チョコレート/チョコレートのおすすめ店

2017年夏のチョコレート!グラスで楽しむ限定スイーツ

暑い夏だからこそ美味しいのが、ひんやり冷たいチョコレートのデザート。センス溢れるクールなショコラ専門店のサロンスペースで、グラスで提供されるこの季節限定のチョコレートメニューを楽しみましょう。

市川 歩美

執筆者:市川 歩美

チョコレートガイド

2017年夏限定!人気チョコレート専門店のグラスショコラ

夏ショコラの季節です!私は毎年、夏こそチョコレートを楽しんでいます。チョコレートのお祭りのような秋・冬と違って、落ち着いてゆっくりチョコレートに向き合えるのと、私は夏のチョコレート専門店のサロンメニューが好きです。

高級ホテルのように選ばれたインテリア。心地良く冷房のきいたクールな店内で、美味しいチョコレートをいただく時間はまるで小さなヴァカンスのようです。暑さで疲れた心と身体が癒やされ、気分がリフレッシュします。

今回は、2017年夏限定の人気チョコレート専門店のグラスで楽しむチョコレートメニューをご紹介しますね。この夏の間に、みなさんもスペシャルなひとときをどうぞ。

<INDEX>
ジャン=ポール・エヴァン「グラス ピレ オ ショコラ」
ラ・メゾン・デュ・ショコラ 「パルフェ ソレイユ」
ショコラティエ パレ ド オール「パフェ パレドオール クールクール」


ジャン=ポール・エヴァン「グラス ピレ オ ショコラ」

ジャン=ポール・エヴァンでは、「グラス ピレ」が夏限定メニューとして登場しています。2012年からメニューになっていますので、暑い日のバー ア ショコラではこれ、という方もいらっしゃるかもしれません。
グラス ピレ オ ショコラ 1388円(税込) 8月31日までの限定メニュー

グラス ピレ オ ショコラ 1388円(税込) 8月31日までの限定メニュー

「グラス ピレ」とは、文字通り、グラス、そしてピレ(氷)。ただ、日本語で「かき氷」と訳すには、サイズ、表現ともにちょっとニュアンスが違う気がします。ジャン=ポール・エヴァンの「グラス ピレ」は、美味しいものを少し楽しみたい方のための、大人のデザートです。

私のように、かき氷を1度に沢山いただくのが、あまり得意ではない人には(冷えすぎるのが苦手な方、意外といらしゃいませんか?)、きっとちょうどよいボリュームだと思います。チョコレートと氷の繊細なお味の表現を無理なく感じ取れるサイズで、「冷たすぎる」という感覚までいかない範囲で楽しめます。

定番は「グラス ピレ オ ショコラ」。冷たいチョコレートドリンク「ショコラ グラッセ ナチュール トラディション」を氷にして作ったフローズンショコラにシャンティイ(生クリーム)をあしらっています。隠し味に、いり番茶が使われていますから、お味を探してみてくださいね。
グラス ピレ オ ショコラ ミラベル 7月31日までの限定メニュー

グラス ピレ オ ショコラ ミラベル 7月31日までの限定メニュー

それから、こちらは7月末まで限定発売の「グラス ピレ オ ショコラ ミラベル」です。キャラメル風味のシャンティイ(生クリーム)が、ショコラとフランス産ミラベル(プラム)の甘酸っぱさと調和。定番とともに、こちらもとても気に入りました。

こちらは隠し味に梅果汁が使われていますので、ん、梅らしきお味はどこだ?と探しつつ、味わってみてくださいね。7月末までの限定メニューなのでお急ぎください。

2017年夏の「グラス ピレ」コレクションは、定番「グラス ピレ オ ショコラ」を含む4種類があります。8月1日から販売開始となる「グラス ピレ」はこちらの2種です。
「グラス ピレ オ ショコラ カシス」「グラス ピレ オ ショコラ アナナス」8月1日~8月31日までの限定メニュー

「グラス ピレ オ ショコラ カシス」「グラス ピレ オ ショコラ アナナス」8月1日~8月31日までの限定メニュー

フランス産カシスを使い、カシスソースと、爽やかなバジルソースをトッピングした赤いグラス ピレと、果肉入りパイナップルソースをブラジル産カカオとともに楽しめる、黄色のグラス ピレ。どちらも心くすぐるマリアージュですね。

お仕事終わりに、ご自分のための夏の休日に。プチヴァカンス気分でジャン=ポール・エヴァンのバー ア ショコラに立ち寄ってみてはいかがでしょう。

DATA
ジャン=ポール・エヴァン
<販売期間>
グラス ピレ オ ショコラ:8月31日(木)まで
グラス ピレ オ ショコラ ミラベル:7月31日(月)まで
グラス ピレ オ ショコラ カシス、グラス ピレ オ ショコラ アナナス:8月1日(火)~8月31日(木)
各1388円(税込)
<販売店舗>
ジャン=ポール・エヴァン バー ア ショコラ併設店(伊勢丹新宿本店、表参道ヒルズ店、東京ミッドタウン店、三越札幌店、三越仙台店、京都店、岩田屋本店)


ラ・メゾン・デュ・ショコラ 「パルフェ ソレイユ」

ラ・メゾン・デュ・ショコラからは、1年ぶりに夏限定のパフェが登場しました。今年の新作は、東南アジア原産の柑橘「カラマンシー」の酸味とショコラをあわせた夏らしいパフェです。
「パルフェ ソレイユ」1620円(税込)9月2日(土)

