エクササイズ

飯テロCMも怖くない!CM中の6分でお腹を引き締め

テレビを観る時間が長い人は太るという説があるのは、おいしそうなグルメやスイーツのCMを観るとついつい食べたくなるから? でも、テレビを観ているリラックスタイムにも程よい運動をすれば、そんな「飯テロCM」だって怖くありません。CM中にできる美腹エクササイズを紹介します!

森 和世

執筆者:森 和世

エクササイズガイド

 テレビを観る時間が長い人は太るって本当?

社会科学の分野ではほぼ認められている事実である。すなわち、テレビをたくさん観る人ほど、あまり観ない人に比べて太る傾向がある。テレビを観なければ観ないほどやせ細っているのだ。14歳でも44歳でも関係ない。

出典:『そのひとクチがブタのもと』(ブライアン・ワンシンク著)

無意識の食べ過ぎこそが肥満の正体だ、とするドクターが実験・実証した書籍の一説です。皆さん思い当たる節はありませんか?

ガイドは仕事が忙しい時はほとんど間食をしませんが、テレビを観る時は必ずと言っていいほど、手軽に食べられる何かを用意してしまいます。

また、CMを眺めていると「飯テロ」とも言える魅力的なグルメがひっきりなしに目に飛び込んできます。湯気の立ったラーメンやピザ、ひんやりとおいしそうなアイスクリームなどを目にしていると、「なんだか、お腹がすいたかも」と思い、キッチンに立ってしまうことしばしば。

考えてみれば当たり前なのですが、どの企業も購買意欲を刺激するために、手軽でおいしそうなCM作りに余念がありません。ですから、食欲が沸くのは当然で私たちが悪いのではありません!

……ですが、そこで食欲の誘惑に負けないようにするには、食べない環境をつくるしかない! つまり「動く」しかないのです。1時間テレビを観ていると、最大6分のCMが流れます。この時間をエクササイズタイムにして、無駄な完食をシャットアウトしましょう。


簡単ポーズで「どこから見ても美腹」を作るエクササイズ

今回ターゲットにする部位は、ちょっと気を抜くとすぐ脂肪がついてしまうお腹周りです。

このエクササイズ最大のポイントは、足を伸ばす動作で腹直筋、膝を胸に近づける動作で腹斜筋を刺激すること。これにより引き締まったお腹とクビレを同時に手に入れましょう。ぜひ、CMのスキマ時間を有効利用して、「いい感じのお腹」を作ってみてください。


■効果:メインはお腹の引き締め。太もも引き締め・体幹強化も期待できます。

■実践期間:1日6分×週3回×3週間でボディラインに変化が生じてきます。

■やり方:
1.体育座り姿勢になり、両手はお尻の後ろの床に着く
どこから見ても美腹エクササイズ1undefined床に体育座り姿勢になる

どこから見ても美腹エクササイズ1 床に体育座り姿勢になる


体育座り姿勢になり、両手はお尻の後ろの床に着けます。顎は軽く引き、吐く息とともにお腹を腰に引き寄せるイメージで、ドローイングします。

2.両膝を伸ばし、まっすぐ前に伸ばす
どこから見ても美腹エクササイズ2undefined両膝を伸ばし、足をまっすぐ伸ばす

どこから見ても美腹エクササイズ2 両膝を伸ばし、足をまっすぐ伸ばす

両膝を伸ばし、まっすぐ前に伸ばします。この時、上半身が後ろに倒れないように注意してください。

3.両膝を曲げて、右胸に近づける
どこから見ても美腹エクササイズ3undefined両膝を右胸に近づける

どこから見ても美腹エクササイズ3 両膝を右胸に近づける

両膝を曲げて、右胸に近づけます。両膝が離れないように注意しましょう。

4.両膝を伸ばし、まっすぐ前に伸ばす
どこから見ても美腹エクササイズ4undefined両膝を伸ばし、まっすぐ前に伸ばす

どこから見ても美腹エクササイズ4 両膝を伸ばし、まっすぐ前に伸ばす

両膝を伸ばし、まっすぐ前に伸ばします。腰が痛いと思ったら、軽く膝を曲げるなどして無理のない範囲で動作してください。

5.両膝を曲げ左胸に近づける
どこから見ても美腹エクササイズ5undefined両膝を曲げて左胸に近づける

どこから見ても美腹エクササイズ5 両膝を曲げて左胸に近づける

両膝を曲げて左胸に近づけます。2~5の動きを30秒間のCMの最中に実践してください。30秒のCM中に左右2回ずつ動作できる計算で考えると、約24回できます。


CM中の6分でお腹を引き締めるエクササイズは以上です!

上半身の姿勢が崩れないようにするには胸を天井方向に押し上げ、顎を軽く引くのがポイント。1日約24回を週3回ペースでまずは3週間。これだけ実践すれば、お腹がペタンコになるのも時間の問題。ぜひ、CM中に楽しみながらトライしてみてください。
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※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。
※ダイエットは個人の体質、また、誤った方法による実践に起因して体調不良を引き起こす場合があります。実践の際には、必ず自身の体質及び健康状態を十分に考慮したうえで、正しい方法でおこなってください。また、全ての方への有効性を保証するものではありません。

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