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英語のビジネス用語でよく使われる略語一覧

今回は、英語のビジネス用語で使える略語を一覧で紹介するとともに、「使ってはいけない略語」についても取り上げます。英語にはたくさんの「略語」があります。日常会話でも「BGM」や「PC」など、すっかり日本語に馴染んでいるものもありますよね。

水野 稚

執筆者:水野 稚

英語学習ガイド

英語のビジネス用語の略語を使って、仕事をスマートに!

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ビジネス用語、英語での略語を知っていますか?


英語にはたくさんの略語があります。BGMやPCなど、日本語にすっかり馴染んでいるものもありますよね。日常的なやりとりではもちろん、ビジネスシーンでもよく使われています。今回は、ビジネスで頻出する略語を中心にみていきましょう。  

ビジネス用語の略語:メールや郵便の宛先で使われる英語

メールを送る相手は「To」で示されますよね。「CC」や「BCC」の機能は知っていても、何の略語かは意外に知られていないようです。
 
  • CC:carbon copyの略。カーボンコピー、つまり複写を意味します。
  • BCC:blind carbon copyの略。Blind(ブラインド)が付いているので、受信者にはわからない形で、メールの複写、copyを送ることができるのですね。
  • C/O:care ofの略。「~気付け」を意味します。郵便物を送る際に、受取人の住所以外の場所に届けて欲しい時に使います。出張先やホテルなどを宛先にできます。
 

ビジネス用語の略語:英文メール

  • BTW:by the wayの略。話題を変える時に、つなぎ言葉として口語でもよく登場する「ところで」。メールでもこのような形で使われます。
  • FYI:for your informationの略。「ご参考までに」という意味です。
  • PLS:pleaseの略。説明は要りませんね!
  • RSVP:répondez s’il vous plaîtというフランス語の略。英語にするとplease reply、つまり「お返事をお願いいたします」の意味です。パーティーの招待状などで使われる略語です。
 

ビジネスシーンならではの略語

  • TBD:to be determinedの略。検討中の物事に関して、「今後決定予定」という意味で使われます。
  • TBA:to be announcedの略。検討中の物事に関して、「今後発表予定」という意味で使われます。
  • TBC: to be confirmedの略。検討中の物事に関して、「確認中」という意味で使われます。
  • Inc.:incorporatedの略。「株式会社」を意味します。
  • CEO: chief executive officerの略。「最高経営責任者」の意味です。
  • AGM: annual general meetingの略。「年次総会」の意味です。
  • R&D: reserch and developmentの略。「研究開発」の意味です。
 

ラテン語由来の略語

  • i.e.(アイイー): id estの略。That is、つまり「すなわち」の意味です。Oxford Learner's Dictionariesには、このような例文が掲載されています:The basic essentials of life, i.e. housing, food and water(生活に必要な基本的なもの。つまり、住居、食料、水)
  • e.g.(イージー): exempli gratiaの略。「例えば」という意味です。この略語に続いて具体的な例を挙げていきます。同辞書には、popular pets, e.g. cats and dogs(人気のあるペット。例えば猫や犬)という例文があります。
  • p.s.(ピーエス): post scriptumの略。追伸の意味です。メールの最後に付け加える事柄に使います。ビートルズの名曲にも「PS I LOVE YOU」があるように、ビジネスに特化して使われるものではありません。あえて最後に「愛している」という胸キュン効果を狙っているのですね!
  • NB/N.B.(エムビー): nota beneの略。「注意」の意味です。同辞書には、NB The office will be closed from 1 July(注意 7月1日より事務所は閉館いたします)という例文があります。
 

頻出略語でもビジネスに向かないものもあるので注意が必要!

英語のビジネス文書やメールで略語を使うと、こなれた感が出てかっこいい感じがします。でも、ビジネスには向かないものもあるので注意が必要です。例えば、よく見かける「ASSP(as soon as possible)」です。

「できる限り早く」という意味です。例えば、I will send you an email asspのように、自分に対して使う分には問題ありませんが、相手への依頼としてasspを使うのは、「しのごの言わずに早くしろ」という印象を与えかねませんので、状況などをよく判断しながら注意して使ってください。

いかがでしたか?知っているようで知らない略語の世界。うまく使うと英語にこなれた感も出ますし、何より便利なことがあります。時と場合に応じた使い方をマスターして、早速活用してみてください!

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