香港/香港の観光・香港ディズニーランド

夏の香港観光 インスタ映えするスポット&グルメ2017

街中がエネルギーに満ち、躍動的になる香港の夏。この季節だからこそ楽しみたい、彩り豊かなひとコマを紹介します。インスタで話題のスポットや、SNS 映えする最新グルメなど、2017 年夏の香港旅ではぜひ訪れたい場所を厳選しました!

清水 真理子

執筆者:清水 真理子

香港ガイド

香港旅で訪れたい! インスタジェニックな最新スポット

ストリートアート

香港には元気な気分になれるビタミンカラーのアートがいっぱい!


香港はいつだって元気な街ですが、夏は一層エネルギッシュ!中でも SNS を中心に人気を集める、パワーを感じるスポットやグルメを紹介します!


1. 中環(セントラル)から上環(ションワン)のストリートアート

インスタで話題を集めているのが、お洒落なショップが集まる中環(セントラル)から上環(ションワン)にかけて。新旧入り混じる上、イギリス植民地時代の名残を感じる観光スポットとしても人気のエリアですが、今注目したいのは街角のストリートアートです。
ストリートアート

今やここで写真を撮らずして中環を語れない!

ストリートアートを最も効率よく見るには、中環(セントラル)のヒルサイドエスカレーターをハリウッドロードで降り、上環方面へ向かうというルートがおすすめ。ハリウッドロードと交差する小道をのぞくと、さまざまな壁画を発見!

上の写真は昔ながらの香港の住宅ビル「唐楼(トンロウ)」を描いたもの。ここは、人気のフォトスポットのひとつで、いつもポーズを決めた人たちが入れ替わり立ち代り写真を撮っています。

ストリートアート

みんな大好きブルース・リー!

店の壁画になっているものもあれば……

ストリートアート

屋台の壁にもお洒落なアートが。ちなみに、席に座って撮影する場合は料理を注文しないと怒られます。

屋台の内装(?)として溶け込んでいるものも。
ちなみに、この屋台の中で撮影するなら、料理を注文するのが条件です。

ストリートアート

ライトに照らされるとさらに幻想的。

ビビットな色彩の絵はお昼はもちろん、夜になるとスポットライトに照らされて雰囲気たっぷり。街に浮かび上がるように目に飛び込んできます。


2.フードトラックの2017年最新グルメ!

フードトラック

小腹が空いたときの強い味方。フードトラックは見た目も華やかなものが多い。

香港の夏は暑いだけでなく湿度も高いので、街歩きはこまめに休憩を挟んで。小休憩にしろ大休憩にしろ、ひと休みするときにもフォトジェニックなフードを選びたいところ。

今最も注目したいインスタジェニックな食べ物といえば、2017年2月からスタートしたフードトラック。肉まんや餃子といった点心から、麺やごはんもの、そしてフルーツたっぷりのスイーツなど、トラックごとにさまざまな料理を提供しています。
公主廚房

インスタ映えするカラフルなデザートを提供する「公主廚房(プリンセスキッチン)」

ちなみに、フードトラックでインスタジェニックに撮るなら、料理を手に持ちフードトラックを背景に入れるのがポイント。

フードトラックが現れる場所は予め決まっていて、湾仔(ワンチャイ)の金紫荊廣場や、尖沙咀(チムサーチョイ)の藝術廣場、オーシャンパーク、香港ディズニーランドなど、人気の観光スポットばかり。どのトラックがいつどこに来るかは以下のサイトをチェックして。

【フードトラックのスケジュール&ロケーション】
http://www.discoverhongkong.com/jp/dine-drink/what-to-eat/food-experiences/food-trucks.jsp
(日本語対応サイト)


3. デザイナーズなアフタヌーンティー

アフタヌーンティー

アイデア満載!デザイナーズホテルのカラフルなアフタヌーンティー

ゆっくり座ってひと休みするなら、アフタヌーンティーという人も多いでしょう。アフタヌーンティーといえば老舗高級ホテルのものももちろん魅力的ですが、写真で差をつけるなら、注目はデザイナーズホテルのもの。上の写真は、Hotel ICONのロビーラウンジGREENのもの。盛り付けも味もとってもユニークで洗練されています。クリエイティブな見た目にSNSにアップすれば「どんな味なの?」と質問攻めにあいそう。

<DATA>
GREEN
住所:Lobby, Hotel ICON, 17 Science Museum Road, Tsim Sha Tsui East, Kowloon, Hong Kong
TEL:3400 1300
アクセス:MTR尖沙咀東(チムサーチョイ・イースト)駅から徒歩約10分。
営業:月~木15:00~17:30
料金:月~木HK$218/1名、HK$398/2名
       金~日・祝HK$238/1名、HK$458/2名


4.「Happy Paradise」のパーフェクトディナー

くHappy Paradise

ユニークな盛り付けが目を引くHappy Paradiseの料理はインスタ映え確実!

