に時間を費やしているからなのに、被害者意識を持って、自分はやらされている(=自分の時間を奪われている)と思い込んでいるから、相手に迷惑をかけても、「私のせいではない」と思いがちなのです。

それこそ、自分の意思で、仕事や趣味に忙しくて会えなければ、恋人に「寂しい思いをさせて、ごめんね」という言葉をかけることだってできるし、待ってくれている相手に対して感謝の気持ちも持てるでしょうしね。

すると、待っている恋人の方も、「彼(彼女)は、今は仕事を大事に思っているんだ」ということを分かるし、よほど依存体質な人でなければ、あなたの意志を尊重してくれることも多いはずです。

逆に、忙しいのは自分のせいなのに、責任転嫁して、会社のせいにばかりしていると、恋人の方もその“大人気ない態度”に、嫌気が差すことが多いのです。

よく「家族のために、忙しく働いているんだ!」なんて思う人はいますが、もしかしたら家族は、お金は困らない程度にあればいいから、そんなことよりも一緒に過ごす時間を増やしたいと思っているのかもしれません。そんなときは、自分が勝手に「家族にとっての幸せ」を決めつけていることに気付いた方がいいでしょう。家族の思いとズレているのです。

それこそ、そんなときでも、「自分の意思で、今の仕事で働くことを選んでいるんだ」と思っていたら、普段は一緒に過ごせないことに対して我慢してくれている家族に対しての態度は変わってくるものでしょうしね。
多忙な人は、「今、忙しいのは、自分の意思(選択)であること」をきちんと自覚しましょう。
 

その3:“忙しい自慢”をしてしまう

“忙しい自慢”をしていない?(漫画「子供おばさんと大人女子」より)

“忙しい自慢”をしていない?(漫画「子供おばさんと大人女子」より)

忙しい人の中には、びっしり詰め込まれた自分のスケジュールに対して、「困った、困った」と“忙しい自慢”をする人がいます。

ただ、ある程度、大人になれば、“忙しい自慢”をする行為自体がカッコ悪いことだということに気付くもの。自分が勝手にスケジュールを詰め込んでいるだけなので、「あなたがそうしただけでしょ?」って思うからです。
もし自分の限界を超えているのであれば、それは「私はスケジュール管理が下手なんです」と言っているだけなので、自慢にもなりません。

もちろん中には、そんな“忙しい自慢”に対して、「そんな忙しい中、私に時間を作ってくれたのね。ありがとう」と思う人もいるかもしれませんが、正直言うと、聞いている相手が楽しい話題ではないし、「だから、何?」という思わせる内容です。つまらない話ばかりする人は、モテませんよ?

さらに、もう1つ気付いた方がいいことがあります。
忙しい人の中には、「人生において優先順位の高いこと」にたくさんの時間を費やす人と、「そんなに大切なことではないけど、やらなきゃいけないこと(義務的なこと)」に多くの時間を使わざるを得ない人がいます。

もし前者の場合は、相手が会うことを望んでいるにも関わらず、共に過ごす時間をたくさん作らないということは、それだけ「相手の存在は、自分にとって優先順位が低い」ことを物語っています。

つまり、“忙しい自慢”をすることで、極端なことを言えば、「あなたをそこまで大切には思っていません(たくさんの時間を割くほど、私にとってあなたは、優先順位が高くありません)」と言っているようなものなのです。だから、“忙しい自慢”をすればするほど、相手に失礼になることもあるのです。

逆に、後者の場合は、そんな大事でもないことに「自分の魂を削ってしまっている」ことに気付いた方がいいでしょう。
「時間は永遠にある」と思いがちですが、私たちは必ずいつか死にます。私たちがそれぞれ持っている時間は無限ではなく、有限なのです。つまり時間は、私たちの「魂の量」と言っても過言ではありません。
だからこそ、むやみやたらに予定を詰め込むよりも、本来は、「自分の魂をかけたくなるくらいのこと」に時間を使った方がいいのです。

さらに言えば、そんなお互いの“魂をかけた大切な時間”を使っているのだから、“忙しい自慢”なんかに費やしていたら、もったいないのです。人と会っている時は、相手も自分も楽しめる会話をした方が、お互いに幸せですよ!
 

時間は誰にとっても大切なもの!

人によって時間に対する扱いは変わってきます。でも、もし「時間=魂の量」であるという意識を持ったら、相手の時間だって、大切にすべきことにも気付くでしょう。

どんなに忙しくても、自分の時間も人の時間も大切にできる人でありたいものですね。そういう人であれば、忙しいことが理由で嫌われる可能性は、グッと下がると思いますよ!


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