レディースファッション/定番アイテムの着こなし・選び方

簡単!ウエストイン・前だけインコーデのコツとやり方

今主流のトレンドでありながら多くのアラフォー世代が抵抗を感じる着こなしとは「ウエストイン」。かといってウエスト周りにトップスをかぶせて体型カバーするのはもう古い!アラフォー世代でも取り入れられる「ウエストイン」のやり方、またその時に合わせるボトムスの選び方についてお伝えします。

横瀬 真知子

執筆者:横瀬 真知子

レディースファッションガイド

ダサくならない!ウエストインコーデのやり方とは

ウエストインをするかしないかによっての脚長効果は一目瞭然

ウエストインをするかしないかによっての脚長効果は一目瞭然

ウエストインする着こなしがトレンドな昨今、雑誌などでもトップスをボトムスに入れるスタイルが目立ちます。一方で、アラサー以上の女性が戸惑いを感じるトレンドランキングでは「トップスをインするオシャレ技」が一位になったほど、抵抗を感じている方が多いのも事実。聞こえてくるのは「ウエスト周りの体型をカバーしたいのに逆効果では?」「ヒップラインや太ももは隠したい」「ちょうどいいやり方が分からない」などの声……。

ですが、トップスをコンパクトに、ボトムスに重心を置いたコーデがトレンドなので、取り入れた方がオシャレに見えることには間違いありません! そして実はここで問題になるのは、ボトムス選びなんです。今回は「流行りなのはわかるけれど……」と及び腰な大人世代向けに、ウエストイン&ボトムスの選び方についてご紹介します。

ウエストインする?しない?はボトムス別で判断しよう

■下半身のラインが出がちな細めデニムにはインしない!
デニムにINはスタイリッシュですが、腰回りを強調します

デニムにINはスタイリッシュですが、腰周りを強調します

体型を自然に隠したい場合、下半身をごまかせないデニムにインは難易度高め。ウエストにかかるぐらいの丈感かどうかサイズ選びに気を付けて、普通にトップスを着る方がオススメです。もし上からジレやロングカーデなど長い羽織りを着る場合は、思い切って全部インでも良いかもしれません。

■太ももの目立たないカジュアルなボトムスには前だけイン
ハイウエストのボトムスには迷わず「ちょっと入れ」してウエスト位置を高く

ハイウエストのボトムスには迷わず「ちょっと入れ」してウエスト位置を高く

デニムでも気になる太ももがあまり目立たないワイドタイプやカジュアルなボトムス、ハイウエストパンツなどは前だけ「ちょっと入れ」して、目立たず脚長効果もプラスできるインの仕方がオススメ。ただしちょっとラフな雰囲気になるので、あまりコンサバすぎるパンツには合わないことも。コーデ全体の雰囲気を見て取り入れてみて下さい。

■ボリュームのあるワイド系やフレアスカートなどヒップが目立たないボトムスには全部イン
ワイドパンツやフレアスカートなど、ラインが出ないボトムスの時がチャンス

ワイドパンツやフレアスカートなど、ラインが出ないボトムスの時がチャンス

ヒップや足のラインを気にしないでいいボトムスは、ウエストインにもってこい! マキシ丈のワイドパンツやガウチョパンツ、フレアスカートや色味のはっきりしたアイテムなど面積の多いボトムスは重心が下がってルーズに見えるので、インすることで脚長効果も生まれて一石二鳥です。

10秒でできるウエストインの具体的なやり方

では具体的なやり方を見ていきましょう。
裾を出してそのまま着ただけだとロングボトムとバランスが取れません

裾を出してそのまま着ただけだとロングボトムとバランスが取れません

まず普通に白Tを着てみます。今のワイドボトムは大体ハイウエスト気味に作られているので、裾がボトムスに多めにかぶさるような感じになります。
指の幅がボトムスのウエストとの差です

指の幅がボトムスのウエストとの差です

指で示している部分が実際のボトムスのウエストとの差。この部分を入れ込むイメージです。
初めに前も後ろもキレイにインします

初めに前も後ろもキレイにインします

まずは前後をきれいにしまい込みます。このままだとスッキリしていますが、少しお腹周りが目立ってしまいます……。
ボトムスの上のラインにかぶせるぐらいのイメージで引っ張り出す

ボトムスの上のラインにかぶせるぐらいのイメージで引っ張り出す

両手で少しだけ引っ張り出した分を、ボトムスのウエストに自然にかぶせます。同じぐらいのボリュームになるように後ろ側も忘れずに。
少しシワが寄るぐらいの所で止めて出来上がり

少しシワが寄るぐらいの所で止めて出来上がり

お腹周りが自然に見えるよう、少しだけたるませて完成! ボリュームのあるボトムスはこれだけでぐっとコンパクトに見えます。

ハードルは下がる? 前だけインのやり方

せっかくのハイウエストボトムスもここまで隠してしまっては意味無し!

せっかくのハイウエストボトムスもここまで隠してしまっては意味無し!

足のラインが出ないカジュアルなボトムスにトップスを着ただけだと、楽ちんな分メリハリがなく、男性的なイメージになってしまいます。
潔いですが、ちょっとやり過ぎ感も……

潔いですが、ちょっとやり過ぎ感も……

実際に全部インしてみると、こんな感じになります。モデルさんがこう着こなしているのを雑誌で見かけることもありますが、実際はなかなか取り入れにくく、どことなく80年代な雰囲気もあってあまり現実的ではありません。
2つのベルトループの幅ぐらいのイメージがちょうど良いです

2つのベルトループの幅ぐらいのイメージがちょうど良いです

そこで、前の部分だけ少しインして、コーデにメリハリを付けます。指と指の間、ちょうど2つのベルトループの間ぐらいのトップスの裾を軽くウエストに差し込みます。
ルーズな雰囲気がポイントなのでしっくりくるボトムスを選んで

ルーズな雰囲気がポイントなのでしっくりくるボトムスを選んで

ほんの少しの差ですが、着こなしの抜け感は明らかに違います。少し入れるだけで済むので、体型カバーの点でもそこまで抵抗を感じず気軽にトライできるはず。
出来る事なら隠したい後ろ姿も適度にカモフラージュできます

できることなら隠したい後ろ姿も適度にカモフラージュできます

気になる後ろ姿も、強調したくないお腹周りは自然に隠れるので、目立ちすぎるということもありません。

最初は鏡を見てやると上手くいきますが、慣れると10秒ほどあればさっとできるので、忙しいお出かけ時にも実践しやすい着こなしのコツです。

体型カバーには「隠す」だけでなく、「メリハリをつけて見せる」というコーデのコツも効き目があるので、是非うまく取り入れながら白Tコーデを楽しんでくださいね!
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※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。

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