ストリートアートで紹介した中環から上環にかけてのエリアにあるレストラン「Happy Paradise」は、思わず写真に撮りたくなる独創的な料理が魅力。実はこのレストランのシェフは、2017年アジア・ベスト・女性シェフに選ばれた才能の持ち主なので、味の方も保証付き。伝統的な広東料理をアレンジした料理は、どれも圧倒されるビジュアルとおいしさです。
帶子腸粉

点心の代表格・腸粉(ライスクレープ)のホタテ版「帶子腸粉」HK$110。腸粉をイメージすると良い意味で期待を裏切られます。

たとえばこの写真のホタテの腸粉。腸粉は香港飲茶でおなじみの点心のひとつですが、通常は具をライスクレープで包んでいますが、これはホタテを腸粉に刷り込んでなじませたもの。口に入れた瞬間に濃厚なホタテの味が広がります。
酢豚

なんておしゃれな酢豚!「●肉,豬臉青,燒菠蘿,芝麻」HK$158(約2291円)※●は「口」偏に「古」

パイナップルをくり抜き器にした酢豚は、黄色や紫の花びらを散らし、とてもカラフル。甘いタレに絡めた豚肉の旨味をこんがり焼かれたパイナップルが引き立てます。

Happy Paradise

アジアらしい照明をあえて用いたという店内

料理はモダンなのに、店内はあえてコテコテのアジアスタイルというのもおもしろいところ。原色の蛍光灯が妖しく照らす店内は、日本ではなかなか出会えない雰囲気です。

<DATA>
Happy Paradise
住所:UG/F, Ming Hing House, 52-56 Staunton Street, Central, Hong Kong
TEL:2816 2118
アクセス:MTR上環(ションワン)駅から徒歩約10分
営業:18:00~24:00
定休日:日曜

※次のページではインスタジェニックな海辺のリゾートを紹介します。


5. 喧騒を離れた夏の高級リゾート

Cavana

これが香港!? まるでリゾートのような癒し空間

この写真、どこだと思いますか?
正解は、レパルスベイ。香港島の南側にある高級ビーチです。
このビーチ沿いに2014年にできた「The Pulse」には、オープンエアのレストランやカフェ、ビーチショップなどが入っていて、ビーチを快適に過ごすには欠かせない存在でしたが、中でもCABANAはラグジュアリーなサマーリゾートが楽しめるイチオシの場所です。
the Pulse

オープンテラスのカフェから水着ショップなど、ビーチに必要な店が揃う「the Pulse」


The Pulseは横長に店が連なっていてブロックごとに入口が分かれています。
このカンフー像がある入口から入りましょう。
CABANA

ショップがビーチに沿って横に並ぶ形になっている「The Pulse」。「CABANA」の入るブロックは、入口にいるこのカンフー・マンが目印。

ルーフトップに広がるリゾート。ここの一番の特徴は「温泉」があること。と言っても温泉水ではありません。大きなヒノキのバスタブに温水を溜めたもの。香港の人たちは日本が大好きで、どうやら「温泉=極上の癒し」という発想でこの設備が設けられたようです。極上の癒しにふさわしく、ここでは温泉に浸かりながらシャンパンを飲めるラグジュアリーな空間を提供しています。
CABANA

夕日に照らされるヒノキ風呂の温泉(という名の温水プール)


ビーチチェアに横たわりながら見渡す景色は、広々としていてとてもぜいたく。海にポコポコと小さな島が浮かんでいるのが香港ならではです。
夕暮れ時になれば空の色が温泉に映り、一層ロマンティック。

ビーチ、温泉、シャンパン、カバナ……SNSで思わず自慢したくなる要素がいっぱいです!


<DATA>
CABANA
住所:Lobby A Rooftop, The Pulse, Repulse Bay, Hong Kong
TEL:2889 5939
アクセス:中環(セントラル)から「赤柱(スタンレー)」行きのバスに乗り、「浅水湾海灘」で下車。バス停からは徒歩約10分。
料金:CABANA EXPERIENCE(1名利用/温泉、シャンパン1本、ビーチタオル):オンライン予約でHK$580(約8410円)、予約無しでHK$680(約9860円)
EXCLUSIVE CABANA EXPERIENCE(2名利用/プライベートカバナ、温泉、シャンパン3本、ロッカールーム、ビーチタオル):オンライン予約でHK$3,000(約43500円)、予約無しでHK$3,600(約52200円)
営業:10:00~19:00
定休日:月・火 ※祝日は営業。


※HK$=14.49円(2017年7月6日現在)

取材協力:香港政府観光局
http://www.DiscoverHongKong.com


※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。
※海外を訪れる際には最新情報の入手に努め、「外務省 海外安全ホームページ」を確認するなど、安全確保に十分注意を払ってください。

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