新築時にはイメージしにくい、住まいの劣化・故障とそれに伴うメンテナンスやリフォーム。住み方や建築地の気候条件にもよりますが、数年後に必要になるケースもあるようです。そこで今回は、家を建てた会社にリフォームお願いするメリットについて、三井ホーム・オーナーサポート部の担当者に聞きました。

経年による「劣化・故障」と「住みにくさ」は避けられない

長く快適に暮らしたいと思って建てた家でも、ライフスタイルが変わり住みにくさを感じるようになったり、経年による劣化や故障は避けられません。

その際に行うのがリフォームやメンテナンスですが、その内容は外装塗装から間取り変更、設備機器の交換などと幅が広いうえ、基礎・構造の劣化は外側からは分かりにくいものです。

「当社は、メンテナンスもリフォームも連絡窓口は1つです。暮らしの中で劣化や故障に気がついたときにご連絡頂ければ、メンテナンスエンジニアとリフォーム担当が状況を確認し、情報を共有することで最適な対応を取らせて頂いています」(三井ホーム 東京オーナーサポート部 東京リフォーム営業室の田中夏美さん)。
三井ホームのオーナーズデスク

三井ホームのオーナーズデスクは、365日24時間体制で要望を受付。休日や夜間の緊急時には、オーナーズデスクのオペレーターがメンテナンス担当者と連携を図って迅速に対応しています。


「自然災害による建物被害も、この窓口で対応しています。数年前、東京でひょうが降ったとき、窓ガラスや雨どいに被害が出たとご連絡を頂いたお客様には、すぐに処置に伺いました。

後日、ご連絡がなかったお宅にはお電話をして、気づかれていない場所に不具合が発生していないか点検のために訪問しています」(三井ホーム 東京中央オーナーサポート部長 豊島秀一さん)。

<事例> 築10年で1階をカフェに増築リフォーム

三井ホームでは、2年、10年、20年、30年目に無料で定期点検を行っています。
点検時に「今の暮らしに合うようにリフォームしたい」とご相談を頂き、メンテナンスのための工事と、暮らしに合わせたリフォーム工事を同時に実施されるケースは多いようです。その事例として、千葉県O様邸をご紹介しましょう。

O様邸は、長年ガーデンデザインの仕事に携われている奥様と、定年後、奥様のお仕事を手伝いつつ、家の1階にカフェをオープンしたご主人がお二人で住まわれています。

10年目の定期点検のとき、手狭に感じていたカフェを広げたいというご相談を受け、カフェスペースを庭側に若干増築するリフォームを実施されました。ご夫妻お気に入りの窓を増築スペースで再利用したり、以前の開口部は味わい深いレンガタイルで縁取るなど、趣のある雰囲気を演出しています。
三井ホーム実例

 

三井ホーム実例

明るく開放感あふれるカフェスペース。写真上は以前からのスペース、写真下が増築したスペースです。どちらのスペースにも同じ床タイルを敷き詰めることで、新旧のスペースが美しくつながる増築となりました。


増築と同時に外装メンテナンスも実施、上品で優しい色合いのイエローに塗り替えられています。

沢山の木々や寄せ植え、ガーデンファニチャーの展示スペースも兼ねた庭は、カフェのお客様や地域の方が散策されたり、一緒にお茶を楽しむこともあるそう。O様の今のライフスタイルに合わせたリフォームによって、住まいはさらにご夫婦の日々を豊かに彩るようになりました。
三井ホーム実例

 

三井ホーム実例

写真上はリフォーム後、下はリフォーム前の外観。外壁はホワイトからイエローに塗り替え、既存の屋根も再塗装を実施。10年の間に大きく育った緑に、一掃映える佇まいとなりました。


「O様もそうですが、当社で家を建てられた方は、築年数と比例して住まいへの愛着が増していると感じることが多いです。愛着ある家だからこそ、“リフォームやメンテナンスをしてよかった”と思って頂けるような提供したいと考えています」(田中さん)

