必要以上に体を冷やすことがないカラダ思いのアイスハーブティー

ハーブティーイメージ1

抗酸化力のあるハーブティーは、夏の終わりの疲れた体と肌に元気を与えてくれます

ハーブティーには、抗酸化作用や糖化を抑制する作用があることを知っていますか? 強い日差しを浴びたり、エアコンの影響で体が冷えてしまったりと、真夏のストレスが溜まり、疲れが出てくるころです。肌や健康のことが気になる人は、アンチエイジング効果が期待できるハーブティーを取り入れてみましょう。

植物療法の専門家である林真一郎さんに、夏から秋に向けておすすめのハーブティーについてお聞きしました。

「暑い日は清涼飲料水を飲みたいと思う人も多いと思いますが、どうしても体を冷やしてしまいます。ハーブティーなら冷たくしても、必要以上に体を冷やすことはありません。とくに、胃腸や婦人科系に悩みがある人は、体を冷やす飲み物は避けて、代わりにハーブティーを取り入れることをおすすめします」(林真一郎さん)。

夏から秋に向けて 美容と健康のためのハーブティー4選

ハイビスカスティー

クエン酸たっぷりのハイビスカスティー。ローズヒップとブレンドするとビタミンCがプラスされます。ティーの赤い色はより深くなります


林真一郎さんが選ぶ『夏から秋に向けて 美容と健康のためにおすすめの4種類のハーブティー』をご紹介します。どれも、美肌のため、夏の疲労回復のために役立つハーブティーです。


ハイビスカス&ローズヒップティー

クエン酸とビタミンC補給!
美肌と疲労回復に効果的な赤いハーブティー
ハイビスカスのドライハーブ

ハイビスカスのドライハーブ

ハイビスカスには、エネルギー代謝を高めて、疲労や夏バテを防ぐ働きがあります。ハイビスカスで入れたお茶は酸っぱいのですが、これはハイビスカス酸などの酸味成分が含まれているためです。腸内環境を整える働きがあります。

ローズヒップのドライハーブ
ビタミンCが豊富なローズヒップとブレンドすることで、美容効果が高まります。ハイビスカスとローズヒップのドライハーブは1対1でブレンドします。アイスハーブティーにしてもおいしく飲めます。


ペパーミントティー

メントールの香りが爽やかな
熱中症予防、胃もたれに役立つハーブティー


ペパーミントのドライハーブ

ペパーミントのドライハーブ

ペパーミントで入れるお茶は、爽やかなメントールの香りがして、心身をリフレッシュ。熱中症予防にも役立ちます。眠気を吹き飛ばして脳の働きを活性化する働きもあるため、集中力を出したいときにもおすすめです。

油っぽい料理を食べたあとに飲むと、消化を促し、胃のもたれなどの消化不良を防ぎます。アイスハーブティーにしてもおいしく飲めます。


月桃ティー

南方系のハーブ月桃で入れるお茶は
シミ・シワ予防、胃の不調に役立つ


月桃のドライハーブ

月桃のドライハーブ


 

九州南端から沖縄、インドまで広く分布する南方系のハーブ、月桃。沖縄ではサンニンと呼ばれています。

ポリフェノールなどを含み、抗酸化作用が強いため、シミ・シワの予防に役立ちます。水分の取りすぎによる胃の不調にも効果が期待できます。心と体の緊張をほぐすといわれ、体は疲れているのに気持ちが落ち着かなくて眠れないといった不眠の悩みにも役立ちます。


ヒースティー

シミ・ソバカス、むくみの予防に役立つ
アルブチンを含むハーブティー


ヒースのドライハーブ

ヒースのドライハーブ

ヒース(エリカ)は美白成分であるアルブチンを含みます。そのためヒースティーには、シミ・ソバカスなどの色素沈着を防ぐ働きがあります。利尿効果もあるため、水分の摂りすぎによるむくみにも効果的。

味があまりしないので、ビタミンCを豊富に含むローズヒップと1対1でブレンドするのもおすすめ。相乗効果により、美白効果がアップします。


おいしいハーブティーの作り方

おすすめのハーブティーとは?

おすすめのハーブティーとは?

日本茶を入れる方法とほとんど同じです。ドライハーブから有効な成分と旨味を十分抽出するために、熱湯を使うことと、フタをして蒸らすことが大切です。
  • ドライハーブをティーポットに入れ、熱湯を注ぎ、フタをして3~5分蒸らしてから、茶こしでこしながらティーカップに注ぎます。
  • アイスハーブティーにしたいときは、お湯の量を少なくして、蒸らす時間も少し長めにすることで濃いめに抽出したハーブティーを、氷をたっぷりと入れたグラスの上から注ぎます。
  • ドライハーブは、ティーパック入りのものも販売していますので、手軽にハーブティーを飲みたいときはおすすめです。

おすすめの4種類のハーブティーの中から、好みのものを選んで、ぜひ飲んでみてください。4種類それぞれ味が異なりますので、まずはいくつか試してみて、好みの味を選んでみるのもいいでしょう。

のどが渇いたときにハーブティーを飲み続けることで、夏の疲れを残さず、ストレスに負けない体づくりを目指しましょう。


記事監修/林真一郎(はやし しんいちろう)

林真一郎さん

林真一郎さん


グリーンフラスコ株式会社代表。薬剤師・臨床検査技師。ホリスティック医学としてのアロマテラピーやハーブ療法の普及に取り組んでいる。東邦大学薬学部客員講師。静岡県立大学大学院非常勤講師。日本赤十字看護大学大学院非常勤講師。著書に『ハーブと精油の基本事典』(池田書店)など。
(ドライハーブの写真協力/グリーンフラスコ株式会社)



※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。
※個人の体質、また、誤った方法による実践に起因して肌荒れや不調を引き起こす場合があります。実践の際には、必ず自身の体質及び健康状態を十分に考慮し、正しい方法で行ってください。また、全ての方への有効性を保証するものではありません。