「パルフェ ソレイユ」1620円(税込)9月2日(土)までの限定メニュー

太陽(ソレイユ)をイメージ。ゴールドを配し、洗練されたヴィジュアルです。

私はラ・メゾン・デュ・ショコラの限定パフェを、これまでに何度もいただいてきていますが、今回は最もカラー、内容ともに、チョコレート感のあるパフェだと思います。ボリュームはこれまでと同様に、小さめのグラスに入った上品なサイズ。

ラ・メゾン・デュ・ショコラのファンの方はご存じかと思いますが、ラ・メゾン・デュ・ショコラのパフェの特徴は、お腹がすいたーという時よりも(笑)、美味しいものをゆっくり少しだけ味わいたいティータイムや、デザートとしてお食事のあとに楽しみたい時などにふさわしいサイズです。
太陽をイメージしたデザイン

太陽をイメージしたデザイン

パレ状のショコラをあしらい、トップにはオリジナルのチョコレートアイスクリームを2スクープとシャンティイ(生クリーム)。アイスクリームを味わっていくとその下には、しっとり、バニラシロップをふくんだジューシーな生地が入っています。ババ(焼き菓子)のようなこのじゅわっとした生地がチョコレートパフェにはめずらしく、印象に残ります。

中にはクリーム入りのシューも

中にはクリーム入りのシューも

チョコレートのアイスクリームとともに、ビスキュイ(焼き菓子)が加わり、さらに、カラマンシーの果汁を凍らせて作った、カラマンシーの風味そのものを前面に出した半フローズン状のセミフレッド(半解凍させたもの)。きりっとした酸味、そして風味は、レモンともライムともユズとも違います。カラマンシー未体験の方は、ぜひこのパフェで体験してみてください。

そしてグラスの底の方には、パルフェのために作られたプチシューが入っています。チョコレートをかけクリームを入れたプチシューは、きりっとしたカラマンシーとショコラの後に、ぱふっとした食感で安心させてくれます。

ここのところ、ラ・メゾン・デュ・ショコラのシェフ・パティシエ・ショコラティエ ニコラ・クロワゾーシェフは、カラマンシーに注目しているそうです。ショコラとカラマンシーのマリアージュが、今後また別のスタイルで、登場するかもしれませんね!まずは夏のパルフェを楽しむことにしましょう。

DATA
ラ・メゾン・デュ・ショコラ

「パルフェ ソレイユ」1620円(税込)
<販売期間>7月13日(木)~9月2日(土)
<販売店舗>ラ・メゾン・デュ・ショコラ 丸の内店、青山店、六本木ヒルズ店、松屋銀座店


ショコラティエ パレ ド オール「パフェ パレドオール クールクール」

ショコラティエ パレ ド オールでは、シーズンごとに季節限定のチョコレートパフェが新作として登場し、毎回話題となっています。

この夏、私は「ここまで手が込んだチョコレートパフェを?」と驚いてしまいました。なんと、グラスの中がチョコレートのプレートで右と左の両サイドに分かれています。2つのパフェを半分こして味わっているかのような楽しさがあります。
「パフェ パレドオール クールクール」1850円(税別)

「パフェ パレドオール クールクール」1850円(税別)

写真を撮らずにはいられないヴィジュアルですよね!?

2017年夏限定パフェとして6月30日にデビューした「パフェ パレドオール クールクール」。すでにSNSでご覧になった方も多いかもしれませんが、内容をご存じない方がいらっしゃるかもしれませんので、構成を書くことにします。

■トップ
スイカのソルベ(昨年大好評だったため今年も復活。スイカのソルベは自家製、種を模しているのはチョコレートです)、ホワイトチョコレートとレモンのアイスクリーム、ホワイトチョコレートのソルベ、三角形の飴細工、フレッシュフランボワーズ、クリスタリゼしたカシューナッツ、カカオ風味のライムのソルベ、フレッシュミント

■左側
ナッツ入りのココアメレンゲ、そして、オリジナルブレンドしたチョコレートのクリーム、冷凍フランボワーズの蜂蜜マリネ、これが2層ずつ重なっています。

■右側
ミント風味のメレンゲ、クリスタリゼしたカシューナッツ、そして、ココナッツ風味のクリームとマンゴーのマリネが2層ずつ重なっています。
ファンが多いスイカのソルベが今年も登場

ファンが多いスイカのソルベが今年も登場

地道に、独自に数えたところ、18ものパーツがグラスの中に!そしてそれぞれのパーツは全て自家製です。チョコレートのソルベは、カカオ豆の段階から清里で作られた自家製チョコレートを使用、スイカ、マンゴーなどのフルーツも全てシェフが季節ごとに美味しいものを選び、フレッシュなものから作るという、手の込みようです。

結構なボリュームがありますが、フルーツたっぷり、ハーブが香るさわやかなチョコレートパフェ、というイメージですので、案外すっきりしています。
男性にも人気が高いそうです

男性にも人気が高いそうです

こちらは8月末まで提供予定。元気になるカラーも魅力です。

私は、このスイカのソルベひと口で、心が懐かしい夏休みに飛んでいきます。みなさんもこの夏の間に、体験してみてください。

DATA
ショコラティエ パレ ド オール

「パフェ パレドオール クールクール」1850円(税別)
<販売期間>6月30日(金)~8月末予定
<販売場所>ショコラティエ パレド オール 東京店・大阪店、アルチザン パレドオールBIS店


いかがでしたか?ショコラティエによって、味もヴィジュアルも繊細に作られたグラススイーツを、センスよく整えられた空間でいただく時間は、きっと夏を豊かな季節にしてくれることでしょう。2017年の夏をあなたのスタイルで彩ってくださいね。

<合わせて読みたい関連記事>
2017年版 チョコレートパフェ厳選5
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※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。
※メニューや料金などのデータは、取材時または記事公開時点での内容です。

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