最新の設備や素材をとり入れ、暮らしをより快適に

紹介した事例のように、愛着のある家に長く快適に住み続けるためには、メンテナンスとリフォームの両方が大事になります。

「メンテナンスは、住まいの“健康”を保ち続けるために重要ですが、リフォームは暮らしに“新しさ”や“豊かさ”、“快適性”をもたらします。そういう意味でも、ライフスタイルに変化が起きやすい築10年、20年目頃は、リフォームの必要度が増すケースが多くなります」(豊島さん)。

「暮らしている方は今の住まいに不満がなくても、新築時にはなかった設備や素材、技術の進化によって、さらに快適で、お好みのインテリアを楽しめるお住まいをつくれる可能性があります。

それを伝えるのが私たちリフォーム担当の役目だと考えているので、ときにはオーナー様をショールームにお連れして最新の設備をご紹介しています」(田中さん)。
三井ホーム実例

 

三井ホーム実例

スタイリッシュなキッチンを取り入れて、空間を一新したリフォーム事例(写真上:リフォーム前、写真下:リフォーム後)。「時が経つとお客様のお好みが変わることもあるので、イメージに近い物を一緒に探することもあります」(田中さん)


家を建てた会社にリフォームをお願いする「安心感」

今の暮らしに合わせたリフォームしたいと思っても、間取り図を紛失してしまったり、依頼先の会社を探しに手間取ったりと、なかなかスムーズ進められないケースも多いようです。

その点、家を建てた会社なら、新築時の図面が保管されていることが多く、構造も熟知しているので、大幅な間取り変更などでも安心感を持って依頼することができます。
図面

 

図面

構造を知らないと難しい壁や造作収納の撤去、窓の新設などは、家を建てた会社なら安心してお願いできます。


今回お話を伺った、三井ホームundefined東京中央オーナーサポート部長undefined豊島秀一さん。「今の住宅の構造は、適切なメンテナンス・リフォームをすれば100年は持つといわれています。私たちは、その期間に起きる様々な事項に対応する“ホームドクター”のような存在でありたいと思っています」

今回お話を伺った、三井ホーム 東京中央オーナーサポート部長 豊島秀一さん。「今の住宅の構造は、適切なメンテナンス・リフォームをすれば100年は持つといわれています。私たちは、その期間に起きる様々な事項に対応する“ホームドクター”のような存在でありたいと思っています」

「一般的な住宅メーカーは、新築、メンテナンス、リフォームを別々の会社で請け負うケースが多いです。この場合、リフォームしたいと思い新築時の会社に相談しても、実際のリフォームは別の会社が行います。

しかし当社では、新築・メンテナンス・リフォームを同じ会社で行っています。どの窓口にご相談頂いても、同じ会社なので建物に関する情報共有を確実に行えるため、スムーズかつ的確な対応ができます。

私たちの方が家の状態を把握しているとご理解頂いたオーナー様からは、“次に何をすればよいか提案して欲しい”と言われることもあります」(豊島さん)

三井ホームundefined東京オーナーサポート部undefined東京リフォーム営業室undefined田中夏美さん

三井ホーム 東京オーナーサポート部 東京リフォーム営業室 田中夏美さん。「愛着を持って住まれている家は、かけがえのない財産です。しっかりとしたメンテナンスやリフォームをすることで、次世代に暮らし継いで頂きたいと考えています」。

「リフォームをしたいとご連絡を頂いたお宅に伺うと、初対面でもすんなりリビングに通され、様々なお話をして頂けます。

これは新築時から積み重ねた当社に対する信頼があるからこそだと思うので、その信頼を損ねないように、家も暮らしもより良い状態へと導き、この先も長くお付き合い頂くことが私の役目だと思っています」(田中さん)


いずれは必要になるメンテナンスとリフォーム。これらを見据えたうえで建築会社を選ぶということが、愛着のある住まいをつくり、快適かつ安心して住み続けるために重要であると言えるでしょう。

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